信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

相模女子大学冬季地域協働活動:2日目

2020年02月25日 | 生坂村の取組
いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
相模女子大学冬季地域共同活動:2日目 味噌づくり
今回は5人の学生さんが生坂村で活動しています。

今日は朝から農業公社の加工施設で、味噌づくりを体験しました。
水につけてあった大豆を専用のカゴに入れ、大きな圧力釜でゆであげます。

ゆであがりを待つ間は、発酵器から大量の麹を取り出して、少しずつ塊をほぐす作業も。




ゆであがった大豆を冷まし、空いたカゴに次の大豆を入れてまた釜へ。




そして大豆をペースト状にして、塩を均等にふりかけて寝かせます。




何度か繰り返すうちにだんだんと慣れてきて、役割分担しながら手際よく作業していました。

古坂区 農業懇談会&相模女子大学冬季地域協働活動

2020年02月25日 | 生坂村の懇談会
 25日(火)午後2時から、今年度最後の農業懇談会を古坂区公民館で開催させていただきました。
 最初に私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農業委員会長、担当の農業委員、JA松本ハイランド、農業公社理事長・事務局、副村長・振興課長・担当職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 藤澤産業係長から、人・農地プラン、今後の地域農業のあり方、県営中山間総合整備事業、農業委員等の説明をし、いくさかの郷への農産物等の出荷物のお願い、JAから夢づくりサポートについてなどのお話をさせていただきました。


 古坂区の今後の地域農業のあり方は「当区は、村の中でも特に高齢化と過疎化が進んでいる集落で、農地も少なくそのほとんどが傾斜地となっている。農地面積も小さく作業の機械化も難しいため、個人ごと現状を維持しながら農地保全を図るとともに、遊休農地抑制のため住民共同による山菜栽培など、楽しみながら生きがいづくりとなる農業を進める。」となっております。


 主なご意見・ご要望に対してお答えした概要は、黒ニンニクは高く苦く、蜂蜜に漬けたが美味しくなく、12日で出来上がる専門の機械で作ってみたことについては、大日向ニンニク生産組合は、炊飯器で作っているが、甘みがあって、ふるさと納税の返礼品としても結構出ていること、ホワイト六片を栽培するには、畑に苦土石灰を入れて、毎年違う場所に植えないと連作障害がでること、マルメロはカリンとは違うが沢山成ることについては、マルメロの食べ方、漬け方などのレシピがあるといくさかの郷で売れること、福寿草は群生しているとのことで、秋にポットに入れて売ってみては如何か、栗も成っているが、鹿が食べてしまっていること、来年度の元気づくり支援金でハウス2棟を貸し出しするので、区で2~3人で分けて栽培してみては如何か、栽培講習会は農協や普及センターにお願いして実施するので、気軽に栽培して骨組みがしっかりしていればビニールだけでも良いこと、葉物は鹿に食べられて、実際失敗している方もいること、全地区から出荷していただきたいので、前向きに取り組んで欲しいこと、組織の会計は区で行えば如何か、一年目は種代、苗代が出るので、出荷はいくさかの郷とファーマーズガーデンにお願いしたいこと、ワラビがあるが毎日採ることが大変ですが、何センチと決めて採り、直売所には結束機や輪ゴムでまるめて販売し、個人か区で登録するすれば良いこと、松茸はとても売れるので出荷していただき、地元でもキノコ栽培して他のキノコも販売してみては如何か、沢にワサビがありますから、今年の春はワラビとワサビの出荷は如何か、竹の子はあるが、イノシシに根っ子を食べられていること、1メートルに1本の竹林整備が良いから、講習会を開催するので整備をして出荷して欲しいこと、粘土質でも、ねぎ、ズッキーニなど野菜全般の栽培は可能で、果樹類も排水対策と堆肥を入れるとしっかり育つこと、今年も柿がなっていたのは、そんなに霜が降りないとのことで、大きな木になっているので、草尾の柿組合や大好き隊員に剪定をお願いするなど、早めに対応していただきたいこと、硫黄燻蒸は葉書でやると消えないし、一晩燻蒸し干すこと、何事も始めないと分からないこと、春にはワラビ、コゴミ、竹の子、ワサビ、秋には柿、福寿草の出荷販売など、楽しみを見つけて取り組んで欲しいこと、電気柵の補助は村内だけかについては、要項を調べて連絡することなど、様々な意見等に対して和気藹々後懇談させていただきました。 


 古坂区は当村でも農業の条件が不利地域ですので、農地保全やいくさかの郷へ野菜や山菜などを出荷していただくために、区民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。出席された皆さん、色々なご意見・ご提案をいただきありがとうございました。

▽ 午後5時30分からは、相模女子大学冬季地域協働活動で5名の学生さんが、昨日から生坂村に来村され、歓迎会の前にやまなみ荘の玄関前で記念撮影をしました。


 相模女子大学冬季地域協働活動は、昨日来村され、村内視察と打合せをしていただき、本日は農業公社で味噌造りを手伝っていただき、明日からもそれぞれの団体の皆さんのご協力をいただきながら色々な活動をしていただきます。村民の皆さんとの触れ合いや協働活動の中で、生坂村の活性化・情報発信などについて提案していただければと思います。

出産祝い金贈呈&保育園でセカンドブック贈呈

2020年02月25日 | 生坂村の取組
 25日(火)は朝方青空が見えましたが、次第に雲が厚くなり段々と雨が降り出しました。
 午前8時40分からは、私が生坂村民を代表して出産祝金をお母さん、お父さんに贈呈しました。今回は12月にお生まれになった女の子に、「当村では、子どもたちを村の宝と思い、行政は勿論ですが、村民も一緒にお子さんの健やかな成長を願っております。保健・福祉・教育など、若いお母さん方が安心して子育てできる体制が整っておりますが、さらに今後も若いお母さん方の声をいただきながら、のびのびと子育てができる村づくりを目指していきたいと考えております。」などとお祝いの言葉を添えて、出産祝金を贈らせていただきました。






 子どもさんのご様子や家族との触れ合いのことなど、嬉しそうにお話しするお父さん、お母さんと和やかに会話が弾みました。




 午前10時からは「ブックスタート事業」の「セカンドブック贈呈」が保育園で開催されました。ブックスタートとは、赤ちゃんと保護者が絵本を通して、心ふれあうひと時になるためのきっかけを作る活動でして、1992年にイギリスで始まり、2000年から日本に広がり、今では全国の各市町村で取り組まれているとのことです。
 当村は、1歳ごろの子供さんにブックスタート、保育園年少児にセカンドブック、小学校1年生にサードブックと3回本をプレゼントして、本に親しんでいただこうと進めております。


 私から、絵本を通して文字や絵に親しんでいただき、お母さんやお父さんから絵本を読んでいただき、親子のふれあいを大切にして、感情豊かに健やかに育っていただたいなどの挨拶をしました。


 今回のセカンドブックは保育園年少児の子供さんに、丸山司書が選んで「おむすびころりん」をプレゼントさせていただきました。
本日は参加していただいた6名の可愛い園児たちに、私から「絵本を読んでね」と言って、一人一人に絵本をお渡ししました。




 丸山司書からブックスタートの意義と絵本の読み聞かせ等について説明があり、「まゆとおに」の読み聞かせをしていただきました。




 「図書室からも借りていって、絵本を読んでください」と名前入りの袋もプレゼントし、子ども達は好きなハンコを選び、袋に押印していました






 子ども達が絵本を通して、お母さんをはじめご家族と触れ合うことで、健やかにたくましく成長することを願う次第です。ご参加いただいた子ども達と園長先生や先生方、お忙しい中ありがとうございました。

▽ 朝の写真は下生野上空からの風景です。







 今日生坂村では、小学校でALT、中学校で集金日①、なのはなでお裁縫Sewing、出産祝い金贈呈、離乳食教室、公民館でバドミントン教室、教育委員会定例会、古坂区農業懇談会、草尾区申告相談、相模女子大学冬季地域協働活動歓迎会などが行われました。