信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

介護保険運営協議会&国民健康保険運営協議会

2020年02月19日 | 生坂村の会議
 19日(水)は晴れて穏やかな天気で、昼間の寒さは少し和らぎ、日差しの下ではホッと一息つけそう一日でした。
 午前10時からの令和元年度 介護保険運営協議会は、最初に会長互選があり、民生児童委員協議会の大澤彰治会長にお願いし、令和元年度介護保険等事業・介護保険会計報告としては、新規の介護認定者は前年度7名減でして、居宅利用者、地域密着利用者は若干減っておりますが、施設利用者の大幅増により介護給付費が増えている状況の説明を受け、令和2年度介護保険等事業・介護保険会計(案)について、当初予算(案)と保険給付費・地域支援事業の内訳等の説明をしていただきました。


 次に、令和元年度地域包括支援センター事業報告、令和2年度事業計画(案)について、介護予防・日常生活支援総合事業の介護予防・生活支援サービス事業(通所型サービス・訪問介護サービス・短期集中型介護予防サービス等)、一般介護予防事業(元気塾・生坂おとこ塾)についてと、包括的支援事業として、総合相談支援事業・権利擁護事業・包括的・継続的ケアマネジメント支援事業、認知症総合支援事業などの事業報告の説明を受けました。
 また、地域包括ケアの考え方に基づく、介護予防や在宅生活の継続支援として、保健事業と介護予防の一体的実施に向けた体制整備、高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の周知などと、社会参加の促進と地域活動の活性化、高齢者の人権尊重などにより、地域包括ケアシステムの構築に取り組むための説明を受けました。
 有償生活援助サービス「もりびと」が4月から本格稼働して、草刈り、粗大ごみの搬出、支障木の除去などの依頼があったとのことでした。


 社会福祉協議会からは、地域密着型サービス「はるかぜ」の現況報告等について、施設の概要、利用者数の状況、取り組み状況(地域との連携)等について説明していただき、症状の軽いうちから「はるかぜ」の良さ(ホッとするような家庭的な雰囲気等)を分かっていただけるような取り組みをしていきたいなどの説明もお聞きしました。


 第7期介護保険計画の目標像「みんなが力を合わせ、生き生きと、しあわせにくらしつづけられるむら 生坂」に向けて、住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるために、高齢者生活福祉センターの有効活用、ケアマネージャー、保健師、社会福祉士との連携等による「福祉の村づくり事業」を重点事業として進めてまいります。


 午後2時からの国民健康保険運営協議会は、最初に会長選出があり、正副会長は公益を代表する委員のうちからとなっているため、会長に字引議員、副会長に瀧澤議員を選出していただきました。
 令和元年度生坂村国民健康保険運営状況については、今年度は昨年度より医療費が伸びてきているため療養給付費が増額になっている状況や決算見込みなどを説明していただきました。


 次に保健事業実施状況では、メタボリックシンドロームに着目した健康診査(特定健診)、2月14日現在の特定健診受診率53.1%で、特定保健指導の対象者と実施方法、その他の国保健康診査・保健指導等と、第2期及び第3期特定健診等の実施計画について説明していただきました。


 令和2年度生坂村国民健康保険運営については、国民健康保険税の収納率向上対策の推進、医療費の適正化・適用適正化対策の推進、保健事業の推進を重点施策とし、具体的な対応策と、特別会計予算書などを説明していただきました。


 来年度は給付費が若干下がっていることと、納付金11,300千円ほどが減額しているので、基金を取り崩さずに運営できそうであるとの説明に対して、基金を取り崩して国保税の軽減の要望をいただきました。
 その他では、国民健康保険課税限度額の引き上げと、国民健康保険税の軽減判定所得額の引き上げについて説明があり、所得の少ない方の減額世帯が増えるとのことでした。

 委員各位には、一日健康福祉課関係の運営協議会にご出席をいただき、有意義なご意見、ご要望等をいただきありがとうございました。

▽ 朝の写真は下生坂上空からの風景です。







 その他生坂村では、保育園でお別れ会、児童館でしょうぎ教室、歩こう部、体育協会ソフトバレーボールリーグ戦などが行われました。