インドのスズキ、現地車 「セレリオ」 に自社開発の0.8L 小型ディーゼルターボを投入とか。
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2015/0603/
海外では意外に小型ディーゼルって多いみたい。
国内に一部が持ち込まれてる例だと、フィアットの 「パンダ4X4」 が1.25Lのディーゼルターボですし。
長く ディーゼル+MT だった身としては、ディーゼルエンジンの美点が恋しい(笑。
最近は マツダ が火付け役のようで、国内で本科的なディーゼル復権の動きが妙に騒がしい。
そんな中、スズキ(とはいえインドの話し)から小型ディーゼルターボ投入という話しはちょっと気になる。
ネットでは排気量を軽規格まで落として 「日本国内投入か」 なんて噂が出てるようですが、私的には残念ながらその可能性は低いと見てます。
日本の場合、世界的に見てもディーゼル車に対する規制のハードル、物凄く高い!
ディーゼル謳歌中のヨーロッパ車が、容易には日本投入を果たせていないところからも想像してしまう。
そもそも、先の 「NOx 総量削減法」 の時から気になってる 「大型車養護」 の規制値は、返して言えば 「小型車締め上げ」 になってる。
http://www.jama.or.jp/eco/exhaust/table_01.html
重量車の規制値が相当ユルユル(ココを締めなきゃ環境は良くならんよなぁ…)なのに対し、重量が軽いディーゼル車(ガソリンも)には、容易にクリアできそうに無い規制値が。
逆を言えば、排気ガスの後処理装置に頼らず規制をクリアした SKYACTIVE-D のようなエンジンが如何に凄いかと判る。
インドの規制値は、恐らく昔の日本程度なハズ。
正直、今回の E08A が日本の環境基準に適合するとは想像し難いのです。
それでも、他社が 「ハイブリッド」 や 「小型ディーゼルターボ」 で次々と小型車の心臓を強化してる中、エンジンで苦戦が見える 「スイフト」 とかのスズキ。
1.2L程度の小型ディーゼルターボとかの投入に成功すれば、かなりエコ的に魅力のあるラインナップになりそうで、ついついエールをおくるのです♪