信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会社会文教常任委員会&草尾上空からの風景

2020年12月11日 | 生坂村の風景
 11日(金)は日差しが届いて穏やかな空で、朝晩は冷えましたが、昼間は日差しの温もりを感じられました。

 午前9時からの議会社会文教常任委員会は、最初に教育委員会から、令和2年度生坂村一般会計補正予算【第7号】などの付託議案について説明をさせていただき、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要を報告します。

▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位からご意見・ご提言に対して、教育長、次長、係長達が説明しているところです。


 教育委員会の説明に対して、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要は、
 火災報知器の設置後の点検費について、氏子が減少気味であり、氏子のお宮ではあるが点検費の補助金については、管理が難しいと言われたお宮があり、文化財の指定を外して欲しいとまで言われてしまったので、点検費は当初予算に計上することと、文化財は12月の特別交付税で算定されていること、
火災報知器の音がどの範囲まで聞こえるかについては、消防署に立ち会いのもと、指導をいただいて設置したことと、火災の自然発生は考えられなく、事故発生については、範囲を設置時に確認すること、
学校や文化財の防火管理者の設置については、学校は教頭先生が対応し、文化財は消防署から指導がないが、常時人がいないので必要ないか、消防署に聞いてみること、
文化財としての指定については、日置神社の全部でなく一部の指定内容によって、消防署から指導されていることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。


▽ 議会社会文教常任委員会で、議員各位に住民課の課長・係長達が説明しているところです。


 午前9時40分から住民課の説明に対して、条例案の参考例については、保険料を滞納された場合に延滞金が付くが、生坂村は滞納がなく、国保から後期高齢者医療になった時に、引落しの手続きを新たにしない方がいて、1ヶ月後に通知して、督促手数料100円はいただいているが延滞金はいただいていないこと、
霊園の陥没については、霊園の中間位置で柿畑の近くの2区画と通路の直径5メートル位であり、原因はハッキリしないので掘ってみて対応すること、
就労センターの支障木の伐採については、直径50センチ、長さ20メートル位の木が3本倒れかけているものと、桜の木の枝の整理で屋根に落ちてきたこともあり、特殊伐採をお願いしていること、
有線放送の契約については、やまなみ荘のフロントロビーで音楽を流していて著作権料の契約を切っても苦情はないので当面進めること、
ロビーでのコーヒーの提供を止めての苦情については、今のところ無いこと
75歳以上の村民については、被保険者数は435人であることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。


▽ 議会社会文教常任委員会で健康福祉課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言を多岐にわたりいただきました。


 それでは、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要は、
山林所得金額の当村においては、山林所得とは、山林を伐採して譲渡したり、立木のままで譲渡することによって生ずる所得であること、
出産育児一時金の国保対象者については、今年度3名であり、全体で10名位とのこと、
妊婦さんのPCR検査の実施状況については、産科婦人科学会で体制ができているが、陽性になったら怖いので実績はないとのこと、
報酬改定の概要については、国からの資料が来ていないが、介護サービスの単価の引き上げや給付率の変更などによりシステム改修が必要であること、
介護事業が54%位での補正予算で、非常に内容が厳しく介護給付費が上がっているが、今後の見通しなど介護保険運営協議会の内容については、顕著の伸びは施設介護であり、計画の25名が32名位で推移し、居宅・在宅介護も伸びがあり、ここ2年ほど介護認定者は減っているが、施設介護が増えて、社協のケアマネが高齢者生活福祉センターを紹介しているが、老老介護の認知症で徘徊するなど厳しい現実があり、命を守るのに在宅では難しい方が多い状況であり、今年度基準額5,700円であるが、毎月2,300万円位の給付費であり、なるべく5,700円に近い金額を考えて、担当職員が50円刻みや9段階を増やすことなどに取り組んでいること、

介護保険料が上がる状況を説明して、急に上げられると反感があることについては、税金等を口座から引かれていると言う方が多く、ご理解をいただいていくこと、一概に施設介護が良くないわけでなく、命を守るための介護、介護保険を使っていない家庭にも分かっていただくために丁寧な説明をしていくこと、
税金や介護保険料は収めなければならない義務があり、生坂村は人口が少なく、運営は難しく、批判する人は経験しない方であるから、村の現状をご理解いただくことについては、介護認定者数は人口減少で減ってきていて、新規の方が増えていな状況でも施設介護者は変わらないこと、病院のソーシャルワーカーが退院時に在宅介護か施設介護かを、ドクターとソーシャルワーカーと親族で話し合い決められていること、この頃高齢者生活福祉センターも選択肢に入れてもらっているが、ドクターが在宅介護に理解があるかどうかで変わってしまうこと、
見回り隊については、介護認定者はヘルパーが訪問するので、一人暮らしと高齢者世帯を隊員が保健師と相談しながら回っていること、
高齢者の年齢層、90歳以上など年代別の推移については、調査していて当村が女性の健康寿命が県平均より5歳も高いこと、PPKは良いが残された家族は寂しいこと、
デイサービスの利用状況については、一日平均20名以上であり、ヘルパーも満杯でプランを立てて活動しているが、認知症対応のはるかぜの運営が厳しい状況で、毎日利用の方が施設入所すると延べ人数が減って大変であること、
全国的に新型コロナウイルス感染症の影響で運営が厳しいことについては、生坂村のデイサービスは順調に運営されていることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 議会社会文教常任委員会では、条例案3件、一般会計補正予算【第7号】関係部分、特別会計補正予算4件につきまして、慎重にご審議いただき提案した原案通りに承認していただきました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めて真っ白な世界でしたので、草尾上空の雲海の風景を撮影しました。

草尾上空からの風景





 その他生坂村では、小中学校で保護者懇談会③、中学校で2年視力検査、草尾・古坂の皆さんの元気塾、管内保健師オンライン研修会などが行われました。

最新の画像もっと見る