対人緊張症の治し方は3通りあります。メールの問い合わせの答えを兼ねて。
2007年8月26日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
近況ですが、私、夏バテをしたようです。
病的とは違う体のだるさがあります。
大分良くなりましたが、ブログの更新をさぼった理由のほとんどです。
さて、今日は、或る方から直接私の所に来た質問のメールの答えを兼ねて書きますね。
今net上では沢山の「あがり、緊張症、対人恐怖症は治せます!!」という文字で宣伝されているサイトが沢山あります。
(途中を省略致します。矢野裕洋。)
駅前で人が沢山いる前で、「私は赤面症です!!」と大声で叫ぶというものです。
矢野さまの療法はその様な人前に出て何かするとか言う療法もあるのですか?
答え、ありません。私の所では人前に出て何かをするというような行動の伴う事はしません。
解説、
まず、最初に、対人緊張症の治す方法は3通りあります。
1番目が医療、薬を使う方法です。
(注、私は医師ではありませんのでこの項目は一般的な話として書かさせて頂きます。)
多くの場合は精神安定剤を使用します。
精神安定剤は意識をぼんやりさせる効果があります。
精神安定剤を服用した事の無い方や服用しても効果が余り出ない方は、お酒を想像して下さい。
お酒に酔うと意識がお酒の影響でぼんやりして対人緊張をしなくなりそうに思えますね。
こういう効果を医師は期待しています。
2番目は多くのカウンセラーや森田療法などの結果(症状)に焦点を当てる療法です。
症状さえ軽減したり無くなれば良いという考え方です。
「人の事を大根だ、人参だ、かぼちゃだ、と思えば良い。」
などは皆さんご存知だと思います。
そして、本当に人の事を大根だ、人参だ、かぼちゃだと思えれば対人緊張症の症状は出ないという事も知っていると思います。
方法は各種療法により少々違ってきますが、結果(症状)を、開き直り、気をそらす、あきらめる、自分を騙す、などを使って症状を無くそうとする方法です。
この方法は症状さえ無くなれば良いという考え方です。
また、医療も症状が無くなれば良いという考え方です。
3番目は結果(症状)に焦点を当てるのではなく、結果(症状)を作る原因(考え方)に焦点を当て、考え方を修正して頂く事で治ってもらおうという療法です。
認知行動療法などが代表的な療法名になります。
ハッピーライフもこの原因(考え方)を修正して治って頂くという療法の一つです。
この療法は名前の通り、間違った認知(考え方)を正しい認知(考え方)に修正して頂く事で結果(症状)は自動的に無くなる、という考え方です。
原因→→→結果
悪い考え方→→→悪い結果(症状)
例、人前で赤面をしたら大笑いをされて嫌われるという考え方が有る人は人前で絶対に緊張して赤面してはいけないと完全主義になるから、結果として赤面症という症状や緊張が出て人付き合いが更に困難になる。
自分を客観的に見て頂き、人前で赤面したとしても赤面しただけで自分を人は嫌う事は無いし、人はそれなりに忙しいのだから自分が赤面したかどうかなどはそんなに重要な事ではないという考え方に修正して頂くと、人前で絶対に緊張して赤面してはいけないという完全主義にならないので、言い換えると、赤面してもしなくても大勢に影響なし、という考え方になって頂くと自動的に症状は無くなるという療法。
結論
駅前で人が沢山いる前で、「私は赤面症です!!」と大声で叫ぶというのは、二つ目の結果に焦点を当てて開き直らせようとしていると推測できます。
ただ、稚拙な方法だと私は思います。
このブログにも山ほどの対人緊張症は簡単に治るというトラックバックが一方的に送られて来ます。
内容を確認すると、とても私のブログのトラックバック一覧に載せられるような物ではありません。
私のHPにも書いていますが、心理療法の世界は混交玉石、ほとんど石だと思って下さい。
ですから、受けられる前にどういう方法で自分の対人緊張症を治してくれるのか等を納得するまで聞かれて下さい。
問い合わせに答えない所は論外ですが、
「いいから、私を信じて。治してあげるから。」
などと辛いという気持ちに付け込んで来る所は要注意です。
また、感謝の声、などと謳っている物を読ませて、それだけで信用させようとする所も要注意です。
感謝の声、など本物だという証拠はありませんから。
また、自信が有るのでしたら感謝の声以外の所を強くアピールして来ると思いますよ。
あくまでも、あなたが論理的に納得しなければ、少しでも不安があるようでしたら他を探される方が良いでしょう。
最後に、ハッピーライフ(私の所)では、原因の考え方の修正ですから、論理的に納得して頂かないと効果が出せません。
こういう内容の質問も遠慮なく下さい。
この良い質問を頂いた方に感謝致します。
途中省略致しました、私への質問は直接メールにてお答え致します。
有難うございました。
2007年8月26日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
近況ですが、私、夏バテをしたようです。
病的とは違う体のだるさがあります。
大分良くなりましたが、ブログの更新をさぼった理由のほとんどです。
さて、今日は、或る方から直接私の所に来た質問のメールの答えを兼ねて書きますね。
今net上では沢山の「あがり、緊張症、対人恐怖症は治せます!!」という文字で宣伝されているサイトが沢山あります。
(途中を省略致します。矢野裕洋。)
駅前で人が沢山いる前で、「私は赤面症です!!」と大声で叫ぶというものです。
矢野さまの療法はその様な人前に出て何かするとか言う療法もあるのですか?
答え、ありません。私の所では人前に出て何かをするというような行動の伴う事はしません。
解説、
まず、最初に、対人緊張症の治す方法は3通りあります。
1番目が医療、薬を使う方法です。
(注、私は医師ではありませんのでこの項目は一般的な話として書かさせて頂きます。)
多くの場合は精神安定剤を使用します。
精神安定剤は意識をぼんやりさせる効果があります。
精神安定剤を服用した事の無い方や服用しても効果が余り出ない方は、お酒を想像して下さい。
お酒に酔うと意識がお酒の影響でぼんやりして対人緊張をしなくなりそうに思えますね。
こういう効果を医師は期待しています。
2番目は多くのカウンセラーや森田療法などの結果(症状)に焦点を当てる療法です。
症状さえ軽減したり無くなれば良いという考え方です。
「人の事を大根だ、人参だ、かぼちゃだ、と思えば良い。」
などは皆さんご存知だと思います。
そして、本当に人の事を大根だ、人参だ、かぼちゃだと思えれば対人緊張症の症状は出ないという事も知っていると思います。
方法は各種療法により少々違ってきますが、結果(症状)を、開き直り、気をそらす、あきらめる、自分を騙す、などを使って症状を無くそうとする方法です。
この方法は症状さえ無くなれば良いという考え方です。
また、医療も症状が無くなれば良いという考え方です。
3番目は結果(症状)に焦点を当てるのではなく、結果(症状)を作る原因(考え方)に焦点を当て、考え方を修正して頂く事で治ってもらおうという療法です。
認知行動療法などが代表的な療法名になります。
ハッピーライフもこの原因(考え方)を修正して治って頂くという療法の一つです。
この療法は名前の通り、間違った認知(考え方)を正しい認知(考え方)に修正して頂く事で結果(症状)は自動的に無くなる、という考え方です。
原因→→→結果
悪い考え方→→→悪い結果(症状)
例、人前で赤面をしたら大笑いをされて嫌われるという考え方が有る人は人前で絶対に緊張して赤面してはいけないと完全主義になるから、結果として赤面症という症状や緊張が出て人付き合いが更に困難になる。
自分を客観的に見て頂き、人前で赤面したとしても赤面しただけで自分を人は嫌う事は無いし、人はそれなりに忙しいのだから自分が赤面したかどうかなどはそんなに重要な事ではないという考え方に修正して頂くと、人前で絶対に緊張して赤面してはいけないという完全主義にならないので、言い換えると、赤面してもしなくても大勢に影響なし、という考え方になって頂くと自動的に症状は無くなるという療法。
結論
駅前で人が沢山いる前で、「私は赤面症です!!」と大声で叫ぶというのは、二つ目の結果に焦点を当てて開き直らせようとしていると推測できます。
ただ、稚拙な方法だと私は思います。
このブログにも山ほどの対人緊張症は簡単に治るというトラックバックが一方的に送られて来ます。
内容を確認すると、とても私のブログのトラックバック一覧に載せられるような物ではありません。
私のHPにも書いていますが、心理療法の世界は混交玉石、ほとんど石だと思って下さい。
ですから、受けられる前にどういう方法で自分の対人緊張症を治してくれるのか等を納得するまで聞かれて下さい。
問い合わせに答えない所は論外ですが、
「いいから、私を信じて。治してあげるから。」
などと辛いという気持ちに付け込んで来る所は要注意です。
また、感謝の声、などと謳っている物を読ませて、それだけで信用させようとする所も要注意です。
感謝の声、など本物だという証拠はありませんから。
また、自信が有るのでしたら感謝の声以外の所を強くアピールして来ると思いますよ。
あくまでも、あなたが論理的に納得しなければ、少しでも不安があるようでしたら他を探される方が良いでしょう。
最後に、ハッピーライフ(私の所)では、原因の考え方の修正ですから、論理的に納得して頂かないと効果が出せません。
こういう内容の質問も遠慮なく下さい。
この良い質問を頂いた方に感謝致します。
途中省略致しました、私への質問は直接メールにてお答え致します。
有難うございました。