信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

第82回長野県治水砂防協会通常総会

2020年08月07日 | 私の出席した会議
 7日(金)午後2時30分から、第82回長野県治水砂防協会通常総会が開催されました。
 私が会長として総会の開会に当たり、先般停滞する梅雨前線による影響で、九州をはじめ、全国各地で大変な豪雨災害が発生し、県内でも大変残念ながら犠牲となられた方がお出でになり、近年、大規模な自然災害のリスクが、益々高まっているように感じ、自治体を運営する者として、住民の生命と、私どもの諸先輩が受け継いできた地域資源をしっかりと守り、次世代につなげていく責任の重さを痛感しております。砂防事業は、取り組んだだけの効果がしっかりと現れる事業であり、一層の推進に向け皆様方のご尽力を改めてお願いするなどの挨拶させていただきました。


▽ 長野県砂防事業功労者の表彰として、前駒ヶ根市長の杉本幸司様に感謝状と粗品をお贈りし、謝辞を頂戴しました。


▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部長 今井一之様、一般社団法人全国治水砂防協会 理事長 大野宏之様、長野県議会危機管理建設委員長 丸山大輔様、長野県建設部長 田下昌志様から、それぞれのご祝辞を頂戴しました。




 私が会則により議長を務め、議事進行をしました。
 議案は、令和元年度事業報告及び歳入歳出決算について、令和2年度事業計画(案)及び歳入歳出予算(案)について原案通り承認をしていただきました。
 副会長、監事の選任については、理事会の案を提示させていただき、原案通り認められ、副会長に伊藤駒ヶ根市長さん、監事に甕池田町長さんにお願いすることになりました。


 『国は、老朽化施設の改築も含めた土砂災害対策にかかる事業の拡充を行うとともに、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」終了後も、国土強靱化に基づく防災・減災のための予算を継続的に別枠で確保することで、住民の命と地域の生活を守る土砂災害対策を強力に推進すること』などの決議(案)について、事務局から朗読していただき、ご参集の皆さんの総意として、盛大な拍手で承認されました。

▽ 国土交通省 水管理・国土保全局 今井砂防部長さんより、最初に「令和2年7月豪雨に伴う土砂災害の概要」として、土砂災害の発生状況、施設整備による効果事例、自助・共助・公助の連携により難を逃れた事例などについて説明をしていただきました。






 次ぎに「砂防行政に関する最近の話題」と題して、令和2年度当初予算概要、令和2年度における新たな取組、土砂災害防止対策基本指針の主な変更ポイント、土砂災害防止法に基づく基礎調査完了区域の推移、土砂災害の特性を考慮した避難の考え方、土砂災害に備えた取り組みの実施、着実な砂防堰堤の整備により土砂・洪水氾濫を防止した「施設効果事例」、当村の袖山地区も含まれます「災害関連緊急事業」の実施、SNSを用いた土砂災害に対する注意喚起などを分かりやすく講演をしていただきました。






▽ 全国治水砂防協会 大野理事長さんより、「砂防をめぐる最近の話題」と題して、「気候変動」ではなく「気候危機」の環境問題の視点、雨の降り方の変化と土砂災害、近年における豪雨の増加と土砂災害発生件数の増加、避難所以外の分散避難の考え方、土砂災害の特性を考慮した避難の考え方、国土強靱化及び地方における公共事業の在り方に関する議論、ポストコロナ時代についての展望、砂防協会の事業などを簡潔に講演していただきました。










▽ 直轄事務所長さんの富士川水系砂防事務所の萬徳所長さん、利根川水系砂防事務所の永田所長さん、湯沢砂防事務所の鈴木所長さん、松本砂防事務所の石田所長さん、多治見砂防国道事務所の植野所長さん、天竜川上流河川事務所の伊藤所長さん、長野県藤本砂防課長さんから、それぞれ話題提供をしていただきました。













 令和2年度も、県民の生命・財産を守る土砂災害対策について、ソフト・ハード両面から砂防事業等を促進し、優先的課題を解決しなければなりませんので、引き続き、本会の活動を積極的に展開してまいりたいと考えています。

山村活性化対策事業打合せ会議&西手集落犀川上空からの風景

2020年08月07日 | 生坂村の風景
 7日(金)は強い日差しが照りつけ、昼間はむせ返るような厳しい暑さになりました。

 午前10時からは、山村活性化対策事業打合せ会議が行われ、事業主体となります生坂村農林水産物生産者組合の平田会長と私から、当事業により道の駅いくさかの郷の活性化、農業振興、各団体の新商品の試作や視察研修が有意義なものになることなどをお願いする挨拶をして始まりました。




 最初に各団体から提出していただいた、商品開発、先進地視察、パッケージ開発、遊休農地の活用などの事業について、新型コロナウイルス感染症の影響により計画通り実施できない事業が多いため、さらに事業の拡充の要望をお願いし、鈴木さん、私、副村長、担当部署の職員で協議をしてまとめた事業内容について説明しました。




 続いて、事業実施の手引きとして、支払方法、商品開発に係る材料等の購入、請求書等の宛名、旅費の精算、視察研修、活動記録の作成などについても説明させていただきました。
 県内の視察研修については、日程、視察場所、視察内容が具体的に決まっていない団体が多いので、なるべく早く事務局に提出していただく要請と、他の計画でも当事業に沿ったものにするために、事務局としっかり打合せをすることなどをお願いしました。



 今年度、山村活性化支援交付金1,000万円を交付していただき、生坂村農林水産物生産者組合と各団体が力を合わせて、道の駅いくさかの郷を中核として、農業振興、産業振興、新商品開発などにより生坂村の元気と活性化に結び付けてまいりたいと考えております。


▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂区西手集落に行き、相変わらず濁って流量が多い犀川上空からの風景を撮影しました。
西手集落犀川上空からの風景







 その他生坂村では、地域未来塾、アクア運動教室④、下生野A班の皆さんの元気塾などが行われました。