英国で来年1月から販売開始される、新型 「3008」 の情報が出ました。
今年後半、パリ・モーターショーに市販タイプが出るとか。
海外サイトから画像を拝借(汗。
現段階ではCGですが、ほぼこのスタイルで登場するらしい。
私は、現行の 「2008」 が登場して直ぐ、試乗車のハンドルを握る機会を得ました。
今年になって、やっと 6速ATが登場しましたが、当時の 「2008」 は5速ASG(シングルクラッチ)。
それでも、同時期に試乗した 7速デュアルクラッチの 「ヴェゼル」 より滑らかさを感じ、「XVハイブリッド」 よりリニアで驚かされた(汗
勿論、シングルクラッチ故の クセ はあったのですが。
廻りには、「プジョー」 のオーナーって数えるほどしかいない。
でも、皆さん口揃えて 「独特の乗り心地は一見の価値がある」 と言う。
なので、「プジョー? どんなもんかな、伝説の 「猫足」 ってのは」 と 「2008」 で体験させて頂いた。
私の感想は、「何なんだ、この足は!!!」 でした(爆
フランス車は全体的に、ソフトな足回りに特徴があるといいますが、その中でも 「猫足」 と呼ばれ評価されてきたのが 「プジョー」 です。
いやはや、これは完全にヤラレてしまいました。
私のSX4(Ⅱ型2Lエンジン)も良く動き、シットリ系の足回りですが、次元が違う。
(現在のスズキ車は、ソリッドでドライな味付けに激変してますね)
ストローク感があり、路面の凹凸が 鋭角な衝撃を一切伝えずにいなしてしまう。
そのくせ、コーナーでもロール感が最少で、極小ステアリング(メーターはハンドルの上から見る!)でレーシングカーみたいなのに実にコントローラブル。
常にタイヤが路面を掴む安心感が豊か。
前席のみならず、後席も実に巧みに作り込んであり、その乗り心地はクラスレスな極上なものでした。
フランス人の質実剛健な考え方なのか、後席は畳むと座面がスッと下がり、完全フルフラットな空間が実に素晴らしい。
全ての車に触れてるワケじゃないけど、この車格で あの乗り心地と操縦感の良さは かなりの衝撃でした。←恐るべしプジョー!
「運転者を含め、乗員にトコトン 優しい車」 なのかもしれない。
最近、ご近所で 「2008」 を見かける機会が増えた気がする。
足がシッカリ動き、適度に締った乗り心地が ヤミツキ になった人が増殖してるのかもしれない(笑
「猫足」、素晴らしい~。
「3008」 は現行型も販売されてるけど、本国にあるようなディーゼルや ディーゼルHVは日本に入ってきていない。
「2008」 では家族構成上、ちと小さい(ヴェゼルやCX-3と同クラス)という方に 「3008」 は結構オススメになるかな。
この来年からデリバリー開始される 「3008」 には、1.2L のガソリン と 2.0Lのディーゼル、1.6L には ガソリン と ディーゼル、そして双方に 「超低燃費仕様」 が設定されるという。
ミッションは 6速AT と MTがグレードによって設定されるらしい。
「シトロエン」 と同グループの 「プジョー」 だが、こちらも独特の世界観が魅力ですね♪
日本車の多くが好む、ゴテゴテと作り込むコックピットに見慣れると少々寂しく見えるかもしれないが、大胆で斬新なデザインはさすがフレンチという感じがします。
…、これ日本仕様(右ハンドル)ってほとんど 「作り直し」 になりそうです(汗×3
にしても、お洒落 に見えるw
個人的に、腰痛持ちの方、女性の方、小さいお子さん等に プジョーの 落ち着いて優しい乗り心地は是非ともオススメしたいところ。
長距離運転が好きな方にも これは楽しいと思う。
残念ながら、輸入車なので 燃料はハイオクになってしまうのがちょっちネック。
私的には、ディーゼルが無い(日本仕様)とか、FFのみという所が引っかかって候補から落ちた 「2008」。
それでも、きっと多くの方が 「試乗」 したら 目からウロコで惚れ込むのでしょうねぇ♪
きっと 「高級車」 ではなく 「上質車」 が気になる方のツボに 今度の 「3008」 は嵌りまくる予感が。