信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

全国治水砂防協会理事会

2020年02月20日 | 私の出席した会議
 20日(木)は雲が多く日差しが乏しかったのに、東京は暖かな体感でした。
 午後4時からは、砂防会館で全国治水砂防協会理事会が行われました。
▽ 最初に綿貫民輔会長さんから、昨年は梅雨前線豪雨や台風により各地で激甚な大災害が発生し、特に台風第19号は土砂災害発生件数が900件を超える記録を取り始めて以来最大の発生件数となり、今年の1月に台風第19号のお見舞いを兼ねて宮城県丸森町に行き、土砂と流木により崩壊した多くの家屋に心を痛めながら事前防災対策をしっかり推進していくことが不可欠であると改めて痛感し、引き続き皆様とともに取り組んでまいる所存でございますのでよろしくお願いしますなどと挨拶をされました。




 理事が15名出席され、大野理事長さんが令和元年度事業報告及び決算見込みの件、代表理事職務執行状況報告の件が報告され、令和2年度事業計画(案)及び収支予算(案)、令和2年度通常総会の日程、新規会員入会の可否などについて審議をし、原案通り承認されました。




▽ 理事会終了後は、国土交通省今井砂防部長さんから、各地で昨年も土砂災害があり、それらに関して、各地域で役員の皆様にはご支援賜り、ここまで来ることができましたことに御礼を述べられ、災害の応急対策、緊急事業を行っている中で、二つ大きな流れが見えてきて、特にここ数年大雨が続いて、毎年激甚な災害が起きて、昨年の土砂災害も2,000件におよぶ災害が発生しており、気候変動によるものではないかということを踏まえて、砂防事業においてもどの様にしていくかということ、もう一点は警戒情報が出ても避難しない、避難できない方がいる中で、如何に安全に避難してもらえるかという課題にもしっかりと取り組んでいきたいところであり、現在分科会、協議会で検討していますので、皆様にもご指導賜りますことをお願いすることなどのご挨拶をされました。


 続いて三上砂防計画課長さんから、「砂防行政に関する最近の話題」と題して、防災・減災、国土強靱化のための3ヵ年緊急対策で、補正予算と当初予算で15ヶ月予算、「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」の概要、「事前防災対策」の加速化や改良復旧による再度災害防止などの令和2年度予算決定概要、集中豪雨や火山噴火等に対応した総合的な土砂災害対策の推進、地方財政措置「緊急浚渫推進事業」の創設、実効性のある避難を確保するために取り組むべき6つの施策、台風第19号におけるソフト対策の効果、近年の災害等を踏まえた土砂災害対策に関する検討状況など詳細に分かりやすく説明していただきました。












 次に、山口保全課長さんからも、令和元年1,995件もの全国の土砂災害発生状況、台風第19号による952件もの土砂災害発生状況、台風に伴う土砂災害では過去最大の発生件数、台風第19号により発生した大規模な土砂災害に対して直轄砂防災害関連緊急事業の実施、令和元年に発生した土砂災害への対応、台風第19号における天竜川流域の整備効果、台風・大雨に関する砂防事業の整備効果、大規模自然災害からの復旧・復興、国土強靱化への対応のための体制の強化として、TEC-FORCEの体制・機能の拡充・強化など多岐にわたり説明していただきました。










▽ 朝の写真は日岐上空からの風景です。







 今日生坂村では、保育園で体験保育、小学校で授業参観日・PTA総会・各専門部会・中学校保護者説明会・図書返却最終日、生坂おとこ塾、民生児童委員協議会、少年少女サッカー教室U―15などが行われました。