信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

JICA農村女性能力強化のための人材育成事業に関する挨拶&やまなみ荘定例会&下生坂上空からの風景

2024年07月19日 | 生坂村の報告
 7月19日(金)は雲が多くスッキリしない空でも、気温は高めで蒸し暑くなりました。
 午前9時20分には、ジャイカ農村女性能力強化のための人材育成事業で当村の農業公社に視察に来られた皆さんが役場に挨拶に来られました。

 本研修は、生活改善アプロ ーチ、農村女性起業、男女共同参画の実現、農業女子プロジェクト等の日本の 経験から農村女性のエンパワーメントに関する知識や具体的な手法を習得し、 研修員が自国の農村女性への実践的な支援方法を習得することを目指すものです。

 パキスタン、スリランカ、フィジー、ブラジル、エジプト、ナイジェリア、 ウガンダ、ジンバブエ、モザンビーク、シエラレオネ、南スーダンから農村女性対象に普及活動(家政、農業、地域開発等)を行う行政官、普及員または専門技術員、農村女性対象のジェンダー活動に従事する担当者などが研修者でした。

 最初に私から、生坂村の紹介と農業公社の主に特産品開発部とかあさん家の説明をさせていただき、当村で女性の皆さんが、多くの取組をされて生坂村の活性化への貢献や素晴らしい発信をされていることなどの歓迎の挨拶をさせていただきました。

 皆さんから簡単な自己紹介と各国の主要農産物を話していただき、女性の活動がどの様に進められたか、その活動に対して村がどの様な支援をしたかなどを聞かれ、平成5年にお母さん頑張る会の発足とそれからかあさん家等に至る経過と、かあさん家等の施設設備やコーディネーターなどの支援について説明させていただきました。


 最後は、皆さんで記念撮影をして、農業公社の視察研修に向かいました。
 研修後小林理事長から、皆さんとても喜んでいただき、灰焼きおやきもとても美味しいと言われたことなど、有意義な視察研修になったとお聞きして、外国から来られた方々に参考になって良かったと思いました。


 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、6月の利用状況は、苗年度と比べて、宿泊と宴会ともプラスになりましたが、人件費、調理材料費などが大きく増え、昨年度より大きな赤字となりました。
 売上は令和5年度対比128.8%ですが、厳しい運営が続いている状況です。

△▽ 今月のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 6月のフェアについては、ハチクフェア ラーメン61食、チャーハン49食(TO.17食)、餃子115食(TO.31食)、きんぴら45食、ご飯29食、海鮮丼135食、冷やし中華151食などの報告も受けました。

 7月のフェア(途中経過)については、うな丼133食(TO28食)、夏野菜カレーフェア 甘口33食(TO7食)、和風31食(TO9食)、グリーン22食(TO7食)などの報告を受けました。

 8月用の全戸配布については、スタミナフェア うな丼・スペアリブ丼、にんにくの一品料理、さわやか会席+宿泊パック、お盆用料理、ゆったりプラン、生ビール祭り、バーベキュー台、竹炭湯などのお知らせをすることにしました。

 主な意見と協議の概要については、やまなみ荘の第一四半期の累計収支、収入、支出、固定費、変動費、仕入れ等の昨年度との比較、料理類、直売品、土産品、たばこ、宿泊、室料、入浴、その他と全体の荒利率と荒利高を詳細に説明いただき、6月の勤勉手当が増額は分かっているなど、今後は実績に見合った目標値を設定すること、荒利率を良くするには、食堂のお料理の出す時間を早くするとお客様の回転率が上がり高くなること、一人席を作るとお客様が多く座れること、やまなみ荘の食堂をPRするために幟旗を飾ること、リニューアルオープン時にメニューの見直しをどうするか、夏休みに家族連れにソフトクリームをサービスするかなどの協議をしました。

下生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生坂の高台に行き、青空が広がってきた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校で希望懇談、中学校で吹奏楽部壮行会・Ikusaka学、児童館でマラソンクラブ、脱炭素事業打合せ、道の駅いくさかの郷定例会、献血、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会、6班の皆さんの元気塾などが行われました。




グリーンパークブリッジ周辺からの風景&松本地域森林林業振興会監査会及び村長会

2024年07月18日 | 生坂村の風景
 7月18日(木)は梅雨明けに相応しい日差しが届いて、昼間は真夏並みの厳しい暑さとなりました。

△▽ 毎朝恒例の写真は、グリーンパークブリッジの脇に行き、朝霧が立ち込めている上空と周辺からの風景です。
グリーンパークブリッジ周辺からの風景  


 午前11時には、当村に小型電気自動車を貸与していただいた関東化成工業株式会社の皆さんがお越しになり、松塩筑木曽老人福祉施設組合の介護人材の確保策について意見交換を行いました。

 御社は、環境活動に熱心な企業であり、当村がご支援をいただきながら、御社と地域の交流を深め、高津屋森林公園の森林づくりをしていきたいと考え、森林(もり)の里親促進事業の説明をさせていただきました。

 参加企業のメリットとして、企業の環境活動への取組をテレビや新聞など各種媒体を利用して積極的にPRできたり、アダプトサインの設置により企業のイメージをアップできます。

 社員の皆さまや家族のレクリエーションフィールドとして、契約地域のさまざまな施設利用や豊かな自然(森林)を利用したキャンプ、森林浴やBBQ等のレジャーなどを楽しむ場として気軽にご利用いただけることも説明させていただきました。

 森林(もり)の里親促進事業にご協力いただいている環境先進企業等の間伐等の取組みを、CO2吸収量で評価・認証している説明もさせていただき、森林の形状によって1haでどの位のCO2吸収量になるのか調査してご報告させていただくことになりました。
 関東化成工業株式会社の皆さんには遠路生坂村までお越しいただきありがとうございました。今後とも森林(もり)の里親促進事業などを通じて交流できる願っております。

 午後4時からは、松本地域森林林業振興会監査会及び東筑摩郡村長会を開催しました。
 監査会は、令和5年度の事業報告並びに歳入歳出決算認定、令和6年度事業計画並びに歳入歳出予算の承認、役員改選などについて説明を受け、原案通り総会に諮ることになりました。

 今年度は「緑の募金」の大幅な減額が見込まれることから、当振興会の事業の見直しと財源確保について、職員の体制について、県の関与についてなどを検討することになり、松本地区育樹祭、みどりの少年団交流集会などは方向性を協議しました。

 その他生坂村では、保育園でお楽しみ献立、小学校でイクサカラットリンタイム(ロング)・希望懇談、中学校でプール授業最後・Ikusaka学、児童館でこども工房、健康応援隊in上生坂、ヘルスアップ教室、上土新鮮市、生坂おとこ塾などが行われました。


議会全員協議会&下生野上空からの風景

2024年07月17日 | 生坂村の会議
 7月17日(水)は雨が降ったり止んだりで、気温は高めでムシムシとした体感でした。
 午前10時からは議会全員協議会が開催され、議長と私の挨拶で始まりました。

 行政からの報告として、5月28日から29日発生の5月豪雨災害復旧事業に係る経費の予算化について説明させていただきました。
宇留賀区の田畑の2箇所であり、8月下旬に災害査定があるため、測量設計関係の経費を専決処分でお願いしました。

 次に、生坂村出身者の平林太一君が、パリパラリンピックのブラインドフットボールに出場することに伴うもので、生坂村各種競技会及び発表会出場者激励金交付要綱に沿って、村からの激励金を予算化するための説明をさせていただきました。

 その他の応援として、横断幕や懸垂幕の掲揚、子ども達や村民の応援ビデオメッセージ、松本山雅と調整中のパブリックビューイングの実施などを予定していることと、7月25日(木)に平林太一選手達が来庁され、私から激励金をお贈りしたいと説明しました。

 激励金の交付は日岐区の村政懇談会で意見があり、全国大会の出場に対して申請できるかについては、対象者は全国大会に出場する方も対象で、芸術や合唱でも良く、部活など活動に対する支援ではないこと、本人からの申請で活動してきた実績により、村から激励金として贈るもの、スポーツや文化芸術など今後の地域移行に対しての支援ではなく、グループ等で行う大会は除外し、高野連など正式な大会に出場する選手を対象にするなどの協議をしました。

 午後4時からは白馬村において、長野県治水砂防協会姫川支部令和6年度定期総会が開催され、長野県治水砂防協会の会長として招待され出席させていただきました。

 定期総会の後には、事業説明として、国土交通省 北陸地方整備局 松本砂防事務所長 石尾浩市氏より「姫川水系直轄砂防事業について」を説明していただき、次に、長野県建設部参事兼砂防課長 吉村元吾氏からは「長野県の砂防―最近の話題―」を説明していただきました。

 最後に、長野県姫川砂防事務所長 柳澤豊茂氏からは「姫川砂防事務所の令和6年度事業概要について」説明していただき、その後、意見交換会があり、宮澤県議会議員、中村小谷村長、丸山白馬村長、事業説明をされた方々、姫川支部の皆さんと楽しいひとときを過ごしました。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日野橋の脇から川霧が巻いていた下生野上空からの風景を撮影しました。
下生野上空からの風景


 その他生坂村では、保育園で身体測定(未)・JAスイカ寄贈、小学校で水泳(2,3,4年)、児童館でのらのら青空塾・しょうぎ教室、議会全員協議会、農地に関する話し合い、松本山雅トレーニング講座・SUP体験会などが行われました。


上生坂上空からの風景&松本地域振興局長との意見交換

2024年07月16日 | 生坂村の風景
 7月16日(火)も雨が降り一時的に強雨となり、ジメジメとした体感でした。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨が少し降り出し慌てて朝霧が立ち込めている上生坂上空からの風景を撮影しました。
上生坂上空からの風景


 午前10時30分からは、松本地域振興局長達と人口減少下での行政サービス提供体制の維持・最適化に向けた意見交換をしました。

 2050年程度を見据えた長期的な行財政運営についてとして、「長期的な行財政運営の考え方」や「それを踏まえ重点的に取り組んでいきたい行政分野とその内容」の意見交換では、当村の脱炭素先行地域づくり事業、子育て支援、小中一貫教育等の取組、福祉の充実、農業振興、移住・定住対策などに取り組んでいる現状と今後の方向性について申し上げました。


 行政サービス提供体制の維持についてとして、「行政サービス提供体制の維持が特に困難と考える行政分野と具体的な課題」、「その分野の維持、最適化に向けた方策又は方向性」の意見交換では、上下水道の運営、やまなみ荘と道の駅いくさかの郷の運営、村営バスいくりんの公共交通の運営、過疎債の動向、自主財源の確保、人口減少の抑制などについて現状と課題を申し上げました。

 県や近隣市町村との連携についての考え及びその課題については、松本広域連合の消防・救急の対応、穗高広域施設組合の運営、福祉施設組合の運営、安曇野松筑広域環境施設組合の運営などの現状と、公共交通の広域化、上水道の広域化などの連携について意見を申し上げました。

 午後2時からは、松塩筑木曽老人福祉施設組合臨時理事者会が開催され、令和5年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計決算状況報告、組合職員の採用状況、施設の運営状況、組合あり方検討有識者会議中間報告、松塩筑木曽老人福祉施設組合 第六次基本計画素案、災害時における福祉避難所の設置運営に関する協定書の変更などについて、説明を受け協議をしました。

 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校でマネジメディアデー・金管、中学校で生活見直し週間・学期末清掃・MMDay、肺がん検診(レントゲン)、振興課関係村工事開札、地域おこし協力隊員面接、5班の皆さんの元気塾などが行われました。


山清路大橋周辺からの風景

2024年07月15日 | 生坂村の風景
 7月15日(月)は雲が多く雨が降り、一時的にザッと強まり、昼間はジメジメと蒸し暑い体感でした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路大橋の脇に行き、雨上がりで川霧が立ち込めていた周辺からの風景を撮影しました。
山清路大橋周辺からの風景


 当村山清路地籍において平成19年に大規模な岩盤の崩落によって、2トン車以上通行規制の旧山清路橋を通行することになり、長野県建設部がビルド・バック・ベターで取り組まれ山清路バイパス工事が始まりました。

 主要地方道大町麻績インター千曲線は、長野県の中央部を東西に結ぶ最短路線で、麻績インターから東北信地方、大北地方へのアクセス道路として、地域間の交流、観光や産業の振興に寄与するとともに、地域の皆様にとっては大切な生活道路です。

 当工事は2020年12月13日には鋼単純下路式ニールセンローゼ橋の山清路大橋などが完成し、県道55号線山清路バイパスが開通しました。

 山清路の地形は麻績累層と呼ばれる地層が犀川に浸食されて形成され、北の金戸山(かなとこやま)、南の雲根山に挟まれ、川の両岸は最高で60メートルの断崖となっています。

 現在は東京電力平発電所が発電機の更新工事のため放流を続けており、河床には奇岩・猿とび岩を始め、水神釜や竜神の岩穴といった景色を見ることができます。

 旧山清路橋周辺を中心とした遊歩道の整備については、山清路大橋の犀川上流側に歩道を整備していただきましたし、旧道を遊歩道として整備しましたので、山清路を周遊でき、山清路隧道からの渓谷美、春の八重桜など四季折々の風景を楽しんでいただけると思います。

 加えて、金戸山百体観音の鷺の平集落側の板東33番から西国33番へ行き、秩父34番を見て回るトレッキングもできますので、山清路一帯でゆっくりと楽しめる観光地を目指したいと考えています。

 本日の海の日は、私は公務が無く、3番目の孫の子守りをしながら、妻の実家の母と一緒に昼食を食べに行き、帰ってからは、当社の会計事務所からの質問に対応するなどの事務を行いました。


日岐上空からの風景&我が家の草刈り

2024年07月14日 | 生坂村の風景
 7月14日(日)は雲が多く時々雨が降り、一時的に強雨となって、昼間はムシムシ、ジメジメとして不快な暑さでした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、雨が上がって雲に覆われ朝霧が立ち込めていた日岐上空からの風景を撮影しました。
日岐上空からの風景



 私は公務が無く、毎朝恒例の撮影をした後、雨の止んでいる間の2時間ほど草刈りをしました。本日はアレチウリ駆除や草刈りの我が小舟集落のおてんまでしたが、そちらの方は息子にお願いしました。

 雨が強く降ってきたので草刈りを止め、SNSでの発信をした後、孫の子守りをした後、小舟の常会に行き、会議の後、久しぶりに焼肉をしながら歓談をして楽しいひとときを過ごしました。


 夕方にも雨が止み、慌てて妻と二人で残りの草刈りを1時間弱行って綺麗になりました。これで1ヶ月ほどは草刈りをしないで良いと思いますが、来週は草取りをしなければならず、雑草との戦いはまだまだ続きます。


 本日生坂村では、中学校でバドミントン県大会、農地に関する話し合いなどが行われました。






宇留賀上空からの風景&東筑摩郡保育所職員研修会

2024年07月13日 | 生坂村の風景
 7月13日(土)は朝から日差しが届き梅雨の中休みで、昼間は汗ばむ暑さとなりました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、朝日が差して青空が広がってきた宇留賀上空からの風景を撮影しました。
宇留賀上空からの風景


 宇留賀の金熊川沿いには、江戸時代から用水路があって、米を作り米のご飯を食べられたが、近くの村々では米が作れなかったので、「花の宇留賀は銀の飯」と威張っていたと言われています。

こちらの用水路も、県営中山間総合整備事業により改修され、ここの水田は用水を心配することなく、江戸時代からの稲作が続けられると思います。

山清路方面は雲の間から朝日が差してきて、手前から新山清路橋、旧山清路橋、山清路大橋と3橋が一枚の写真に入るのは、この地の交通の歴史を感じる風景です。

 北アルプスの名峰槍ヶ岳を水源とする犀川は、松本平、安曇野を過ぎて善光寺平へと至る間、蛇行を繰り返しながら深い峡谷を成し、犀川は生坂村にて支流の金熊川と麻績川を合流していて、このあたり延長1km区間が景勝の地「山清路」となっています。


 私は、撮影とSNSの発信を済ませた後、B&G海洋センターで行われる東筑摩郡保育所職員研修会で、東筑摩郡保育会長として挨拶をさせていただきました。

 今年度はコロナ禍を終えて久しぶりの参集での実践的な研修として、「こどもの笑顔を引き出す~ユーモアコミュニケーション」の体験と題して、清泉女学院短期大学 幼児教育科 塚原成幸先生から講演をしていただきました。

 夕方からは、久しぶりに姉と娘夫婦と一緒に外で肉や野菜、魚介類など焼いてバーベキューを楽しみました。


 暗くなってからは、今年初めての花火を少しして、子ども達は喜んでいました。

 その他生坂村では、中学校でバドミントン県大会、東筑摩郡保育所職員研修会などが行われました。


長野県河川協会評議員会&長野県治水砂防協会理事会&大日向区北平常会の花畑の風景

2024年07月12日 | 生坂村の風景
 7月12日(金)は雨の降りやすいスッキリしない梅雨空で、ムシムシとした不快な暑さになりました。

 午後1時30分から長野市において「長野県河川協会評議員会」が開催され、会長の私が、会員の皆様には、この1年間、治水事業 並びに 災害復旧事業の促進に関しまして、国会議員や国土交通省に対する要望活動にご参加いただくなど、多大なるご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 近年の気候変動は本県にも大きな影響を与えており、令和元年の台風災害以降も、毎年のように県内各地で豪雨による大きな被害が起きております。
 今年は、統計上3番目に遅い梅雨入りとなりましたが、梅雨入り前にも関わらず、集中豪雨による被害が発生し、中信・南信地域を中心に公共土木施設被害が報告されています。

 令和6年梅雨前線豪雨は、局地的・集中的に全国各地で激甚な被害をもたらしており、私たちも毎日気の抜けない状況です。
 今年こそは平穏な年にと願う一方で、災害に対する備えを怠ることがないようにしなければならないと思うところです。

 治水事業や災害復旧事業は、安全、安心な県土づくりを進める上で欠くことのできないものであり、当協会の果たす役割の重要性を鑑み、より活発に、積極的に、活動をすすめてまいりたいと思っておりますなどと挨拶をさせていただきました。

 その後私が議長を務め、第85回通常総会の議案について、令和5年度事業報告、歳入歳出決算報告、監査報告、令和6年度事業計画(案)、会費(案)、歳出歳入予算(案)、決議(案)、河川関係功労者の表彰、総会での役割分担等について協議し、7月31日(水)の通常総会に提出及び表彰することになりました。

 午後3時から「長野県治水砂防協会理事会」が開催され、会長の私が、日頃から当協会の活動に多大なご協力をいただいておりますことに対し、改めて感謝を申し上げる次第です。

 さて、関東甲信の梅雨入りは、平年より14日遅い6月21日に発表され、6月下旬には鹿児島県や静岡県で線状降水帯が発生したことによる大雨の影響で、多くの土砂災害が発生しております。また、今朝も松山市で土砂崩れが発生し、住宅が巻き込まれたという報道がありましたが、各地で局地的な大雨が観測されているところです。

 日本気象協会の発表によりますと、関東甲信の梅雨明けは7月22日ごろと、平年より遅い見込みとされておりますが、梅雨末期の大雨に注意が必要です。皆様におかれましては、引き続き土砂災害による被害の防止に万全を期していただきますようお願いいたします。

 令和5年度の本協会の活動ですが、昨年11月16日には、全国治水砂防促進大会が開催され、大会後の要望活動には、大会後の要望活動では、私を含め44名の市町村長により、砂防事業に対する私共の熱意を、国土交通省や財務省、県選出国会議員の皆様に伝えてまいりました。

 また、5月25日に開催された全国治水砂防協会の通常総会には、全国で最も多い45名の市町村の皆様にご参集いただいたところでございます。
 令和6年度におきましても、住民の生命と財産を守り、安心して暮らせる地域づくりに向け、引き続き、砂防事業の促進を図るべく、積極的に活動を展開し、地域の声を発信してまいりたいと考えておりますので、市町村長の皆様におかれましては、積極的に本協会の活動にご参加いただきますようお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 その後私が議長を務め、第86回通常総会の議案について、令和5年度事業報告及び歳入歳出決算、監査報告、令和6年度事業計画(案)及び歳入歳出予算(案)、会則の一部改正、長野県砂防事業功労者の表彰、決議(案) 等について協議をし、8月9日(金)の通常総会に諮ることになりました。


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業で取り組んでいただいています「大日向区北平常会の花畑」の風景を地上と上空から撮影しました。
むらじゅう花ざかり事業の大日向区北平常会の花畑の風景


 大日向区北平常会は今年度も奈良尾橋の三叉路の脇に花畑を作っていただき、手入れが行き届いて花々が綺麗に咲いていました。

 今年度で16年目になります「地域ぐるみで村じゅう花ざかり」事業の花畑・花壇の写真を、今年も私がFacebook、Twitter、Instagram、YouTube、Line、Blogで発信しています。

それぞれの区民の皆さんが力を合わせて、草取りや水くれなどの維持管理をされ、綺麗に咲いている花々をご覧いただきたいと思います。

 今年度も各区の花畑・花壇の美しく可憐に咲いている花々を見ますと、心が和やかになり癒されている方が多いと思います。

 大日向区北平常会の皆さんには維持管理が大変ですが、引き続き花達が美しく咲き続けられるために、水くれ、草取り、花摘みなどをよろしくお願いいたします。

 本日生坂村では、保育園でブルーベリー狩り、小学校で学期末清掃~19日・水泳(1,5,6年)、中学校で夏の健康集会、アクア運動教室、地域おこし協力隊採用面接、合庁移動販売、信明会納涼パーティー、4班の皆さんの元気塾などが行われました。



夏の交通安全やまびこ運動出陣式&ハンガリー大使へ表敬訪問&日岐と小舟上空からの風景

2024年07月11日 | 生坂村の取組
 7月11日(木)は雨が降ったり止んだりで、ムシッとした汗ばむ暑さでした。

 朝7時から、生坂村営バスの車庫で「夏の全国交通安全やまびこ運動」一斉街頭活動の出陣式を行い、その後三叉路で街頭運動を実施しました。松下駐在所長、安曇野交通安全協会生坂支部の役員の皆さん、村議会議員有志の皆さんなど多くの皆さんにご参加をいただきました。


 太田支部長、私、松下駐在所長、太田議長から、夏休みに入ると人の移動が盛んになり、夏の行楽シーズンにも入り、多くの皆さんが信州にお出でになりますから、交通事故抑止等を呼び掛ける夏の交通安全やまびこ運動が県内一斉に始まること、4月27日に当村の国道19号で反対車線に飛び出した車により、0歳児の尊い命が失われた悲しい事故が発生し、自動車は走る凶器ということを感じた次第ですので、体調管理をして安全運転を励行すること、子供と高齢者を交通事故から守るために、お互いに交通ルールを遵守しながら、今日ご参加の皆さんにより交通安全の啓発、安全運転等に努めていただきたいなどの挨拶がありました。


 出陣式の最後に、「私たちは、交通事故を起こさない、交通事故に遭わない為に、交通ルールを守ります。」として、5つの決意表明を全員で唱和しました。

 出陣式の後、毎回恒例の「交通安全運動実施中」を掲げ、交通事故防止の啓発をしていただいているところです。

 運動期間は、11日(木)から20日(土)迄でして、長野県交通安全運動スローガンは、「信濃路は みんなの笑顔 つなぐ道」です。

運動の重点として
 ⓵横断歩道歩行者優先のルール遵守とマナーアップ行動の実践
⓶自転車等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守
⓷高齢者の交通事故防止
⓸悪質・危険な運転の根絶と「思いやり・ゆずり合い」運転の励行

 夏休み等で外出の機会が増える時期を迎えるにあたり、全ての道路利用者へ交通ルールの遵守と交通マナーの実践をよびかける「夏の交通安全やまびこ運動」を行い、悲惨な交通事故の抑止に全力で取り組むとされています。

 今回も三叉路を分かれて街頭活動をしていただきましたが、チラシなどは配らず手降りや会釈で交通安全運転をお願いしていただきました。

 通勤する自動車や朝早くから仕事を始めている自動車も走っていまして、安全運転でお仕事をされますように交通安全を啓発していただきました。

 一台一台が交通安全運動の啓発の旗や看板を見て、安全運転をしようと再確認していただけたのではと感じました。

 今後も、交通事故が抑制できますように、安曇野警察署のご指導と交通安全協会生坂支部の役員の皆さんにも交通ルールの遵守、交通安全運動、啓発活動等にお力添えをお願いいたします。今回も早朝よりご参加いただきありがとうございました。

 私は朝礼後東京に向かい、午後0時30分からハンガリー大使館に行き、駐日ハンガリー特命全権大使 オルネル=バーリン・アンナ様、ハンガリー大使館文化部 リスト・ハンガリー文化センター 一等書記官 コバーチ・エメシェ様、日本ハンガリー商工会議所 常任顧問 米田健三様、同じく副会頭 根岸健一様と私で昼食を頂戴しながら、色々な打合せをさせていただきました。

 当村としては、道の駅いくさかの郷をハンガリー村として、ハンガリーを紹介するパネル展示と観光PR、民族音楽等のDVDの放映、ワイン、はちみつ,工芸品など名産品の販売、お料理のランゴッシュ、パプリカチキンのハンガリープレートの提供をしており、更にパネル展示等の資料の更新をお願いしました。

 また、ハンガリーを旅行対象として考えられているか、興味のあるシニアの皆様をターゲットに生坂村に来ていただき、ハンガリー大使館文化担当の解説、レクチャーコンサートの開催、ハンガリーグルメの紹介、生坂村の紹介などを行うイベントなどの協議もさせていただきました。


 とても美味しい昼食を頂戴した後、皆さんで記念撮影をさせていただきました。今後もハンガリーの名産品の販売や音楽、伝統などの体験を通して、ハンガリーのPRによっても交流と関係人口の増加を図っていき、生坂村の活性化に結び付けていきたいと考えております。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝早く出掛けるため、自宅からフライトさせて、日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で体験保育、小学校で授業参観・給食試食会(1年)、中学校でプール授業、なのはなでファイスマッサージ、離乳食教室などが行われました。






令和6年度 村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会(草尾区)

2024年07月10日 | 生坂村の懇談会
 7月10日(水)午後6時30分から草尾区において、令和6年度 村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会を開催しました。

 説明者は、村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、水越、地区担当職員 大塚係長、松本係長
 出席者は、区民 男性 14名、女性4名で、議員は平田議員、島議員

 脱炭素に関する村民説明会は、上記に加えて(株)エコロミ 小峯社長、平林建設(株)平林専務、合同会社 ヒッタイショ 瀬戸さん
村政懇談会の主な意見及び質問と回答の概要については、
・空き家バンクで新しい入居者が入ったが常会等に挨拶がなく住んでいる実態もない。空き家バンクでは不動産業も行うのかと質問があり、空き家バンクでは不動産業としての内容は行わない。また、空き家バンクを利用した方には区長さん、常会長さんに挨拶する様に依頼している。その対象の方について調べて改めて連絡すると説明しました。

・ICNの文字放送の読み上げ内容が長くなってしまい、途中で切れる時があるので調整して欲しいと意見があり、文字の読み上げについては調整しているが機械的な問題もあり、中々改良できない点があるが確認して対応していきたいと説明しました。
・ICNの視聴料を払っているので、自主放送の内容をもう少し村内の行事とかの内容を放送して欲しいと意見があり、ICNの視聴料については自主放送を放映しているので頂いているのではなく、難視聴の解消のための施設で、その施設の維持管理費として使用料を収めて頂いている。また、行事等の放送については、大好き隊員が行っている。番組の編集は技術を要するのでスキルアップしていくように取り組んでいきたいと説明しました。

・ICNで6月の議会の内容の放映時間が遅くなっていたので早く終わるようにならないか。また、放送回数を増やすことやライブ配信も検討して欲しいと意見があり、機器の不具合で放映時間が遅くなってしまいご迷惑をかけ申し訳ございませんでした。放送回数についてはご意見として伺い検討していきます。ライブ配信については技術的及び人員的に対応できない状況と説明しました。

・今年の寒い時期に長い停電があり、防災無線でお知らせがなかったがお知らせはしないのか質問があり、3月1日の早朝からの停電については職員が早朝から出勤し、中部電力に問い合わせを行いその結果を、防災行政無線で周知している。停電時には各家庭に設置してある受信機の電池が切れている時には放送が流れないので、電池が切れていないか確認して欲しい。また、今はラインでも各種お知らせを流しているので利用して欲しい説明しました。

・防災無線の不具合について村で対応してくれるのか質問があり、故障している受信機については交換します。明日担当に伝えておきますと説明しました。
・無線の更新は大幅に変わるのか質問があり、内容自体は変わらないが電波がアナログからデジタルに移行する。それに合わせて家庭の受信機の更新もしていくと説明しました。
・窓口の各種申請の簡素化でスマートフォンから申請し、QRコードを発行できるように書いてあるので、今日やってみたができなかったがどうしてか質問があり、内容を確認し連絡しますと説明しました。

【各種の事前申請は、スマートフォンやパソコンから、生坂村のHPにアクセスして頂き、「生活ガイド欄」の「証明届出申請欄」をクリックすると「各種証明書の事前申請はこちら」という欄があり、そこをクリックすると「ゆるナビぷらす」のページに移行して各種申請を行う事により、指定したメールアドレスにQRコードが送信されます。そのQRコードを役場の窓口で示して頂くと申請書が印字されるようになっています。】

・村道の通行止めのバリケードの開放の方法とバリケードを分かりやすくするように意見があり、早急に協議して対応していくと説明しました。
・10月末までが片側交互通行で11月から全面通行止めとなっているが、工事中や安全が確保できないときは仕方ないが、それ以外の時は片側交互通行にならないか意見があり、工事の進捗状況により今後協議して進めていくと説明しました。

・草尾の堤防工事の工事が途中で止まってしまい、進んでいないがどうしてか質問があり、草尾の堤防強化工事については、高鼻の村道が通行できないので、現在牛沢の方を行っている。高鼻の護岸工事と草尾堤防強化工事が進んでいくように長野県建設部に要望していると説明しました。
・生坂ダムから下った県道にアカシヤが倒れ掛かっているので対応して欲しいと意見があり、確認して松本建設事務所へは連絡してあるが早期に対応して頂くように要望していくと説明しました。

 脱炭素事業に関する村民説明会は、村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。

主な意見及び質問と回答の概要については、
・違約金の額について質問があり、償却年数があり解約年数により異なるが、太陽光パネルと蓄電池の設備工事費から補助金を差し引いて140万円程になり、1年当たり7万円となるので10年残して解約すると70万円となる。料金プランに何種類もプランがあるのでその中で選択して欲しいと説明しました。
・違約金について(株)いくさかてらすが保険等で対応していけば、加入者が増えるのではないか意見があり、損害保険については太陽光パネル等の施設の災害等に対応するために加入し、契約者の都合による内容については想定していない。違約金の対応については今後検討していくと説明しました。

・太陽光パネルを設置してある家屋が火災になったときの対応について質問があり、火災時の対応については松本広域消防局が指揮をとり、消防団がその指揮により消火作業を行う様になっている。消防局でも太陽光パネルの設置した家屋は増えているので対策を講じていると説明しました。
・蓄電池だけを設置しておいて、自分で太陽光パネルを設置して蓄電池にその電気を使った場合はどうなるか質問があり、そういう事は想定しておらず、太陽光パネルを設置できない家庭の利便性を高めるために計画をしたが、そのような事についての対応は、今後検討していくと回答しました。

・太陽光パネルで発電した電気と蓄電池に貯まった電気を使用した時の代金について質問があり、太陽光パネルで発電した電気は蓄電池を経由して使用して頂く、また蓄電池に貯まった電気がなくなると、電線を通じての電気使う事になる。使った電気全体について(株)いくさかてらすにお支払いして頂くようになると説明しました。
・農事用の電気の対応について質問があり、現在単価を含めて検討していると説明しました。
・外部評価委員会の報告について質問があり、年度の中間と年度末において行い、村のHPで公表していくと説明しました。

・(株)いくさかてらすの代表取締役に村長と副村長がなっているが、村長が代われば代表取締役も代わるのか質問があり、生坂村が(株)いくさかてらすのに出資しているので、村長が代われば代表取締役も変わると説明しました。
・(株)いくさかてらすの株を契約者に買ってもらうのはどうか意見があり、今のところ考えていないが、今後検討していきたいと説明しました。

 最後に私から、本日はお疲れのところ忌憚のないご意見や建設的なご意見を頂戴いたしましてありがとうございました。
新しいご意見もあって、(株)いくさかてらすが運営するにあたって検討する内容もございまして勉強になりました。
 村民の皆さんになるべく2030年にゼロカーボンにするのだという事をご理解頂き、それが地球温暖化の防止にも繋がっていく。また小さな村からゼロカーボンに向けて取り組んでいくことを発信することによって、それがドミノ的に日本に広がっていけば、本当に2030年、2035年には化石燃料から脱却できるのではないかと考えております。

 まだまだ皆さんからご意見を頂きながら、(株)いくさかてらすや脱炭素先行地域づくり事業、また全体の村政運営についても進めていかなければならないところですので、村民の皆さんと意見交換をしながら、なるべく建設的なご意見を反映できる村政にしていきたいと思います。引き続き村民主役の村政運営を心がけてまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げまして、お礼の挨拶とさせていただきました。