今日は四月十一日。やっと天気が晴れて太陽熱温水器が活躍する。今年は菜種梅雨の期間が長い、四月の降雨量も多そうだ。
この時期の長雨は「菜種梅雨」だが、言葉について調べる。「菜種」は「菜の花」の意味もある。また「梅雨」は「黴雨」(ばいう)から。「黴雨」は黴(かび)が生えやすい時期の長雨。黴が梅(どちらも、ばい)となった。梅の実が熟する時期の長雨とも。従って、「菜の花が咲いている時期の長雨」だ。
冬から夏への季節の移り変わりの時期に現れる不安定な現象には、春一番・菜種梅雨・春の嵐・梅雨などがある。
天気に左右される長い生活に育まれて、この現象に付けられた名前だ。四季をそしてその違いを理解する日本人を繊細だと思う。
写真は川沿いの「桜と菜の花」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます