お礼の言葉
義兄との出会いは、姉との結婚。私より3歳年上。義弟(妹の結婚相手)は1歳年上。そして私。兄弟の3人だ。
父が生存中に始まった、盆と正月の集い。都合が悪い数度を除き、今年の正月まで続いた。今年3月より義兄が病にかかり、8月は妹家族との2家族の集いとなった。3家族6人の親。子供は6人、一緒に育て揃って大きくなっていった。下の子は上の子を参考にしながら育つ。6人がそんな関係だった。もちろん親の影響もあるが。最年長の子供はもうすぐ40歳。内5人はすでに結婚。親になっている者もいる。もう安心だ、自分で又は夫婦で考えながら人生を歩んで行けると私は思っている。
先日、急に義兄が他界した。子は最年長の子供だが、喪主を務めた。義兄は自分が不治の病にかかったと知って、葬儀のことも含め、伝えたいことをノートしていた。それも役立って、喪主は通夜の前夜から準備をし、一つひとつ決めていった。そばの者に時おり相談をしながら。
立派に役割を果たして、葬儀は進んだ。共に育てた子供たちは、世代交代ができるまでに成長していた。改めて私はそれを知る事ができた。「義兄さん、しっかり務めたよ--」