ニュースを見て驚いた。
野辺山で3月の観測史上、最低温度を更新したとの話題。
マイナスの25.3℃って、どんな世界なんだろう(汗。
もうかれこれ30年程前、仲間と免許取りたてが嬉しくて、軽自動車で昼夜関係無しであちこち走り回ってた頃です。
真夜中の野辺山駅で記念撮影しようと「温度計(水銀)」を友人に持たせたところ、どんどん下がって-12℃位まででギブアップしたのを思い出しました。
駅も枕木も真っ白に凍りついてその程度、-25.3℃なんて想像もつきません!
車外に出てるのは10分程度が限界、エンジン切れば直ぐに水温計が下がります。
別所温泉近くの借家をスキーの足に使ってた時は、寝る前に水道の「水抜き」をしないと翌朝には凍って出なくなると「儀式」に苦労したっけ。
それでもせいぜい-15℃。
黒姫の頃は三菱ジープ(J54)だったけど、季節が早かったのか-10℃位。
寒いというか痛かった。
オートグローじゃないので30秒から1分近くグローしてエンジン掛かるかどうか、失敗したらやり直しとバッテリーにヒヤヒヤしたっけ…(J53はオートで楽そうだったなぁ)。
走れるようになっても5分位はスカスカでエンスト注意、ヒーターから温風が出るのは15分~20分後、それまでは防寒具で耐えるしかない(笑。
意外と温度の下がらない新潟の魚沼郡は湿った雪が大変だけど、防寒という点では比較的楽だった気が。
今はガソリン車だけど、ディーゼル車は寒冷地用の燃料(軽油)を使わないとゲル状になったり、酷いと凍りついて掛からなくなるので極低温時は難しいですよねぇ。
J54の頃はツールボックスに必ずアルコール系添加剤(低温での燃料凝固回避)を備え、都市部の燃料でも凍らせない様な備えしてたなぁ(でないと怖くて寒冷地に行けなかった)。
普段、極低温を知らない身としては-25.3℃なんて想像できない世界です(汗×5。