信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

道の駅いくさかの郷定例会&東筑摩郡村長会・議長会新年会

2025年01月15日 | 生坂村の会議
 1月15日(水)午後3時30分からは、第10回道の駅いくさかの郷定例会を開催しました。
 最初に私から、今年初めての定例会ですが、お忙しい中ご出席を頂きましてありがとうございます。資料を拝見しますと駅長がお話したように、12月は天気が悪く前年対比を割ってしまった訳ですが、かあさん家の方は灰焼きおやきの売り上げが伸びて、12月の前年対比はクリアしているという状況でございます。

 1月は長野県の北部地域に大雪警報が出たり、雪害で国道が通行止めになったりというニュースが流れていますので、県外からお客さんが来てくれないのか、売り上げの方が厳しい状況であります。天気に左右されるのが商売ですので、致し方ない部分もあり、この閑散期はどこの道の駅もそうですが、どうしても売り上げを伸ばすというのは難しい時期なのかなと思います。

 小谷村では雪中キャベツの売り上げが伸びている様な記事もありましたが、当村にとっても大きなキャベツが出ていまして、それは格安でお客様がすぐに買っていって売り切れてしまうという話も聞いていますが、そんな様に主力になる商品がいくつもあれば、また閑散期でも売り上げが伸びていくのでなないかと思います。
 それでは皆さんから忌憚のないご意見を頂きながら道の駅の運営をしていきたいと思いますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げますなどの挨拶をさせて頂きました。

協議事項
1、かあさん家実績について
食堂の売り上げが1,202,852円、お焼きの売り上げが1,775,320円、直売所が2,493,000円で合計5,471,172円となり、昨年と比較して68,342円の増となった。12月30日を休業したので食堂と直売所は売り上げが減ったが、おやきの売り上げが多く、全体の売り上げが増えた。冷凍のおやきやおまんじゅうについて作って冷凍しており、今後の売り上げを伸ばしていきたいと説明がありました。
意見質問はありませんでした。

2、農林水産物直売所収支について
11月の収支は歳入が6,384,656円で歳出が6,074,897円で309,759円のプラスとなった。この時期は農産物の出荷が減る為に、農産物以外の売り場の検討と農産物をどのように出荷を増やして行くかを検討していきたい。
12月の売り上げは4,141,386円で前年度対比88.3%となり。来客者数は4,049人で99.3%となった。雪の日が多く、天候が影響し来店者が伸びなかった。仕入れ商品の売り上げが伸びなかったが、農産物の売り上げは若干伸びている。
来店率は上がっているので、閑散期の農産物の出荷量を伸ばしていくように取り組んでいきたいと説明がありました。 

 主な意見・質問とその回答の概要については、
 キャベツの生産は増やせないか質問があり、天候により左右されるので難しいが、閑散期に何か特色ある農産物が出荷きるように研究していきたいと説明がりました。 
3、その他
 2月の営業カレンダーの説明と、農産物の出荷について、麻績村、坂北村と連携できないか検討していきたいと説明がありました。
 主な意見・質問とその回答の概要については、
春の山菜の出荷からタケノコ(淡竹祭り)に向けて準備を進めて欲しいと意見がありました。

 午後6時からは、松本市において恒例の東筑摩郡村長会・議長会の合同新年会を開催させていただきました。新春の大変お忙しい中、中川衆議院議員、松本地域振興局 宮島局長、松本保健福祉事務所 長瀬所長、松本建設事務所 太田所長、中信教育事務所 西村所長にご臨席いただき、皆さんで記念撮影をしてから始めました。

▽ 私が東筑摩郡村長会長として、日頃来賓の皆さんに東筑摩郡5村にご支援・ご指導をいただいていることに感謝を申し上げ、国は少数与党となり、103万円の壁、高校授業料無償化の協議を経て来年度当初予算が決まることに注視しながら、各5村は来年度当初予算を計上、査定をしているところでして、村民の皆さんのために子育て支援や福祉の充実などの住民サービスをどの様に提供していくか、各課題解決のために引き続きの施策や新たな施策をどうするのか頭を痛めているところだと思いますが、来年度も議会と両輪のごとく、しっかりと村政運営をしていきたいと思いますので、来賓の皆さんのご支援、ご指導をお願い申し上げ、巳年の今年は、5村の躍進と平穏な一年になりますことと、皆さんのご健勝とご多幸をご祈念申し上げますなどの開会の挨拶をさせていただきました。

 次に、議長会会長 筑北村議会 鎌田議長にも開会のご挨拶をいただき、中川衆議院議員、松本地域振興局 宮島局長、松本保健福祉事務所 長瀬所長、松本建設事務所 太田所長、中信教育事務所 西村所長が、それぞれ専門の立場から、ご支援と激励などの来賓のご挨拶を頂戴しました。

 東筑摩郡村長会副会長の山形村 本庄村長の乾杯の発声で祝宴に入り、各村の村政運営や各種事業、各課題など多くの話で賑やかに始まりました。

 一献交わしながら、何度もお会いしている方々ですので、とても和やかに国政、県政、村政のことなどで有意義な意見交換ができました。


 翌日の都合で30分ほど早く中川衆議院議員が帰られるということで、朝日村 小林村長の発声で中締めを行いました。

 午後8時には、議長会副会長 山形村議会 大月議長に3本で景気よく本締めをしていただき、予定通り修了しました。


上下水道運営委員会&脱炭素事業打合せ&日岐と小舟上空からの風景

2025年01月15日 | 生坂村の会議
 1月15日は雲が広がり風も強く、夕方からは雪が舞い真冬の厳しい寒さの一日でした。

 午前10時からの上下水道運営委員会は、最初に腰原会長から、能登半島地震が発生してから1年が過ぎ、当時珠洲市では、ほぼ全市が断水してしまい、今なお300戸ほどが断水とのことで、当村も水道管の耐震化を進めていただきたいことと、下水道に関しても、施設の維持管理を進め、普及率を向上していただき、健全な事業運営をお願いしたいなどの挨拶をいただきました。

 次に私から、今年度から公営企業会計に移行し、今年度は2ヶ月に一度開催の簡易水道有収率対策プロジェクト会議において検討協議を進めてきた結果、有収率が80%を超え高い水準で推移していて、会議での成果が十分表れていますし、安曇野市と大町市からの分水料金が下がりましたが、計画的に送水管・配水管の老朽化・耐震化対策を進めており、毎年度企業債の償還金が2,000万円ほどあり、給水単価は上がっていますが今後も計画的に布設替えを進めていきたいと考えております。

 下水道事業は、令和14年度まで企業債が5,500万円ほどあり一般会計から繰入をし、施設の維持管理のために修繕をしながら運営をしておりますが、快適な生活と環境維持には欠かせない事業ですので、健全運営に努めながら皆さんからご理解とご協力をいただき進めていきたいなどの挨拶をさせていただきました。

 事務局から令和6年度簡易水道事業の運営状況及び令和7年度簡易水道事業の運営について説明させていただきました。
今年度も上水道業務の経験職員で組織する簡易水道有収率対策プロジェクト会議において、漏水対策等の検討協議をしてきた成果が現れ、有収率が向上したことなどの説明をしました。

 委員各位からの質問、要望等に対して回答させていただきました概要は、
宇留賀・古坂ラインは200tほど増えている原因については、昨年国道工事に伴う使用があったのが要因であると回答しました。
 PFOSの検査結果については、昨年8月の水質検査では、低量下限値以下で数値なしであった。現在は水質検査の義務はないが、令和8年度から義務付けになるので、その時から示していくと回答しました。

 草尾牛沢地区で昨年1,660万円ほどが増えたことについては、昨年の資料は、草尾中村団地であり、会議で検討の結果、草尾牛沢に工事個所を変更したため、単純には比較できないと回答しました。
 来年度予算案の営業収益が増えている要因については、今年度の決算見込額が39,320千円であり、当初予算額より増えるので、来年度の予算額を増やしたと回答しました。
 水道料金で賄うのが公営企業会計であるが、営業外収益の一般会計からの繰入金については、440万円ほど戻し金があるので、一般会計3,000万円ほどの繰入を見込んでいると回答しました。                   

 続いて、令和6年度下水道事業の運営状況及び令和7年度下水道事業の運営について説明させていただきました。
 意見と質問はありませんでした。
 その他
 昨年度の事業予定個所と今年度事業個所を変更したことは、プロジェクト会議と当初予算の査定時に、減価償却が残っている個所は、一般会計からの繰入が多くなるため、個所を変更して3月議会で説明させていただいた。今後も減価償却等を考慮して、事業実施個所の選定を行っていきたい。
 農業用水と水道、下水の布設はルートを決めることについては、相対的に管理しやすいので今後連携しながら進めたいことと、昨年クロスしている所で漏水があり、今後管路の施工時に協議をしていきたいと回答しました。

 簡易水道は公営企業会計であり、維持管理をしていくのに一般会計から繰入しているのが現状で、分水料金の減額はできないかについては、安曇野市と大町市から分水していただいているが、県環境部の指導の下、第三者委託を両市と結び、分水料金は下がりましたが、今後は、送水管の布設替えなどの施設の維持管理費を分水単価に加えるなど一定の算出ルールがあるので、5年ごとの見直しの時に下がるかは分からないなどの協議をしました。

 午後1時30分からは、脱炭素事業打合せを行いました。
令和7年度 公用車EVカーシェアについては、社会福祉協議会への貸出の調整、今後の導入予定などの協議をし、令和7年度の省エネ機器・木質バイオマスストーブ補助、民間施設向けの補助等について説明を受け、更新から新設に拡大するなどの検討をしました。

 (株)いくさかてらすの事業進捗状況・確認事項として、中部電力パワーグリッドへの系統連系申請状況、社会福祉協議会の工事状況、低圧契約容量(契約アンペア)について、高圧契約容量(契約アンペア)について、高齢者生活支援センター太陽光接続工事、使用前自己確認、契約書類については、基本要綱、重要事項説明書、個別プラン定義書、申込書、運用について、高圧料金について、小売の登録申請など、大変多くの検討協議をしました。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、我が家からフライトさせ、雲に覆われた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、中学校で百人一首大会(小学校6年生来校)、児童館でしょうぎ教室、ノーマイカーデー、補正予算査定、道の駅いくさかの郷定例会などが行われました。


令和7年賀詞交歓会及び総合表彰式&日岐と小舟上空からの風景

2025年01月14日 | 私の活動報告
 1月14日(火)も晴れて青空が広がり、朝はグッと冷え込み、昼間も寒い体感でした。
 午前11時から、村営やまなみ荘大ホールにおいて、令和7年賀詞交歓会及び総合表彰式を開催しました。

 村議会議員各位、区長各位、各種団体の代表者など50名ほどにご出席いただき、ご来賓として、下条衆議院議員、中川衆議院議員、青木県議会議員、(株)松本山雅 小澤社長にご臨席賜り盛大に開催できました。

▽ 私から、年頭に当たり、今年も「子育て支援事業」「福祉の村づくり事業」「産業振興事業」「地域活性化対策等事業」の四つの重点事業を中心に実施してまいりたいと考えております。
 これらの事業の取組として、第三次教育大綱の改定並びに生坂村こども計画及び男女共同参画推進計画の策定、子ども家庭センターの設置を行い、それらにより、子育てと生坂教育の充実を図り、保育園、小・中学校、児童館のコドモンの完全運用による保護者との情報共有と連携強化、部活動の地域移行への早期の方向付けなど、子ども達が健やかにたくましく成長できる環境づくりと子育て世帯の経済的負担を軽減してまいります。

 第9期介護保健事業計画の実施に伴い、高齢者の保健事業と介護予防の一体的事業に取り組むとともに、住民相互の支え合いによる地域づくりの場として、有償生活援助サービス「もりびと」の各種サービスの推進並びにいどばたキャラバンの充実、はるかぜの今後の利用促進のために重層的支援事業を行うことなどにより、住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるように取り組んでまいります。

 産業振興事業では、農地中間管理機構によるぶどう畑への圃場整備、農山漁村振興交付金による事業の実施、地域計画に添って各地区で農産物の栽培など、道の駅いくさかの郷を中核として、生坂村の基幹産業であります、農業の振興や課題解決と方向性を見出し、生坂村産農産物の販売増による、村民の皆さんの所得向上を更に進めていき、生坂農業の構築に努めてまいります。
 災害に強い村づくりのために、防災行政無線設備のデジタル化、防災士の養成、各防災組織との連携等を進めるとともに、「脱炭素先行地域づくり事業」を実施することにより、平時については環境に優しい再生可能エネルギーで発電した電力を活用し、有事の際には太陽光発電設備と蓄電池により、問題なく電力を利用することができるようにし、災害に強い村に結び付けてまいります。

 今年の脱炭素先行地域づくり事業は、太陽光発電設備等のPPA事業は、今年四月からの電気の小売事業の開始に伴い、デマンドレスポンス需給管理システムも稼働させ、引き続き公共施設、民家、事業所等に太陽光パネルと蓄電池の設置を進めてまいります。
 LEDと省エネ機器の導入補助は、来年度は更新から新設まで拡大させるために検討中であり、木質バイオマスストーブの導入補助なども進めてまいります。
 EV関係では、EVバスとEV車は三月から稼動予定であり、公共施設等にEV充電器と充放電器を導入し、来年度も公用車をEV車に転換してまいります。
 マイクログリッド構築事業と小水力発電に関しては、来年度から本格的に施工するために、実施設計等を進めております。
 木質バイオマス関係では、今年度、ペレットストーブを更に四施設に設置する予定であり、やまなみ荘のチップボイラーは、今年二月末までに設置予定であり、今年度設計中の施設の照明のLED化や省エネエアコンへの更新、厨房、浴場などの改修工事完了後からの稼働を目指しております。

 森林整備につきましては、村内森林の調査結果を基に、国の森林環境譲与税や県の森林づくり県民税の補助事業などを活用して、ゾーンを決めての伐採やライフラインの支障木の伐採などの取り組みが必要と考えており、関係者と実施に向けた調整を行っております。
 下生坂雲根地区のいくさか『創造の森』をフィールドとして、開催してきました観光庁の「第二のふるさとづくりプロジェクト」は、参加者が地域に生息する生物の学習や地域資源を活用した様々な活動を通じて、関係人口の増加につながる事業として進め、来年度も新たなリジェネラティブツーリズムを検討してまいります。
 その他にも多くの当事業関係が、着実に遂行しておりますので、皆さんも当事業に感心を持っていただき、人口減少、少子高齢化などの課題を抱える当村の環境や未来の生活のために「ゼロカーボンに向けての地域エネルギー」の重要性を認識していただきたいとお願いする次第でございます。

 当村は、「生坂村第6次総合計画」を根幹に「いくさか村づくり計画」を実施計画として進めています村政運営に加え、今年度策定します「第3次生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」も念頭におきまして、村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な事業遂行に努めてまいりますので、村民の皆さんのご理解、ご協力をお願いしますとともに、関係各位のご指導、ご支援をお願いする次第でございます。

 それでは、今年度の総合表彰式では、それぞれのお立場で村に対し貢献をされました九名の皆さんを表彰させていただきます。
 受賞される方々は、消防団長、消防委員、教育委員、固定資産評価審査委員、農林水産物生産者組合正副組合長、安曇野交通安全協会生坂支部長、素晴らしい絵画を寄贈いただいた方であり、それぞれに生坂村のためにご尽力くださった皆さんでございます。
 皆さんのご活動により、村民の皆さんが、生坂村で安全で安心して暮らし、様々な取組が行われてきたと感じているところでございます。
受賞される皆さんのようにそれぞれのお立場で、村、地域に対してご尽力、ご指導をしていただかないと、村民の皆さんが絆を深め、支え合い育んでいけないのでございます。

 長年にわたりましてのご労苦に対し、心より深甚なる敬意を表し、感謝を申し上げる次第でございます。
 村民の皆さんも、本日表彰される皆さんのように、それぞれのお立場で、村政に参画、貢献をされているところでございますので、引き続き生坂村及び地区の皆さんのためにご支援とご協力をお願いいたします。
 結びに、生坂村の発展とご出席の皆さん並びに村民の皆さんのご健勝、ご多幸をご祈念申し上げますとともに、本年も平穏で幸せ多き年となりますことを心からお祈り申し上げますなどの開会の挨拶とさせていただきました。


 今年度の総合表彰式では、消防団長、消防委員、教育委員、固定資産評価審査委員、農林水産物生産者組合正副組合長、安曇野交通安全協会生坂支部長、素晴らしい絵画を寄贈いただいた方の9名の皆さんであり、それぞれ長きにわたりご活動されました方々でございます。



▽ 竹内さんが、本日、受章された皆様はそれぞれの立場で職責を全うされた方々で、大過なく職責を全うできましたことは、ひとえに皆様のご協力と、ご支援によるものと感謝しております。
 受賞者一同は、今回の栄誉を励みとし、これからも研鑽を重ね精進して参りたいと思います。そして、村民としてそれぞれの立場で村の発展のため微力ながらご協力して参る所存ですので、引き続きのご支援をお願いいたします。
結びに、本日お集まりの皆様の今年一年のご健勝と、生坂村の益々の発展をご祈念申し上げますなどの受賞者を代表しての謝辞を述べられました。

▽ 下条衆議院議員からご祝辞を頂戴しました。

▽ 中川衆議院議員からご祝辞を頂戴しました。

▽ 青木県議会議員からご祝辞を頂戴しました。

▽ (株)松本山雅 小澤社長から祝辞を頂戴しました。

▽ 太田議長からは、令和7年 生坂村賀詞交歓会の開催にあたり議会を代表して一言お祝いを申し上げます。
 本日は多くの皆さまの御参集のもと賀詞交歓会が開催できることお喜び申し上げます。また、先ほどの総合表彰において、それぞれ表彰された皆様におかれましては日々、生坂村の発展にご尽力いただいていることに感謝すると共に、その功績を評価されましたことに心からお祝いを申し上げます。どうか引続き生坂村の発展の為に、お力添えを宜しくお願い致します。

 この場をお借りまして少し議会のお話をさせて頂きます。当議会では平成29年の欠員選挙から本格的に議会改革に取組み、令和3年4月の選挙では20年振りの選挙戦となりました。「村民に身近な議会」を合言葉に様々な施策の取り組みを図り、それらが評価され県内外の議会から視察に訪れて頂くまでになりました。しかし様々な出来事から令和5年8月の村民アンケートでは議会改革の肝となった施策である報酬の見直しの意見を多くいただいたことを真摯に受け止め、議会改革検討会で協議をし、議員の活動は年齢による差は無く、村に愛着を持ち、村を理解している住民が活動しやすい環境を整えるため報酬は一律にし、地方議会の最大課題である報酬の底上げが必要と考え、先月12月定例会において改正しました。この改正を機に4月におこなわれる選挙では、先人が知恵を絞り汗をかいて守ってきた生坂村を引続き守れる強い思いと行動力のある方の立候補に期待をしているところでございます。

 結びに、本日ご参加の皆様のご健勝と益々のご活躍を祈念いたしまして甚だ簡単ではございますが祝辞とさせて頂きますなどの祝辞を述べられました。

▽ 瀧澤区長会長から、生坂村の益々の発展と村民の皆さんのご健康、ご多幸と今年一年が平穏な年でありますことなどを願い、声高らかに乾杯の発声をしていただき祝宴が始まりました。

▽ コロナ禍前の様に一献交わしながら、当時の役職のこと、村政や議会ことなど様々な話で盛り上がりました。





▽ 竹内商工会長のご発声により、村民の皆さんのご健康、ご多幸と今年一年が良い年になりますことを祈念され、一本で締めていただき賀詞交歓会がお開きになりました。

 村民の皆さんはそれぞれのお立場で、村政に参画、貢献をされているところでありますので、引き続き村民の皆さんをはじめ関係各位のご支援、ご指導を賜ります様お願い申し上げます。

  表彰をさせていただいた皆さんには、長年に渡りましてのご労苦に対し、心より深甚なる敬意を表し感謝を申し上げますとともに、お忙しい中、ご出席くださいました皆さんに御礼を申し上げます。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、今朝がバス通勤でしたので、我が家からフライトさせ、朝日が少し届き始めた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校でスケート教室1,2年生、中学校で全校合同体育日課開始、乳幼児健診、振興課関係工事開札、中部環境事務所ヒアリング、3班の皆さんの元気塾などが行われました。

宇留賀上空からの風景

2025年01月13日 | 生坂村の風景
 1月13日(月)は日差しが届いても一時的に雲が広がり、この時期らしい寒さで防寒が欠かせませんでした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、薄雲が広がっている空から、朝日が差してきた宇留賀上空からの風景を撮影しました。
宇留賀上空からの風景


 生坂村誌によると、宇留賀の金熊川沿いには、江戸時代から用水路があって、米を作り米のご飯を食べられたが、近くの村々では米が作れなかったので、「花の宇留賀は銀の飯」と威張っていたと言われています。

 こちらの用水路は県営中山間総合整備事業により改修され、ここの水田は用水を心配することなく、江戸時代からの稲作が続けられると思います。

 山清路方面は朝日が差し始めましたが、手前から新山清路橋、旧山清路橋、山清路大橋と3橋が一枚の写真に入るのは、この地の交通の歴史を感じる風景だと思います。

 北アルプスの名峰槍ヶ岳を水源とする犀川は、松本平、安曇野を過ぎて善光寺平へと至る間、蛇行を繰り返しながら深い峡谷を成し、犀川は生坂村にて支流の金熊川と麻績川を合流していて、このあたり延長1km区間が景勝の地「山清路」となっています。

 今、下生坂雲根地区において、脱炭素先行地域づくり事業の一環として、いくさか創造の森プロジェクトを進めており、ここをフィールドとして、開催してきた観光庁の「第二のふるさとづくりプロジェクト」は、参加者が地域に生息する生物の学習や地域資源を活用した様々な活動を通じて、関係人口の増加につながる事業として進めてきました。

 当事業を進める中で、今後は山清路にも広げていき、当村北部の観光振興につながるようにして、地区の活性化に結び付けていきたいと思います。

 本日私は公務がなく、毎朝恒例の撮影とSNSの発信を済ませた後、理髪をしに行き、その後『ハウルの動く城』の「ベーコンエッグ」を見て、とってもおいしそうで食べたくなったという、孫たちのリクエストに応えて、息子が用意してくれたベーコンエッグなどの昼食をみんなで食べて、とても美味しかったです。


 本日生坂村では、中学生がアンサンブルコンテスト塩筑木曽大会などでした。

令和7年 生坂村消防団 出初式

2025年01月12日 | 生坂村の行事
 1月12日(日)午後2時から、軽快なラッパ班の演奏に合わせて、「いくっ子消防団」を先頭に本部、第1分団、第2分団、第3分団、本部ポンプ車、各部の小型ポンプ搭載車、明科消防署の消防車・救急車と続く、規律正しい分列行進が行われました。

 今年は藤澤副団長を先頭に、「いくっ子消防団」が可愛らしく行進しました。今年も前の人の後を順番に歩いて、少し離れたところもありましたが楽しそうに行進してくれました。

 今回は、私の孫が保育園の年長組と年少組にいますので、二人とも恥ずかしながらもチャンと行進してくれました。

▽ 原田副団長を先頭に、本部、第1・2・3分団と規律正しく元気良く行進しました。


▽ 本部車を先頭に、各分団と明科消防署の救急車・消防車も行進していただきました。



 2時30分から体育館で、歴史と伝統ある生坂村消防団出初式が全団員の参加と来賓は村内在住に絞ってご臨席を賜り、厳粛に開催いたしました。

▽ 「国旗に注目」の後、藤澤副団長の開式の辞、「団旗に注目」と出初式が始まりました。



▽ 私が中山団長から人員報告を受けました。

▽ 中山消防団長から、昨年を振り返りますと、元日に令和6年能登半島地震が発生し、最大震度7の地震と津波、火災によって甚大な被害をもたらしました。さらには、8月に宮崎県沖を震源とする震度6弱の地震により、南海トラフ地震臨時情報が発表され、震度4を超える地震が多く発生していることを考えると、いつ糸魚川静岡構造線が動き、大地震が生坂村を襲ってもおかしくはない状態であると考えます。
 また、水害におきましても、九州地方を中心に甚大な被害をもたらした台風10号や、復興へと歩みを進める能登半島を襲った9月の豪雨災害など、激甚化・頻発化した災害は日本全国において猛威を振るっています。

当村におきましては、幸いなことに火災の発生のない一年となりましたが、7月には前線の停滞により大雨となり、小立野地区にて内水氾濫が発生し、消防団も出動しました。幸いにも人的被害等がなかったことは救いであったと考えます。
 このように、いつ発生するかわからないさまざまな自然災害に対応するためにも我々消防団の果たす役割は地域防災力の中核として、その活動の重要度は計り知れないものとなっております。
 そのため、松本広域消防局や明科消防署などのご指導とご支援のもと、訓練や講習に励み、消防技術の向上と知識の習得に努めていく所存です。
 加えて、自主防災組織などと一体となって、複雑多様化する災害に、迅速かつ的確に対応できるよう取り組み、安心して暮らせる地域づくりを築いていくことが重要になると考えております。
 また、社会環境や価値観の変化とともに、消防団を取り巻く環境は一層厳しくなっており、若年層の団員の減少、在籍団員の高齢化等、さまざまな課題も解決していかなければなりません。
 村民の皆様には、今後も消防団活動へのご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

 このような現状の中におきましても、村理事者並びに村議会、関係者の皆様方には、深いご理解とご配慮をいただき、消防詰所の修繕や水利台帳システムの整備など、消防施設や備品の整備が着実に進められ、団員の安全確保と住民が安心して生活できる環境の構築が図られていること。
 さらに出動率70%以上の団員を対象とした、村内各事業所で使用できる消防団員応援商品券の交付、団員報酬の個人支給など、適切な処遇改善にご尽力いただいていることに、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
 また、ご来賓各位からは格別なご指導、ご鞭撻をいただいており、より一層、献身的地域愛を以って、教養を重ね訓練に励み、歴史ある生坂村消防団の使命を肝に銘じ、村民の負託に応えるよう精進していく所存であります。
 結びに、本日ご列席いただきました、ご来賓の皆様の益々のご健勝とご活躍、そして、災害のない生坂村となるよう、消防団員一致団結して活動していくことをお誓いするなどの式辞を述べられました。


▽ 私から、昨年は元旦に、石川県能登地方で最大震度7の地震が発生し、甚大な被害に見舞われました。また、9月には線状降水帯等による豪雨災害が発生し、復興道半ばの被災地で、またしても多くの尊い人命が失われ、心からお見舞いを申し上げますとともに早期の復旧・復興を願うところでございます。
 また全国各地でも、相次ぐ大地震、台風や梅雨前線の影響などにより、家屋損壊、豪雨、土砂崩れ、河川の氾濫、浸水、降雹、突風など多くの自然災害が発生しております。
 そして、昨年当村はお陰様で火災の発生はありませんでしたが、5月と8月には局所的な豪雨により土砂崩落などの災害が発生し、毎年、自然災害のリスクが益々高まっている状況でございます。
 それは、世界でも頻発している集中豪雨や猛暑など、地球温暖化に起因する気候危機であり、全世界共通の喫緊かつ最優先の課題となっております。

 今、世界が脱炭素の実現へ力を合わせて取り組んでいる中、当村も未来を担う子どもや孫たちが安全で安心して暮らせる持続可能な生坂村を構築するために、脱炭素社会を目指す必要性を痛切に感じ、「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」をさせていただき、脱炭素先行地域に選定され、様々な事業を行っているところでございます。
 今年度は、太陽光発電設備等のPPA事業は、現在まで25カ所に太陽光パネルの設置が済み、省エネ機器の導入補助と木質バイオマスストーブの導入補助は、合わせて2,000万円以上の補助金の交付を決定しております。
 EV関係では、EVバス1台、公用車5台を発注し、木質バイオマス関係では、ペレットストーブを4施設に5台を設置し、マイクログリッド構築事業は実施設計などを進めております。
 その他にも多くの当事業関係が、着実に遂行されておりますので、皆さんも当事業に感心を持っていただき、災害に強い村づくりのために「地域エネルギー」の重要性を認識していただきたいとお願いする次第でございます。

 消防団員各位には、この様な様々な状況を踏まえ「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練などに献身的にご活動され、個々の資質の向上と知識、技能の習得に努められ、あらゆる火災、災害にも対応できるようにしていただき、生坂村の防災力の充実強化を図るために、引き続きのご活動をお願いする次第でございます。
 行政としましては、防災行政無線施設のデジタル化を進めるなど、団員各位の活動に応えるために、防災力の更なる強化を図り、村民の生命と財産を守るための基盤づくりを進めておりますので、団員各位の出動率の向上と新入団員の確保をお願いする次第でございます。
 結びに、生坂村消防団員各位に於かれましては、健康に留意され、引き続き安全で安心して住み続けられる生坂村を守るためにご尽力いただきますことをお願いするなどの訓示を申し上げました。


▽ 長野県消防協会長感謝状を、元団長 山本吉人氏が受章されました。

▽ 松本消防協会長感謝状を、代表して元喇叭長 藤澤幸恵氏が受章されました。

▽ 生坂村長感謝状を、元団長 山本吉人氏と元喇叭長 藤澤幸恵氏に授与しました。


▽ 長野県消防協会長表彰の永年勤続功労章を、代表して第3分団山本部長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の功労章を、第2分団瀧澤分団長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の努力章を、第3分団岩間分団長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の精績章を、消防団本部吉川本部長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の技術章を、第1分団腰原分団長が受章されました。

▽ 長野県消防協会長表彰の精勤章を、第1分団上條班長が受章されました。

▽ 松本消防協会長表彰の功労章を、第3分団藤澤副分団長が受章されました。

▽ 松本消防協会長表彰の精績賞を、代表して第1分団宮川副団長が受章されました。

▽ 松本消防協会長表彰の精勤章を、代表して第2分団中澤団員が受章されました。

▽ 生坂村消防団長表彰の勤続功労章を、第1分団小池部長が受章されました。

▽ 生坂村消防団長表彰の功労章を、代表して消防団本部関口本部班長が受章されました。

▽ 生坂村消防団長表彰の精勤章を、代表して第2分団中澤団員が受章されました。

▽ 受賞者を代表され、山本元団長から、消防団活動といいましても、生坂村に住む者の一人として、ごく当たり前の事をしているまでであり、このような表彰を受けられるということは、諸先輩方をはじめ村民皆様方の深いご理解とご協力を得られたからこそ、消防団員としての活動を行なうことが出来たと思っております。
 今後もいっそう予防消防に徹し、火災のない村となるよう微力ではありますが、努めてまいりますなどと謝辞を述べられました。


▽ 来賓祝辞として太田村議会議長から、消防団の皆さまには、火災を始め様々な災害から村民の生命・財産を守るために、日夜、献身的に活動していただいてることに対し、深く敬意を表しますとともに感謝申し上げます。併せて、先ほど表彰を受けられました団員各位また、そのご家族のお皆さまの長年にわたるお支え、ご功績に対し、心から敬意を表し、お祝い申し上げます。消防団の活動は消火活動だけだは無く災害時の警戒や諸活動、時には人命救助など多岐にわたります。私も消防団員として皆様と活動を共にして活動の厳しさはわかっているつもりでいます。

 議会といたしましても、現場での課題をしっかりと把握し、消防力や防災力の強化と団員の活動環境の向上に繋がる取り組みを応援して参りますので、本年も村、村民の生命財産を守るために一層のご協力を賜りますよう宜しくお願い致します。
 結びに、関係各位の変わらぬご支援、ご鞭撻を切にお願い致しますとともに、ご列席の皆さま並びにご家族の今年一年のご健康、ご多幸をお祈り申し上げ、甚だ簡単ではございますが、お祝いの言葉と致します。

▽ 続いて松本広域消防局明科消防署 青柳署長から、昨年を振り返りますと、当消防局管内における火災発生件数は120件となり、前年と比較して17件減少いたしました。
 これはひとえに、消防団の皆様による日頃の防火・防災活動の賜物と思っております。
 本年も私どもは防火安全対策を一層強化してまいる所存ですので、生坂村消防団の皆様におかれましても、引き続きご協力をお願いいたします。
 またお陰様で当消防局管内では大きな災害は無く、概ね平穏な一年でありましたが、全国的には災害級ともいえる猛暑となり、その暑さに伴う豪雨災害等の自然災害が日本各地で発生しました。

 さらに、昨年は8月8日に、宮崎県日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されるなど、大規模災害への備えが大変重要であると実感しているところでございます。
 この様な大規模な災害が発生すれば、地域防災の要として先陣を切って災害現場に駆けつけ、献身的に活動される消防団員の皆様には、ますます村民の大きな期待が寄せられております。
 松本広域消防局といたしましても、消防団の皆様との両輪の結束と連携を更に強固なものとし、生坂村の安全・安心を支えてまいる所存ですので、共に邁進いただきますようお願い申し上げます。
 結びに、生坂村並びに生坂村消防団の益々のご発展と、本日ご列席の皆様のご健勝とご多幸、また本年が生坂村にとって災害のない平穏な一年となりますことを祈念申し上げますなどのご祝辞を頂戴しました。

▽ 「団旗に注目」、藤澤副団長の閉式の辞で終了しました。来賓の皆様、消防団員各位など関係の皆さんには、寒い中ご参加くださり大変お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。




小舟常会の三九郎&下生野上空からの風景

2025年01月12日 | 生坂村の行事
 1月12日(日)は雲が目立つものの、日差しの温もりよりも寒さに軍配が上がり、万全な防寒でお過ごしました。
 午前9時からは、我が小舟常会の三九郎の準備をしました。今年は下生坂で初めてカヤを刈って運んで来る班と、近くの竹林から切り出した竹を組んで立てる班に分かれて準備をしました。

 今年も私は息子達と一緒に刈った下生坂のカヤは、大きくて切りやすい畑でしたので、いつもの面積より少なくても今までで一番カヤを刈ることができました。

 トラックに山のようにカヤを刈ってくると、立てた竹にだるまをのせ、門松で門をつくるなどの準備ができていました。
 今年は小さめにつくる予定でしたので、例年より少し小さく立てた感じでした。

 合流してからカヤを立てかけて、しめ縄や松飾り、それぞれの家や会社を見守ってくれたダルマなどは飾りつけが済んできて、最後は竹で覆って縄で縛りつけました。

 もう一つはその4分の1ほどの三九郎を竹とカヤで作り、子ども達も手伝ってくれて、しめ縄や松飾り、ダルマなどを飾りつけてあり、両方とも見事に完成しました。

 今年も早めの午後4時に子どもから大人まで、我が常会の7割ほどが集まって、私の息子が年男ですので、最初に小さい三九郎から火を付けました。

 続いて大きな三九郎にも息子が火を付けて、竹の燃える音が響き、大きな炎が立ち上がり素晴らしい三九郎になりました。

小舟常会の三九郎
△ 子ども達と一緒に三九郎という歴史ある行事を次代まで引き継ぐことが、その地区の人々の絆を深め風土を育んでいくのだと感じた、小舟常会の三九郎の模様です。 #生坂村 #三九郎 #小舟常会


 私の孫たちは、両親と燃え上がる三九郎を見たり、おやつを食べたり、常会の人たちやお兄ちゃん、お姉ちゃんと遊んだりして楽しんでいました。


 燃え残った「おき」でお餅や米粉の団子、さつまいもを焼き、その場で美味しいと言いながら食べる家族や家に持ち帰る家族がいて、我が家も帰って食べましたが、今年は丁度良く焼けていて美味しく食べました。

 今年は災害のない平穏な年になり、小舟常会の皆さんが無病息災で過ごせる幸せ多き年になることを心から願っております。


 子ども達と一緒に三九郎という歴史ある行事を次代まで引き継ぐことが、その地区の人々の絆を深め風土を育んでいくことと感じました。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、下生野の高台に行き、青空が広がっていた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、生坂村消防団出初式、いくっこ消防団分列行進などが行われました。




旅するいきもの大学校!&草尾上空からの風景

2025年01月11日 | 生坂村の報告
 1月11日(土)は日差しが届き、昼間は昨日より少し気温が上がりましたが、朝晩は冷え込みました。
 午後12時45分からは、観光庁「第2のふるさとづくりプロジェクト」の最終回の「旅するいきもの大学校!」が開催されました。

 最初に、星野さんとクラブツーリズムの鈴木さんから、今回までの取組内容や最終回の日程等を説明されました。


 続いて立教大学 スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学科准教授 奇二正彦先生から、今までの取組の内容や成果等についてお話をいただきました。

 今回の取組の始まりや今までの内容等をお話しする中で、生坂村は、1992年のリオサミットに合わせて採択され「双子の条約」とも呼ばれる生物多様性条約と国連気候変動枠組条約の下で進められてきました「生物多様性と気候変動への世界的な取組」を、当村は脱炭素先行地域に選定されて取り組んでいることと、今回の様々な生態系の多様性などを考慮して取り組んだ「旅するいきもの大学校!」の取組をしたことは素晴らしいと好評もいただきました。

 私からは、参加された皆さんに、遠路生坂村までお越しいただいたことに御礼を申し上げ、今回の当事業が計画通り実施できましたことに、奇二先生やクラブツーリズム、松本山雅など関係の皆さんに感謝を申し上げ、脱炭素先行地域づくり事業は今年度から大きく動き出し、

ここ雲根地区の創造の森プロジェクトも始まったばかりであり、今回の取組は、全国の中山間地域が抱える、人口減少、少子高齢化など課題を打破するための一つの取組として進めてきて、生坂村を気に入っていただき関係人口の増加につながることを願っておりますので、今後とも生坂村に関わっていただきますようお願いするなどの挨拶をさせていただきました。

 その後私から、「旅するいきもの大学校!」修了任命証」をお越しいただいた皆さんにお渡ししました。インフルエンザに掛かった方がいて当初より減ったとのことで、18名の参加者とお手伝いしていただいた方、スタッフの方々にもお渡ししました。




 その後その方々と個々に記念撮影をして、最後は全員でも記念撮影をしました。



その後皆で杵と臼で餅つきをして、そのつきたてのお餅をお雑煮や雲根で作った大根おろし、醤油だれ、アイスなどと一緒に食べました。皆さん、美味しいと言って沢山食べていました。私は次の用事がありここで失礼させていただきました。


 その後は、雲根で鳥の巣箱を設置してから、会場をやまなみ荘に移動し、10年後の雲根地区を考える未来編集会議を行いました。

 テーマは、2035年に生坂村公式自然研究員の皆さんの成果が実り、雲根地区が国内外で注目されました。それは、どのような未来かを受講生が6つのグループに分かれて、グループワークを行い、それぞれ発表していただくというものでした。
 各グループ、奇抜で思い思いの未来の雲根を発表していただいたとのことです。

 午後4時45分からUAゼンセン長野県支部の新春旗開きに招待を受け、私が出席させていただきました。

 生坂村は、平成25年10月31日にUAゼンセン長野県支部と「生坂村の村づくりに関する協定書」を結ばせていただき、「村づくり運動」として、道の駅いくさかの郷のイベント、村営やまなみ荘の利用、生坂村のPR活動など、生坂村の活性化に寄与していただいております。

 皆さんが盛り上がります「おたのしみ抽選会」では、最初に生坂村が提供させていただいた、ハンガリーワイン、各種ジュース、梅漬、黒ニンニクなどの抽選が行われ、私が、生坂村との関わり等の挨拶をし、全部抽選して皆さんにお渡ししました。

 本年もUAゼンセン長野県支部の皆さんのご支援とご指導により、生坂村の活性化、道の駅いくさかの郷及びやまなみ荘の健全運営などに取り組んでまいりたいと考えていますのでよろしくお願い申し上げます。

草尾上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、草尾の犀川対岸の高台から、青空が広がっていた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、地域未来塾などが行われました。



日岐と小舟上空からの風景

2025年01月10日 | 生坂村の風景
 1月10日(金)は日差しが届いても、真冬の寒さが続き、防寒必須の寒い一日でした。

△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、5日(日)の朝、朝霧が晴れて朝日が差してきた日岐と小舟上空から撮影した風景です。
日岐と小舟上空からの風景


 本日私は、前日の長野県町村会町村長会議の後、東京で一泊し、朝食後に解散になり、お昼頃に生坂村に着き、昼食後登庁して、まずは溜まっていた決済を済ませました。

 その後、脱炭素事業の検討事項について打合せを行い、12日(日)に行う生坂村消防団の出初式の訓示を執筆しました。

 訓示が出来上がってから、大町市で検討会議があり、往復と会議で2時間半くらい掛けて、夕方5時30分頃には帰庁して、再度決済等を済ませ、6過ぎにはやっと自宅に帰ることができました。

 本日生坂村は、保育園で避難訓練・コドモンテストメール送信、中学校で3年第5回総合テスト・1年5校時音楽、ピラティス教室、2班の皆さんの元気塾などが行われました。

長野県町村会町村長会議&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2025年01月09日 | 生坂村の風景
 1月9日(木)は変わりやすい空で、風が冷たくこの時期らしい寒さとなりました。
 午後1時15分からは、全国町村会館において長野県町村会町村長会議が開催され、羽田町村会長の開会の挨拶で始まりました。

 施策説明として、「令和7年度地方財政対策について」と題して、総務省 自治財政局長 大沢 博氏からご説明をしていただきました。

 103万円の壁・高校無償化・給食無償化などの議論、令和7年度地方財政政策の概要、工事費の高騰、人件費の高騰、金利負担、地方財政計画の規模、一般財源総額、地方交付税の総額、地方税及び地方譲与税、臨時財政対策債、デジタル活用推進事業債(仮称)の創設、都道府県における市町村支援のデジタル人材確保、公共施設の集約化・複合化の推進、

 緊急浚渫推進事業債の拡充・延長、緊急防災・減災事業費の対象事業の拡充等、水道等の防災対策の推進、人口減少地域の郵便局等を活用した行政サービス等の確保の推進、公立高校における地域の担い手の確保・育成の推進、物価高への対応、学校体育館の空調整備の光熱費、地域医療提供体制の確保など多岐に渡り詳細に説明していただきました。

 次に、施策説明として「部活動の地域連携・地域移行と地域スポーツ・文化芸術環境の整備について」と題して、スポーツ庁地域スポーツ課長 大川 晃平氏からご説明をしていただきました。

 少子化・人口減少の加速化、運動部活動に加入している中学生数の推移、学校における部活動改革の必要性、学校における部活動改革の経緯・取組、学校部活動の地域連携、地域クラブ活動への移行の全体像、部活動の地域移行に係る手順の流れ、協議会・推進計画の整備状況、令和5年度における運動・文化部活動の地域移動等に向けた実証事業事例集について、

 多様な種目や活動の取組例、陸上競技を核とした関係人口創出による持続可能なまちづくり、学校部活動の地域連携・地域移行に関する情報発信について、部活動の地域連携や地域スポーツ・文化クラブ活動移行に向けた環境の一体的な整備、地域スポーツクラブ活動アドバイザー事務局について、「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」中間とりまとめ ポイントなどについて詳しく説明していただきました。

 最後に、キャノングローバル戦略研究所 研究主幹 瀬口 清之氏から、「混沌とした世界秩序と日本人の歴史的使命」と題して講演をしていただきました。

 米中関係の行方として、トランプ大統領就任リスク:事前予測、対中関税60%引上げ?、カナダとメキシコからの輸入に対する関税を25%、日本・韓国・EUに対してデカップリングへの同調を強く要求する可能性、米国と欧州の関係悪化リスクも大きな懸念材料、最近の米中関係悪化の要因(1)台湾問題、(2)経済安保等、米国と欧州主要国の間の対中認識ギャップ、EUの対中姿勢、経済安全保障政策に対する米国企業の反発、中国の本音は対米融和、日本の対応:米国における情報収集の問題点、米国を客観的に評価する視点、EUの内政は不安定、世界の政治リーダーの共通問題・Integrity(誠実さ、正直)の欠如、

 中国経済が直面する試練として、実質GDP成長率の推移(前年比)、足許の主な景気マイナス要因、7~9月期に有効な景気刺激策が実効されなかった理由、2020年代後半に直面する構造的マイナス要因、経済政策運営の中期展望、外資企業の対中投資姿勢は二極分化、日米中3国のGDP推移、日本企業の対中ビジネスに新たな追い風、蘇州・深圳での日本人学校児童殺傷事件の影響、日本企業組織内部の足枷、

 大転換期の世界と日本人の歴史的使命として、グローバル社会が直面する課題、世界分断リスクの高まり、グローバルな重要課題に関する合意形成が困難、徳治と法治、ルールの限界を補うモラル、根本的解決には利他=徳治の理念の共有が必要、米国の株主第一主義を修正、三方よしの経営理念、徳治の主役は民non-state actors、徳治の土台は道徳教育で構築、中国の発展は日本の発展・日本の発展は中国の発展などについてお話しをしていただき、世界と日本の情勢が分かりやすい素晴らしい講演でした。


草尾上野ぶどう畑上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日草尾上野ぶどう畑に行き、薄雲から朝日が届き始めた上空から撮影した雪景色です。


 本日生坂村では、保育園で身体測定(以上児)、小学校で金管練習4.5年、中学校で3学期始業式・清掃集会、元気づくり支援金事業事前相談会などが行われました。



商工会関係事業要望&長野県町村会正副会長会議&下生野上空からの風景

2025年01月08日 | 生坂村の報告
 1月8日(水)は雲が優勢のスッキリしない空で、昨日よりも冷え込み、冬本番の寒さになりました。
 午前9時からは、令和7年度生坂村商工会商工業振興事業の予算化について要望がありました。

 竹内商工会長から、「令和7年度生坂村商工会商工業振興事業の予算化についての要望書」を頂戴しました。
 最初に権田指導員から、商工業指導事業補助金の予算化について、要望額、要望額算出の根拠、商工業指導事業補助金などについて説明していただきました。

 次に、いくさかマル得商品券事業の継続、商工業振興対策事業、経営安定化利子補給事業などについても要望がありました。
 また、その他の要望事項として、商工会を取り巻く環境変化と「マスタープラン」について、商工感謝祭の開催について、商工会館の雨どいの防塵対策について、農村資料館の照明設備のLED化の更新などの要望もいただきました。

 今年度商工会員が4会員の加入予定や、以前より池田町商工会と松川村商工会と生坂村商工会の3商工会の高瀬グループとして、「広域連携」「グループ指導体制」を更に強化し、地域の商工業者の課題に寄り添う支援の体制づくりなどの説明も受けました。

 また、例年度の様なプレミアム率の高いマル得商品券の発行や物価高騰対策商品券の検討、商工会の活動等の啓発などを協議し、私から要望額算出の根拠は説明していただき理解しましたが、商工会の今年度収支の決算見込みを示していただき、繰越金、基金等の内容を把握して要望額を判断したいので、事務局レベルで詳細な内容を詰めて、当初予算の査定時に協議することにしました。

 午後4時からは、東京の全国町村会館において、長野県町村会正副会長会議に初めて出席しました。羽田会長の挨拶で始まり、令和7年度長野県町村会事業計画(案)、令和7年度長野県町村会関係予算概要(案)、令和7年度町村会(総合事務組合)事務局体制(案)、正副会長会議日程などについて説明を受け協議し、原案通り了承しました。

 続いて、長野県市町村総合事務組合正副管理者会議に移り、令和7年度長野県市町村総合事務組合事業・予算(案)の概要、令和7年第1回長野県市町村総合事務組合定例会議議事日程(案)などについて説明を受け、協議の結果原案通り了承しました。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の犀川対岸から厚い雲に覆われた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で身体測定(未満児)、小学校で3学期始業式・安全点検日、児童館でえいごであそぼ・しょうぎ教室、地区担当職員会議などが行われました。