仮建て鯉のぼり
今日は春分の日。夜の長さと昼の長さとが同じだといわれている。これからは夏に向かって昼の長さが長くなってゆく。端午の節句が今日から一月半後頃にやってくる。孫息子の端午の初節句となる。元気に大きく育っており頼もしいが、お祝いをする時の“お飾り”について祖父と親と話をした。
親である私の息子に約40年前に飾ったものを見つけて、写真に撮って送ってみることになった。とはいえ、どこにあるのか。携帯電話のように電話して「音」を頼りに探す方法は採用できない。転勤族であったため、数回持って移動している。しかし熱心に探したため見つけることができた。兜と鯉のぼり(ベランダ用)。
1980年代にはまだジェンダー平等だとかひとり一人の子にはそれぞれに飾りが必要だなどとは言わなかったと覚えている。しかし「今では時代は進んでいる」と家内情報局はいう。孫の将来を望むなら、と鯉のぼりは購入することになる。さすがに兜は、親と共通の飾りを使うことを祖父も親も黙認し、まだ日数に余裕はあるのだが郵送する。添付写真の鯉のぼりは再組立てして建てた仮のもの。
「お飾りは各個人に必要だ」とは、販売する側の発言であろう。失礼な断定であるかもしれない。確かに個人とお飾りとは一対でも良いだろう。しかし私には、姉妹共有や兄弟共有の願い飾りで、さらに同性親子共有の願い飾りであっても良いように思える。
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