いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
2月21日(金)午前10時から、離乳中期(モグモグ期)の離乳食教室が行われ、昨年の夏生まれのお子さんとお母さん3組が参加しました。
この時期の離乳食は、上あごと舌でつぶせる、豆腐くらいの固さのもので、回数も増えて2回食になりますが、まだ食事だけで十分に栄養はとれないので、離乳食の後にミルクや母乳が必要です。
管理栄養士から、今の時期に食べたほうがいいもの、そして、これから離乳後期に向けてどんな物が食べられるようになっていくのかについてや、大人の汁物やおかずから取り分けて離乳食を作る方法などのお話をした後、お子さんに、この時期の目安とされる7倍がゆと、おかずとしてツナポテト(油切りしたツナと、柔らかくゆでで潰したジャガイモ・にんじんを混ぜたもの)を試食してもらいました。
お子さんたちの食べている様子を見ながら、歯科衛生士さんから、歯がない時期のお子さんは、足を踏ん張ってゴックンと飲み込む動作をするので、食事をするときは、足がつく状態が良いことや、顔をしかめたり、ぶーっと吐き出してしまうのは、嫌だからではなく初めての経験だからなので、続けていると食べられるようになりますよ、とアドバイスがありました。
また、お口の発達のためには、適切な時期に適切な離乳食をとることのほかに、下唇にスプーンを当てると、口が開くので、上唇が降りてきたらスプーンを抜く、このタイミングもとても大切なのだそうです。
お子さんたちがお腹いっぱいになり、白湯でお口もさっぱりしたところで、歯科衛生士さんが紹介してくれたのが「にんじんスティック」。
生のにんじんを、お子さんが握りしめてしゃぶりやすい長さに切り、熱湯をくぐらせたものです。
食べ物なので口に入れても安心ですし、手に持って、なめたり、かんだり、吸ったりとお口のまわりに刺激を与えることができる…とのことですが、渡されたお子さんたちはすっかり夢中になって、お口で感触を確かめていました。
その間に、お母さんたちは、離乳食の調理の仕方についてお勉強。
細かく切ったものは逆に食べにくい(味がしない、飲み込みにくい)ことを、みじん切りのニンジンをゆでたもので体験してもらいました。
次に、大きく切ってゆでたニンジンをフォークで潰してもらい、同じように試食すると「甘い」「柔らかい」と驚きの声が上がっていました。
また、下唇ではなく上唇にスプーンをあててこそぎ落とす、舌の上に食べ物をのせる、いつまでもスプーンを抜かない、前からではなく横からスプーンを入れる、目を閉じた状態のときに食べさせる…など、してはいけない食べさせ方を、お母さん同士で実演して、食べにくさや不快さ、不安な感じを体験してもらいました。
離乳食は食感やとろみ・適度な水分が大切で、繊維が多かったり、水分が少ないものは飲み込めず吐き出してしまったりすることもあります。
この時期は、まだ離乳食がメインではないので、量を食べることより、いろいろな食べ物を経験することの方が大切ですので、焦らず、お子さんの体質やペースに合わせて進めていかれればいいかと思います。(健康福祉課)
2月21日(金)午前10時から、離乳中期(モグモグ期)の離乳食教室が行われ、昨年の夏生まれのお子さんとお母さん3組が参加しました。
この時期の離乳食は、上あごと舌でつぶせる、豆腐くらいの固さのもので、回数も増えて2回食になりますが、まだ食事だけで十分に栄養はとれないので、離乳食の後にミルクや母乳が必要です。
管理栄養士から、今の時期に食べたほうがいいもの、そして、これから離乳後期に向けてどんな物が食べられるようになっていくのかについてや、大人の汁物やおかずから取り分けて離乳食を作る方法などのお話をした後、お子さんに、この時期の目安とされる7倍がゆと、おかずとしてツナポテト(油切りしたツナと、柔らかくゆでで潰したジャガイモ・にんじんを混ぜたもの)を試食してもらいました。
お子さんたちの食べている様子を見ながら、歯科衛生士さんから、歯がない時期のお子さんは、足を踏ん張ってゴックンと飲み込む動作をするので、食事をするときは、足がつく状態が良いことや、顔をしかめたり、ぶーっと吐き出してしまうのは、嫌だからではなく初めての経験だからなので、続けていると食べられるようになりますよ、とアドバイスがありました。
また、お口の発達のためには、適切な時期に適切な離乳食をとることのほかに、下唇にスプーンを当てると、口が開くので、上唇が降りてきたらスプーンを抜く、このタイミングもとても大切なのだそうです。
お子さんたちがお腹いっぱいになり、白湯でお口もさっぱりしたところで、歯科衛生士さんが紹介してくれたのが「にんじんスティック」。
生のにんじんを、お子さんが握りしめてしゃぶりやすい長さに切り、熱湯をくぐらせたものです。
食べ物なので口に入れても安心ですし、手に持って、なめたり、かんだり、吸ったりとお口のまわりに刺激を与えることができる…とのことですが、渡されたお子さんたちはすっかり夢中になって、お口で感触を確かめていました。
その間に、お母さんたちは、離乳食の調理の仕方についてお勉強。
細かく切ったものは逆に食べにくい(味がしない、飲み込みにくい)ことを、みじん切りのニンジンをゆでたもので体験してもらいました。
次に、大きく切ってゆでたニンジンをフォークで潰してもらい、同じように試食すると「甘い」「柔らかい」と驚きの声が上がっていました。
また、下唇ではなく上唇にスプーンをあててこそぎ落とす、舌の上に食べ物をのせる、いつまでもスプーンを抜かない、前からではなく横からスプーンを入れる、目を閉じた状態のときに食べさせる…など、してはいけない食べさせ方を、お母さん同士で実演して、食べにくさや不快さ、不安な感じを体験してもらいました。
離乳食は食感やとろみ・適度な水分が大切で、繊維が多かったり、水分が少ないものは飲み込めず吐き出してしまったりすることもあります。
この時期は、まだ離乳食がメインではないので、量を食べることより、いろいろな食べ物を経験することの方が大切ですので、焦らず、お子さんの体質やペースに合わせて進めていかれればいいかと思います。(健康福祉課)