現在、スパ・フランコルシャン で WEC 第二戦が進行中。
CATVで生放送を 時々チェック。
短い6時間耐久とはいえ、ずっと見てるのはしんどい。
第一戦の シルバーストーンでは完全に2強の前に陥落した感の強かった トヨタTS050。
が、今回のスパでは 急に身軽になったように スムーズな走りが現段階の印象。
可夢偉のトヨタが、ツーリングカークラスの集団をジグザグにかわしていく車載映像に思わず握りこぶしに力が入る。
今回のトヨタは改良を施したのか、スピードにのれてるように見える。
スパ・フランコルシャンは 森の中に作られた、高低差のとても大きな難コース。
中でも、一気に坂を駆け上る 「オールージュ(赤い川)」 は迫力満点ですね。
ココを トヨタ TS050 は 7,000rpm 前後、280km/hで駆け上がるのが判る。
登り切った先は、300km/h以上の速度まで淀みない。
恐るべし、LMP1H。
詳細が判らないが、上位には アウディが1台、ポルシェが1台しか見えない。
双方、1台ずつがリタイヤか トラブルかに見舞われてるのかもしれない。
超テクニカルコースのせいか、デブリが物凄く多く、タイヤをバーストするマシンが続出中。
快晴で気温がかなり高いらしいので、タイヤ選択が厳しそう。
今年は フォード も復帰し、往年の ル・マン を彷彿とさせる ポルシェ、フェラーリ 、アストンマーティン 等の競演がWECのツーリングカーの見どころ。
フォードは顔がフェラーリ360みたいでノッペリしてるが、後方からの造形はプロトカーにしか見えない大胆なもの。
「フォード GT40」 以来、本気で ル・マン に殴り込みってところでしょうか。
う~ん。
市販車の復活が先ですが、マツダ には SKYACTIVE-R を完成させ、ル・マン に戻ってきて欲しい。
WECの LMP1は 日本車はトヨタだけが奮闘中。
日産は歴史に残る失態を晒し、今のところ リベンジする様子が無い。
GT-R ダケ が自慢だが、ツーリングクラスにもエントリーする気配も無し。
となると、可能性がある(期待できる) のは マツダ くらいなもの。
近い将来、トヨタ&マツダ が ル・マン であいまみえる なんて叶ったらいいなぁ。