6日(火)は、日差しが届いても段々と雲が広がり、昼間は気温が上がって汗ばむ暑さになりました。
午後2時30分から豊科公民館において、安曇野市・東筑防火管理者協会50周年記念式典が開催され、東筑摩郡村長会長として出席しました。
当協議会は、昭和48年に南安曇郡防火管理者協議会が設立され半世紀、東筑摩郡防火管理協会が平成10年に設立された後、平成30年に両会が合併し5周年となり、この間「職場における災害防止を推進するとともに、会員相互の連絡協調を図り、社会公共の福祉に寄与する」ことを会の目的として掲げ、災害のない企業づくりを進めながら、330を超える会員事業所が、自身の事業所だけではなく、そこで働く皆様にも防火・防災意識の向上に努め、地域防災への多大なるご貢献とご支援をいただいています。
赤羽会長からは、当協議会の目的は、防火管理者の職務遂行のための知識や技術の向上を図るとともに、職場における災害防止を推進し、会員相互の連絡協調を図り、社会公共の福祉に寄与することにあります。これまで、防火管理者に関する研究や消防用設備の改善充実、関係法令の研究普及、防火管理に関する宣伝や講習会の開催、災害発生時の相互協力、優良事業所や防火管理者の表彰など、様々な事業を展開してまいりました。
これからも、当協議会は防火の重要性を認識し、地域の皆様の安全を守るために、地域根ざした防火防災の会としての役割を果たし、地域の防火意識を高め、協力体制を強化していく所存です。
当協議会は、社会公共の福祉に寄与できるように会員相互の連携を充実させ地域の安心安全に貢献してまいりますので、関係各位には、今後とも変わらぬご指導、ご協力をお願い申し上げますなどの開会の挨拶を述べられました。
安曇野市太田市長代理平林総務部長からは、安曇野市では令和4年度に令和5年度から令和9年度までを計画期間とする「第2次安曇野市総合計画 後期基本計画」を策定しました。計画では、市の将来ビジョンを「自然、文化、産業が織りなす 共生の街 安曇野」としています。この計画により安曇野が持つポテンシャルを引き出すとともに、誰もが活躍できる社会の構築を目指し、市民の皆さんが安曇野に愛着や誇りを持ち、幸せに暮らすことができるまちづくりに取り組んでまいります。
貴協議会におかれましては、安曇野市が目指すまちづくりと地域住民が安心して暮らせる安全な社会の実現に向け、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。
防火・防災管理体制の中核となる防火管理者の皆様には、事業所、施設等の利用者、従業員のみならず地域の皆様の安全をも守るべく、引き続き関係機関と連携を図りながら、貴協議会の講習会等を通じ、最新の知識・技術を修得していただくことに期待しておりますなどとお祝いの言葉を代読されました。
私が東筑摩郡村長会長として、3年以上続いた新型コロナウイルスの感染拡大は、人々の生活に大きな影響や変化をもたらしてきましたが、そうした時でも火災や災害は関係なく発生することから、災害発生時においては、その時の現場に合わせ、常に新たな対応に迫られるところでございます。
そのためにも、日頃から知識や技術の向上に努め、様々な立場での相互協力ができる関係を築いていくことは、今後ますますその重要性は高まっていくものと感じております。
豊かな自然に恵まれ、農業・商工業にそれぞれの特色を活かした取り組みを進めています東筑摩郡5村ですが、こうした環境を将来世代に確実に引き継いでいくためにも、安曇野市・東筑防火管理者協議会の皆様との協力体制を堅固なものとし、火災をはじめとする地震や風水害等のあらゆる災害から、地域住民の生命と財産を守り、安全・安心なまちづくりを実現できるよう5村も一丸となり努めてまいりますので、引き続きのご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げますなどと祝辞を申し上げました。
松本広域消防局降幡消防局長からは、コロナ禍で生まれた新しい日常は、人々が我慢や不自由を強いられるものとなりましたが、一方でリモートワークをはじめとする働き方の見直し、健康や家族を大切にする意識の芽生えなど、社会全体の意識や価値観にプラスの変化をもたらすものも多くありました。
本年5月、感染症法上の位置付けが引き下げられ、私たちはコロナから自由となりました。松本広域消防局といたしましても、3年間で得た経験を最大限に活かしながら地域住民の安全、安心と大規模災害への対応を視野に常備消防力のさらなる強化を図ってまいる所存でございます。
多様化する災害に対応すべく、貴協議会をはじめ多くの関係機関との連携により地域住民の皆様の安全確保に邁進してまいりますので、一層のご協力を賜りますようお願い申し上げますなどとお祝いの言葉を述べられました。
その後、記念品の贈呈として「かんたんテント」一式を松本広域連合に贈呈され、長年にわたり本協議会へのご貢献を続けてこられた方々特別表彰が行われました。
続いて、記念式典の特別講演として、石井修一氏が「ディズニーの危機管理から学ぶ~そなえた分だけ憂いなし~」と題して講演をされました。
1日の来園者数が5万人を超える東京ディズニーリゾート。世界有数のテーマパークとして毎日多くのゲストを迎えています。ゲストがパークを楽しむための大前提として、安全と安心を常に高いレベルで維持することは必須事項です。
そこにはゲストの安全安心が第一というディズニーの強い想いがあります。その想いはキャスト全員に浸透し行動基準として、徹底されているのです。その具体的な事例を基にディズニーの危機管理の考え方などを講演されました。
▽ 毎朝恒例の写真は、前日我が家からドローンをフライトさせて撮影した日岐と小舟上空からの風景写真です。
日岐と小舟上空からの風景
本日生坂村では、保育園で0.1.2歳児自由参観(~8日)、小学校で身体測定(低)、児童館で1年おはなしひろば、いくさか歩こう部、2班の皆さんの元気塾などが行われました。