信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

地区要望箇所現地調査&県と市町村との協議の場&朝霧が立ち込める犀川の風景

2020年10月26日 | 生坂村の報告
 26日(月)も朝晩は冷えても、昼間は秋の日差しが届きポカポカと感じられました。
 午前9時から地区要望箇所の現地調査を行いました。一昨年度から各区の要望箇所を把握して、調査内容を検証し来年度当初予算に計上するためと、来年度早々から工事が発注できるようにするために取り組んでおります。
 二日目は日岐区と上生坂区の現地調査を実施しました。各区長と役員の皆さんから説明を受け、地元の議員各位などに同行していただき、今年度も私と振興課の課長・係長、地区担当職員と一緒に、新規の要望箇所を中心に協議をしながら調査を行いました。


▽ 最初は日岐区の赤地蔵の前に集まり、荻久保区長さんから、来年度に向けての要望箇所や要望事項の説明を伺いました後、7月豪雨災害に因って路肩が崩落した箇所や白日集落行く村道の修繕箇所、湧水の調査依頼などの説明を受けました。










 次ぎに、村道の待機所の設置、カーブミラーの設置、通行に支障になる竹や枝の伐採、排水路の修繕、村道の修繕、法面の補修などの要望箇所を調査しました。














▽ 午前10時30分からの上生坂区は、新規の要望は10常会の内4常会でしたので、継続要望に関しても再度検討させていただくことにし、小舟常会から法面の陥没、村道の修繕、排水路の改修などの説明を受けました。










 その他にも排水路の修繕と改修、木の塀の撤去、村道の修繕、農道の修繕、案内看板の設置などの箇所を現地調査しました。










 毎回、緊急性、必要性等を加味して、限られた財源の中、なるべく多くの要望にお応えしているところですが、今回も新たに各区から多くの要望がございます。
 今年度も担当部署と協議をし、回答した内容で対策工事及び対応をしております。また、国・県関係の道路、河川、治水砂防、治山等の要望も関係機関に調査していただいております。
 今回の要望に関しましては、来年度事業としての対応ですので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。


 午後3時00分からは、県庁において、第20回「県と市町村との協議の場」が開催され、県町村会理事として出席しました。
 阿部知事さんから、新型コロナウイルス感染症対策に対して、市町村長の皆さん方には、生活支援、産業支援等にご協力いただいていますことに謝辞を述べられ、来年度予算編成にあたっては、新型コロナウイルス感染症の対策は引き続き行ってまいりますが、新型コロナウイルス感染症で見えてきた未来像の対応と、地方回帰、テレワークなどにより、DXの推進、デジタル化をしっかり進めて、地域の産業をしっかり回復していくことと、東日本台風災害から1年が経て復旧・復興にもしっかり取り組みながら、県議会が議決しました「長野県脱炭素社会づくり条例」により、2050年の脱炭素社会に向けて進めていくとともに、災害に強い県土づくり、新型コロナウイルス対策、DXの推進などの予算編成を行っていくことで、市町村の皆さんと同じ方向を向いて取り組んでいきたいなどと挨拶をされました。


 意見交換では、最初に「気候変動対策の推進について」として、「気候危機突破プロジェクト」に参画いただき、県と市町村が連携・協働して、2050ゼロカーボン実現に向けた施策を展開していくために、市町村独自が抱えている課題などについて意見交換をしました。
 市長会長の加藤長野市長さんからは、木質バイオマスの取組、市庁舎の太陽光発電、市有施設に薪ボイラーの設置、市内の屋根の太陽光は11,000件弱の設置、住民に危機意識を持っていただくこと、外灯などのLED化を進めているなどと発言されました。


 我が町村会の羽田会長さんからは、多くの町村で余り取組が進んでいない状況であり、長和町では、牧場の遊休地の太陽光発電設備は、5,200世帯分の発電をし、小水力発電など行政として応援していきたいことと、庁内に電気自動車のEV充電の設置など取り組んでいるが、町村は県や市に比べて進んでいないので、広報紙等を通じて啓発し、住民の皆さんの理解をいただきながら進めていきたいなどの発言をされました。
 その他の市町村長さんからも、地中熱発電の取組、水素エネルギーの活用、地域のお金を地域で回していくこと、農業用水路の発電など様々な意見がありました。


 次ぎに、DX戦略の推進について、既存の業務プロセス等の改革を行い新たな価値を創出して新たな社会の仕組みに変革すること、国の動向は国、自治体のシステムの統一・標準化を行うこと、県と市町村の共通業務に着目し、ICTシステムの共同利用を推進すること、「DX化の大波」を県と市町村協働で乗り越えることなどの説明を受けました。


 各市町村長から、北信全体で取り組みを始めているが、ベンダーがバラバラで統一が難しいこと、町村のDX戦略はスマート農業にも取り組めること、担当者の意見を聞きながら共同化を進めること、私からは、町村はDXに詳しい職員が少なく、この点でお世話になっている市町村自治振興組合に職員を派遣していただきたいことと、先端技術活用推進課と自治振興組合を同じスペースに配置し、連携しながら市町村のDXの推進を図っていただきたいことなどを申し上げました。


 その他報告事項として、先端技術の活用について、水道事業の広域化について、次期過疎対策法の制定についてなどの報告を受けました。
 今回の協議の場も、阿部知事さんと担当部長さん達と我々市町村長とで協議をし、今後県と引き続き検討を深めていく案件、一緒に同じ方向に向かっていく取組など、様々な協議が出来、有意義な会議になりましたことに感謝申し上げます。


▽ 毎朝恒例の撮影は上生坂西手集落に行き、朝霧が立ち込めていた犀川の風景などを撮影しました。
朝霧が立ち込める犀川の風景







 その他生坂村では、小学校で縦割り清掃(~30日迄)、図書室蔵書点検(31日迄休業)、教育委員会定例会、健診結果報告、おじさま倶楽部定例会、少年少女サッカー教室などが行われました。

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