乾燥も兼ねた雛飾り
今年も雛祭りの日が近づく。それに合わせ我が家でもお雛様が飾られた。今年38歳の娘のもの。
娘はすでに嫁ぎ2児の母になっている。しかしこのお雛様はこの家で今も飾られる。ふり返ると初節句に合わせて家内の実家から元気な成長をと贈られた。祖父母は心を込めたことだろう。また転勤族の私たちは、大きいお雛様が社宅には合わず実家に預ける。そのため私の父母は見る孫たちはいないが時期になると飾ったと言う。そのようなおかげで元気に成長した。4人の祖父母は1人になっている。今では妻が毎年飾る。
お雛様が取持つ心を娘も気付き温かい気持ちになる事だろう。その気持ちがまた次の子に繋がる。思いを馳せると、そのようにして幾代も重なって、今の我々はここにいる--。とはいえ、飾り方は写真のように合理的になっている。