信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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長野県町村会第30回定期総会&議会運営委員会

2020年02月18日 | 私の出席した会議
 18日(火)は朝から雪が降り出し午後には止みましたが、変わりやすい天気で厳しい寒さの一日でした。

 午前10時30分から、長野県自治会館で長野県町村会第30回定期総会が開催されました。




▽ 長野県町村会長の羽田長和町長さんが、昨年台風第19号による災害は、現在でも多くの町村が被害を受け、被災町村では今も尚、災害からの復興に向けて取り組んでおられることと存じます。この様な状況の中、全国の都道府県、市町村等から、心温まる多くの励ましのことばや見舞金をいただきました。見舞金につきましては、過日開催しました役員会において協議をし、一定の基準の下に今後県内被災町村へ配分していくこととしております。
 さて、国の令和2年度地方財政対策におきましては、地方交付税及び地方の一般財源総額について、前年度を上回る所要額が確保されたところであり、来年度から第2期となる「まち・ひと・しごと創生総合戦略」については、引き続き1兆円の事業費が確保されたほか、緊急的な河川等の浚渫経費に関わる事業の創設や地域医療の確保のための財政措置など本会で要望してきた内容が盛り込まれておりますが、地方財政は依然として厳しい状況下にありますので、引き続き町村会として町村財政の基盤強化について強く訴えていかなければならないと考えております。

 長野県町村会は来年度創立100周年という節目の年を迎え、少子高齢化への対応や地方創生をはじめ様々な行政課題が山積する中、この100周年を契機にさらなる町村の振興発展につなげてまいりたいと考えておりますので、町村長の皆様のご協力をお願い申し上げますなどと挨拶をされました。


▽ 全国町村会自治功労者表彰伝達では、軽井沢町長 藤巻進さん、根羽村長 大久保憲一さん、豊丘村長 下平喜隆さん、坂城町長 山村弘さんが表彰され、代表して軽井沢町長 藤巻進さんが、この自治功労者表彰をいただけるのは、今日ご参会の皆さん方のご支援、ご指導の賜と感謝を申し上げ、私ども地方自治が抱えている課題は山積をしており、一つ一つを処理して住民の皆様方の安心安全で豊かな生活を求めていく立場でございますが、一つ二つ解決すれば、また三つ四つと新しい課題が生まれるというような状況でもございますし、少子化は大きな課題で計り知れなくマイナスをもたらすものであり、それを少しずつ取り除いて緩やかなカーブにしていかなければならないなど、地方自治が抱える課題を解決に導くために頑張っていきたいと考えているところであり、結びに、町村会、各町村のご発展、首長の皆様方のご健勝、ご活躍をお祈りするなどの御礼の挨拶をされました




▽ 次に議事は、令和2年度長野県町村会事業計画、一般会計予算、特別会計予算など上程した各議案が原案の通り承認され、令和元年度国・県に対する提案・要望結果を報告していただきました。




▽ 藤原川上村長さんが、2月26日をもって8期32年間の川上村長退任に当たり、県の町村会長を14年間、全国町村長会長を8年間弱ということで、大変色々な面でお世話になりました。特に国と地方の協議の場を創設していただき、しっかり地方の声を聞いていただきましたし、知事も県と市町村との協議の場を設けていただき町村との関係も良くなりました。また、道州制の問題は閣議決定前で潰し、TPP、森林環境税の問題など真っ向から挑戦し、県も全国も戦う町村会ということで色々な面で改善がなされて、在任中は4人の総理と3人の知事に付き合わせていただきましたが、皆さんとともに町村自治の改善に、自治法の改正等について取り組んできたところであり、この間皆様方には本当に恩を返しきれないくらい色々とご支援をいただきまして感謝を申し上げるなど、退任の御礼の挨拶をされました。




 長野県の施策説明は、「先端技術活用推進協議会」の設置について、「地方自治体における業務プロセス・システムの標準化」AIとRPAを活用した自治体の業務改善、観光需要の早期回復に向けた緊急対策について、新型コロナウイルス感染症の現状について、気候非常事態宣言~2050ゼロカーボンへの決意~などについて説明を受けました。



 昼食後同自治会館で、私が管理者をしています中信地域町村交通災害共済事務組合の正副管理者会議を行い、3月2日に開催します議会定例会の提出議案などを協議し、少しの修正をしてお認めいただき、その内容で議会定例会に上程することにしました。

 午後4時からの議会運営委員会は、3月6日(金)午前10時に開会予定の3月定例会の日程等を決めていただきました。6日(金)開会し、17日(火)までの12日間の会期として、13日(金)午前10時から一般質問、16日(月)午後1時から追加議案の上程、17日(火)午後2時から質疑・討論・採決とし、総務建経常任委員会が9日(月)午前9時、社会文教常任委員会が10日(火)午前9時からになり、一般質問の通告締切が4日(水)午前12時、答弁書提出が11日(水)午前12時までとして、最終日の慰労会は恒例によりやまなみ荘で、議員各位と説明者の係長以上で行うことになりました。

▽ 朝の写真は上生坂西手の犀川の風景です。







 その他生坂村では、保育園で卒園記念写真撮影、小学校5,6年生が薬物乱用教室・ALT・SC来校、なのはなでお楽しみ会、児童館でマラソンクラブ、公民館でバドミントン教室、草尾・古坂の皆さんの元気塾、おじさま倶楽部元気塾ボランティア、山口医師訪問診療などが行われました。