闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

プラド、良く見ると意外に面白いかも

2015-06-17 16:20:00 | 日記

​ディーゼルエンジンが搭載されたり(代わりにV6ガソリンが消えた)、ミッションが6速ATになったりと興味ひかれるプラド。

あまり興味無かった(大き過ぎる、高過ぎる…)が、よくよく調べてみると意外に面白い。

 

先ずそのデザイン。

ランクルといえば、昔の40系、50系、70系のイメージが強く、今のプラドはどうしても顔に馴染めない(汗。

が、横や後ろからの姿は堂々として嫌いじゃない。

 

クロカン四駆ばかりを楽しんだが、こうした大柄な四駆はあまり好きになれなかった。

が、時代が変わり、大柄なSUVがウィンタースポーツやキャンプ、アウトドアにと活躍する今日、プラドのような車の価値が光って見えてくる。

 

高い室内高は大きな荷物を余裕で運べるのは今も昔も変わらず。

マイナーチェンジされた画を見ると、7人乗りの室内は実に上品で快適そうに見える。

ミニバンほど空間は広く無いにせよ、家族や友人と大勢で遊びに行くには面白そうですねぇ。

 

とても高い天井は、実スペース以上に広々感を与えてくれる。

 

2列シート(5人乗り)車は、リアシートがタンブルフォールディング(2つ折り)になっており、SX4同様にとても広い荷室が作り出せる辺り、遊びのお供に自由度がとても高そう。

 

運転席&助手席はといえば、必要以上に乗用車っぽく装飾されてないけど、木目が入ったりとさりげない上品さはさすが トヨタか。

シンプルなんだけど武骨さが無く絶妙?

 

助手席の前に アシストグリップ が無いから、これが乗用車だと判りちょっと寂しいかな。

 

外観は、あちこちで出てる画は恐らく海外仕様みたい。

国内は助手席側の前に、車前方下に人や障害物が無いか確認する小さなミラーが付くはず。

背の高い四駆だから仕方ないとはいえ、恰好わるいんだよなぁ…(涙。

 

これだけ股下が高ければ、河原でも荒れた雪道でも這うように走行可能でしょうね。

「タフネス」 が似合う姿です。

 

最近はあちこちで地震やら噴火やら、自然災害の多い日本だけに 不安な事象が目立ちます。

 

今回のプラドのように、いざという時に荒れた路面でも走破でき、ガソリンが入手できなくとも 比較的入手が容易な軽油で長距離を走れるディーゼルエンジン車は とても心強い存在だと思います。

近年だと、あの東日本大震災の時に ガソリンが入手困難になり、首都圏も10L程度のガソリンのために数十台、数百台と列に並ばされても手に入らなかった方、多かったのでは?

あの時、スタンドには沢山の軽油が残ってたんですよね。

 

計画停電は電気利用の自粛を自治体が呼びかけ、電気自動車の利用が問題になりかけました。

 

次にあの悪夢がいつ来るかと考えると、災害に強いディーゼルエンジンに強い興味を魅かれてしまいます。

災害時に自動車が簡易シェルターになる事、新潟県中越地震で叔父から聞かされてから気に留めてます。

それは自分だけでなく、家族を守る事にも繋がる。

 

…と、重い事を考えなくとも、環境と財布に優しく、高い走破性(ハイスピードという話しではなく)を楽しめる選択肢が増えたという事を素直に喜びましょうという事ですね!


祝? トヨタのディーゼル 復活! 1GD-FTV プラド♪

2015-06-17 15:21:00 | 日記

​久しぶりに ディーゼルエンジン が トヨタ の四駆に帰ってきた♪

昨年から期間限定で販売中(今月末分まで)の巨体な70系(オーストラリア仕様を並行輸入か)で期待とガッカリが半々な ランクル。

(サイズ、価格、維持費と全く手足が出せない…)

トヨタ車としては、乗用車の「クラウン」、クロカン四駆の「ランクル」と、実に息の長い 「伝統あるランドクルーザー」 の血統を継ぐ 「プラド」。

 

その心臓部に、トヨタとしては8年ぶりの 「ディーゼルエンジン」 復活です。

どうやら今回はトヨタ社内製の新設計となった模様。

2.8L の 直4ディーゼルターボ。

説明を見る限り、良くあるコモンレール式のエンジンみたい。

やや既存より 圧縮比を上げる というアプローチは、下げて効率を上げるマツダとは対照的に見える。

が、恐らく用途(こっちはトラック用みたいなものですし、実際にトヨタのトラックにも利用される気がする)から、より高負荷での性能を重視した結果かもしれない。

 

スペック、 177ps/3,400rpm、45.9kg/1,600-2,400rpm。

タコメーターを見る限り、4,500rpmからレッドゾーンになってるから、マツダに対して約1,000rpmほど回転域が狭い。

下からズ太いトルクでグイグイと巨体を振り回すタイプに見える、良いですねぇ~(笑。

 

クリーン度はといえば、さすがにマツダのようにエンジン単体で高度な燃焼を実現するというワケには行かなかったみたい。

メルセデスベンツ同様、排気ガスに尿素を噴射して浄化する 「尿素SCR」 が採用されて、クリーンディーゼル化を実現してます。

思うに、別に 「トヨタがクリーンディーゼルが苦手」 なのではなく、上記のように高負荷でも性能を出すための後処理方法になったと思います。

「軽油」 以外に 「尿素」 も補充せねばならないのは、ちょっと面倒かなぁ、気にならないか。

でもドンマイ、長く公道を 「堂々と走り続けられるエンジン」 である事が大事なのです♪

…尿素って、匂いとかするのかな?

 

燃費も JC08 で、11.8km/L と、2.2L のSKYACTIVE-D2.2 の半分程度ですが、搭載するプラドの車重を考えれば悪く無い、か。

こうなるとショート(2ドア)の70系の心臓として復活してくれないかなぁーと真面目に願ってしまいます(笑。

比較的軽いボディーに乗せたら、かなりキビキビ走りますよね、昔のLC70みたいに、きっと。

 

やっぱり、ヘビーデューティーな四駆には向いてるよなぁ、ディーゼルエンジン!

 

で、エンジンにばかり目が行きがちですが、私的に今回のプラドマイナーチェンジの目玉は トランスミッションの多段化ではと感じています。

 

トヨタ(レクサスも)の乗用車が軒並みCVT(どうも私は苦手で…)化する中、プラドのミッションが6速のATになりました!

回転数の低いディーゼルにはもちろん、ガソリンエンジンにとってもきめ細かいシフトはスムーズな加減速と高燃費に寄与します。

事実、ガソリンの2.7Lも 4速AT→6速ATで、約0.5Lほど燃費が良くなってます。

 

つまり、ここがプラドの大きな 「進化」 と見えるわけです。

 

さらに、これまた個人的にグっとくるのが新型エンジンの画像!

クランク軸方向に白い樹脂製の白い冷却ファン(直結?)が付いてるエンジン、「いいわぁ~」(笑。

 

今のエンジンはFF用ばかりで、タイヤの回転方向と同じほうが都合良いから、ほとんどが横置き。

 

おかげで、エンジンの回転を使ってラジエーターを冷やそうとすると無理がある(直角方向だしね)。

そして電子制御でファンを動かすため、電動ファン式になったりしてとんとお目に掛からなくなった。

見掛けるのはレストアされた旧車くらいなものです。

 

縦置きエンジンでもほとんどが電動ファンになる中、こうして直結で回す方法を選択したのは 「信頼性 と実用性」 を重視したためと考えます。

ランクルにせよジープにせよ、元々扱われる場所にはかなりハードなものも含まれてた。

極端に気温の低い場所や、やむ終えず川をザバザバと渡ったり、砂嵐の中でも走らされたり。

 

特に水中の走行時には、冷却ファンが完全に水没する事もありうる。

自分もジープでボンネットのすぐ下まで水没しながら走らされた事があるが、当然エンジンも水中に入ってしまうが止まってはいけない。

壊れるのは死活問題になるワケです。

より壊れにくいオーソドックスな構造が生きて来る事もある。

…足首まで水に潜りながら運転って、普通経験しないですね(涙。

 

「プラド」 というのは乗用車、トヨタも 「ライトデューティー」 と公言してます。

それでも、車名に 「ランドクルーザー」 が付く以上、地上最強のランクルの血が少なからず流れるという事みたいでなんか嬉しい。

 

さてさて、復活したトヨタのディーゼルエンジン。

オートマだけとはいえ、興味アリアリです(笑。

 

冷やかしになるけど、試乗してみたいなぁー