試乗するチャンスを頂いてから2日が過ぎました。
直後ってのはインパクトが大きい車ほど先入観で頭がイッパイになるようで、冷却期間を置くのが大切です。
冷静になっても2008が素晴らしい足回りと質感を持った車であることは何ら変わりませんでした(笑。
私にとって一番の問題は、再三書いてるようにAWD(四駆)が選べない事。
プジョーを調べてみたところ、どうやら全モデルFFという構成らしいです。
シトロエン・プジョーのグループとてFFのみという事らしい。
ただ、海外では「ディーゼルエンジン」とのハイブリッドモデルが上位車種に設定されてますね(ハイブリッド4)。
前輪をディーゼルで駆動、後輪をモーターで駆動するというちょっと変わったAWD系ハイブリッドです。
ガソリンとのハイブリッドは見つけられませんでしたし、ディーゼルも日本の規制にパスできてない様子。
試乗車の最新型エンジン、ディーゼルも同時に開発されてるらしいのでコレならパスできるのではと期待値が高まります。
また、ターボ付き1.2Lもあるようなので、今後はもっとパワフルになるかもと考えると更に魅力が増しますね♪
前後輪でパワーソースの違うAWD、気になります。
車体の小さな2008に応用できるかと考えれば難しいの、かなぁ。
FFのままでも、海外仕様のように「グリップ・コントロール」がオプションでも選択できれば良かったと勿体なく思うのです。
センターコンソール上のコマンドダイヤルで簡単に足回りの設定を変更できる上、「スノーモード」も付いてるあたりはAWDで無くても安心感を高めるのに相当貢献すると思えるのですが…。
また、AWDの話しではないのですが、プジョー・シトロエンは「ハイブリッド エア」という圧縮空気でエネルギーを蓄積したハイブリッド車の市販を2016年に予定してますね。
先のモーターショーには2008にハイブリッドエアを組み込んだカットモデルを展示、こちらも気になります♪
駆動方式と同じように抵抗を感じた「ナビゲーション」。
これは姉妹車シトロエンがパナソニックとの共同開発(モニターをオーバーレイするらしい)機を純正オプションとして提供してるので、プジョーとしてもやればできないわけじゃない気がします。
とはいえ、コレもそれなりのクセがあるようですが…。
海外メーカーの車共通の課題、ナビゲーション。
根本的な打開策は難しいのかなぁ。
なんやかんや好き勝手思った事を並べてしまいました。
ヨーロッパではルノーのキャプチャーや日産のジュークがライバルにあたるらしい。
普通にAWDがラインナップするジュークを考えれば2008もゼヒとも「仕事しない足が無い」のを選べるようになって欲しいなぁ~。
明日はまた大雪かもと天気予報が騒いでるのを見ると、やっぱり自分の使い方ではAWDは外せないと思ってしまうのです。
そうそう、変速機の話し。
日本には「AT限定免許」という妙な制度ができました(昔は無かったよー)。
2008の自動変速付き5速MTは、純粋なオートマチックと考えるとやや不便に感じる面がありました。
でもよくよく考えたら、オートマ限定免許でも操作できる「2ペダル式のマニュアル車」って解釈をすると途端に評価が変わると思うんです。
実操作はしてませんが、シフトレバーの前後ではなく「パドルシフト」で積極的に変速してやれば、クラッチペダルは無いけれど、シンプルな構造なマニュアル車を操作するような面白さがありそうに思えて♪
最近は男性が好みそうな少々マニアックな車も女性が積極的に楽しむ傾向があるとどっかの記事にありました(本当かな)。
2008の3ポジションのシフトパターンは女性にも判り易いし、パドルを使ってマニュアル車ライクに操る事も可能。
でもって外装も内装も上質でお洒落感に溢れてるとくれば、男性だけでなく女性にも目を向けて欲しいと思ってしまったのです。
それはシットリとした乗り心地も相まって、女性が普段使いの足としたり、友達同士で楽しむ車としたら画になるだろうなぁと予想したり。
何たって狭い道でも楽々なサイズなのですから(笑。
そういえば、知人のプジョーは普段奥様が足として乗り回してるらしいし。
仏の車って、生活感が漂うのに妙にお洒落みたい。
一度位は乗ってみたい、…AWDと使い易いカーナビがあれば(汗