ディーゼルエンジンが搭載されたり(代わりにV6ガソリンが消えた)、ミッションが6速ATになったりと興味ひかれるプラド。
あまり興味無かった(大き過ぎる、高過ぎる…)が、よくよく調べてみると意外に面白い。
先ずそのデザイン。
ランクルといえば、昔の40系、50系、70系のイメージが強く、今のプラドはどうしても顔に馴染めない(汗。
が、横や後ろからの姿は堂々として嫌いじゃない。
クロカン四駆ばかりを楽しんだが、こうした大柄な四駆はあまり好きになれなかった。
が、時代が変わり、大柄なSUVがウィンタースポーツやキャンプ、アウトドアにと活躍する今日、プラドのような車の価値が光って見えてくる。
高い室内高は大きな荷物を余裕で運べるのは今も昔も変わらず。
マイナーチェンジされた画を見ると、7人乗りの室内は実に上品で快適そうに見える。
ミニバンほど空間は広く無いにせよ、家族や友人と大勢で遊びに行くには面白そうですねぇ。
とても高い天井は、実スペース以上に広々感を与えてくれる。
2列シート(5人乗り)車は、リアシートがタンブルフォールディング(2つ折り)になっており、SX4同様にとても広い荷室が作り出せる辺り、遊びのお供に自由度がとても高そう。
運転席&助手席はといえば、必要以上に乗用車っぽく装飾されてないけど、木目が入ったりとさりげない上品さはさすが トヨタか。
シンプルなんだけど武骨さが無く絶妙?
助手席の前に アシストグリップ が無いから、これが乗用車だと判りちょっと寂しいかな。
外観は、あちこちで出てる画は恐らく海外仕様みたい。
国内は助手席側の前に、車前方下に人や障害物が無いか確認する小さなミラーが付くはず。
背の高い四駆だから仕方ないとはいえ、恰好わるいんだよなぁ…(涙。
これだけ股下が高ければ、河原でも荒れた雪道でも這うように走行可能でしょうね。
「タフネス」 が似合う姿です。
最近はあちこちで地震やら噴火やら、自然災害の多い日本だけに 不安な事象が目立ちます。
今回のプラドのように、いざという時に荒れた路面でも走破でき、ガソリンが入手できなくとも 比較的入手が容易な軽油で長距離を走れるディーゼルエンジン車は とても心強い存在だと思います。
近年だと、あの東日本大震災の時に ガソリンが入手困難になり、首都圏も10L程度のガソリンのために数十台、数百台と列に並ばされても手に入らなかった方、多かったのでは?
あの時、スタンドには沢山の軽油が残ってたんですよね。
計画停電は電気利用の自粛を自治体が呼びかけ、電気自動車の利用が問題になりかけました。
次にあの悪夢がいつ来るかと考えると、災害に強いディーゼルエンジンに強い興味を魅かれてしまいます。
災害時に自動車が簡易シェルターになる事、新潟県中越地震で叔父から聞かされてから気に留めてます。
それは自分だけでなく、家族を守る事にも繋がる。
…と、重い事を考えなくとも、環境と財布に優しく、高い走破性(ハイスピードという話しではなく)を楽しめる選択肢が増えたという事を素直に喜びましょうという事ですね!