心の優先順位一番 必死
2007年11月9日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
最初に、今日のブログの本題ですが、
私は私の所に来られる人は必死なのが当然、心の優先順位の一番にして頂けるのが当たり前と思っていました。
ですから、たまにいる必死でない方、心の優先順位の一番にしていない方が中々理解できませんでした。
今日はこういう内容のお話です。
改めて、私の所には本当に困っている人が来ます。
ほとんどの方は精神科、神経科、心療内科に掛かられて何年も十数年も中には20年以上という方もいます。
皆さん、医師に掛かる前からの悩みの期間を入れたら困っている期間はもっと長くなります。
そして、私の所に来られる多くの人は、
「医師の治療では上手く行かないのでハッピーライフに来ました。」
というような事を言われます。
対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などで、人生が大きく狂っているのですから、この対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などを治す事を心の最優先に、優先順位一番にして頂く事は、そして頂ける事は当たり前と思っていました。
私のこのブログを含めた色々な資料で、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は原因の考え方、誤認知、勘違い、などを多くの困っていない人たちと同じような考え方、認知、勘違いをやめる、などにすれば結果的に対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は治ります。
と何度も書いていますが、もちろん心の優先順位一番の必死になって頂く事は必須条件です。
何故ならば、医師に何年も数十年も掛かっていても治らない人たちなのですから、必死になって頂く事は当たり前だと思っていました。
ですから、真剣にならない方は、私の所を理解していないから真剣にならないのだと解釈をしていました。
例えば、まだ本当なのかどうか試している。
理由はこれ位だと考えていましたので、治る理由等をどこまでも説明をして来ました。
そして、私は結果、良い効果を早く出さなければいけない!
という方向をずっと見ていますから、真剣にならない、必死にならないクライアントさんを真剣になって下さいという意味で、怒っているのではないのですが、叱り付けた事もあります。
もちろん、心の優先順位の一番ですから、体の優先順位の一番ではありませんので、仕事を休んでセラピーに来なさいとかそういう事を望んでもいませんし言いません。
心の優先順位一番にして頂ければ、原因と結果、原因の考え方が心の優先順位一番になればおのずと結果に色々反映されて来ます。
私はセラピーにおいてはこの、原因と結果、でずっと見ています。
最近、大きな病院に行きました。
外の椅子に腰掛けていて聞こえた話なのですが、糖尿病のおじいさん、80歳位でしょうか、奥さん、70歳代だと思います。
このご夫婦が栄養教室で栄養士の先生に糖尿病食の話を医師の指示で聞きに来ているようなのですが、奥さんは栄養士の先生に愚痴を言うだけ、糖尿病患者の本人は、「これ位いいですよね」と何度も何度も栄養士の先生の言葉を聞くのではなく、私には甘えているようにしか思えませんでした。
私がこのおじいさんでしたら私の性格ですから必死に優先順位一番で専門家のお話を聞くと思いますが、限られた時間内でおばあさんはおじいさんの愚痴を言い、おじいさんは「先生、これくらい良いですよね」駄目だと言われると、「そこの所をひとつよろしく」と栄養教室の中はもちろん見えませんが困った顔をしている栄養士の先生がいると思いました。
最近、ハッピーライフのセラピーをご本人の方から中止にされた方で、このようなご夫婦がいます。
奥さんが神経症で十年以上困られています。
年齢は60代で、話をよく聞かないとても我の強い人ですので、一緒に来た夫、70歳位に、お受けする条件として一緒に旦那さん自身が付添い人ではなく困っている奥さんになったつもりで真剣にして下さい、そして私を入れて3人4脚で行きましょう。そして、私の所のセラピーは一回三時間が基本ですが奥さんは集中力の問題もありますから一週間に3回くらいのペースで1時間ずつが良いと思います。よろしいですか? と言うと分かりましたと快諾されたのでお受けしたのですが、
ちなみに、この奥さんが話をよく聞かない我がとても強いのは不安がる性格から来ていると想像できますが話を聞いて頂かなければセラピーは何も出来ませんのでお受けする条件を付けました。
この話は私が東京出張をする少し前でした。
東京出張をする前に1時間だけセラピーをしました。
東京出張から帰って来て留守番電話を聞くと、何度も東京出張をするから不在だとお伝えしたのにも係わらず、奥さんから東京出張をしている事をすっかり忘れているような留守番電話が入っていました。
念の為に書きますが、奥さんに痴呆があるのではありません。
おそらく私の話を自分流に重要かどうか分けていますから出張の事は最初から聞いていないようなものだと思います。
そして、東京出張から帰ってセラピーを二度して二度目の終わりに、ご主人から、週三回も連れて来るのはしんどいので週一回にして欲しいと言われ、私が一回三時間の基本コースに変更するのでしょうか? と聞くとお金の問題もあるから1時間の週一回でお願いしたいと言うのです。
私は効果を出さなければいけないと考えますから、それだと無理だ、というと「そこの所を何とか」とまるで栄養教室に来ているおじいさんと同じような事を言い出すのです。
そして、話を続けると、運転するのが辛い、とか色々言われます。
私が、優先順位の一番にしていれば、原因と結果、原因が優先順位の一番にしていれば、例えば、運転するのが辛いのでしたら息子さんに連れて来てもらうとか近所の人に連れて来てもらうとか、少なくとも一週間に一回1時間という結果は出ないでしょうと言っても話は噛み合いません。
最後は、週三回来る条件など聞いていないとまで言い出されました。
色々ありましたが最終的に本日(11/9)に予約を入れて帰られたのですが、留守番電話にキャンセルのメッセージが入っていました。
症状は同じだが少し楽になった、という感想を奥さんは言っていましたが、おそらく潜在意識の否定の力で元に戻ると思います。
残念です。
この奥さんは患者として治してもらいたいという気持ちは最優先、必死なのは分かりますが私の所は病院と違うという事を分かられませんでした。
ですから私の期待する心の優先順位の一番にはして頂けませんでした。
ご主人は付き添いとして出きる範囲はしましょうというだけで、決して最優先、必死になっていませんでしたから運転を息子に頼む等無理をする気は無かったようです。
あの時の栄養教室の栄養士の先生はどういう気持ちだったのかと考えます。
私は私の結果を早く出さなければいけない、という一辺倒な考え方を変えなければいけない人たちも存在するという事を受け入れなければいけないと考えさせられました。
明日は『常識』というテーマで書く予定です(笑)。
矢野裕洋でした(笑)。
2007年11月9日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
最初に、今日のブログの本題ですが、
私は私の所に来られる人は必死なのが当然、心の優先順位の一番にして頂けるのが当たり前と思っていました。
ですから、たまにいる必死でない方、心の優先順位の一番にしていない方が中々理解できませんでした。
今日はこういう内容のお話です。
改めて、私の所には本当に困っている人が来ます。
ほとんどの方は精神科、神経科、心療内科に掛かられて何年も十数年も中には20年以上という方もいます。
皆さん、医師に掛かる前からの悩みの期間を入れたら困っている期間はもっと長くなります。
そして、私の所に来られる多くの人は、
「医師の治療では上手く行かないのでハッピーライフに来ました。」
というような事を言われます。
対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などで、人生が大きく狂っているのですから、この対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などを治す事を心の最優先に、優先順位一番にして頂く事は、そして頂ける事は当たり前と思っていました。
私のこのブログを含めた色々な資料で、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は原因の考え方、誤認知、勘違い、などを多くの困っていない人たちと同じような考え方、認知、勘違いをやめる、などにすれば結果的に対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は治ります。
と何度も書いていますが、もちろん心の優先順位一番の必死になって頂く事は必須条件です。
何故ならば、医師に何年も数十年も掛かっていても治らない人たちなのですから、必死になって頂く事は当たり前だと思っていました。
ですから、真剣にならない方は、私の所を理解していないから真剣にならないのだと解釈をしていました。
例えば、まだ本当なのかどうか試している。
理由はこれ位だと考えていましたので、治る理由等をどこまでも説明をして来ました。
そして、私は結果、良い効果を早く出さなければいけない!
という方向をずっと見ていますから、真剣にならない、必死にならないクライアントさんを真剣になって下さいという意味で、怒っているのではないのですが、叱り付けた事もあります。
もちろん、心の優先順位の一番ですから、体の優先順位の一番ではありませんので、仕事を休んでセラピーに来なさいとかそういう事を望んでもいませんし言いません。
心の優先順位一番にして頂ければ、原因と結果、原因の考え方が心の優先順位一番になればおのずと結果に色々反映されて来ます。
私はセラピーにおいてはこの、原因と結果、でずっと見ています。
最近、大きな病院に行きました。
外の椅子に腰掛けていて聞こえた話なのですが、糖尿病のおじいさん、80歳位でしょうか、奥さん、70歳代だと思います。
このご夫婦が栄養教室で栄養士の先生に糖尿病食の話を医師の指示で聞きに来ているようなのですが、奥さんは栄養士の先生に愚痴を言うだけ、糖尿病患者の本人は、「これ位いいですよね」と何度も何度も栄養士の先生の言葉を聞くのではなく、私には甘えているようにしか思えませんでした。
私がこのおじいさんでしたら私の性格ですから必死に優先順位一番で専門家のお話を聞くと思いますが、限られた時間内でおばあさんはおじいさんの愚痴を言い、おじいさんは「先生、これくらい良いですよね」駄目だと言われると、「そこの所をひとつよろしく」と栄養教室の中はもちろん見えませんが困った顔をしている栄養士の先生がいると思いました。
最近、ハッピーライフのセラピーをご本人の方から中止にされた方で、このようなご夫婦がいます。
奥さんが神経症で十年以上困られています。
年齢は60代で、話をよく聞かないとても我の強い人ですので、一緒に来た夫、70歳位に、お受けする条件として一緒に旦那さん自身が付添い人ではなく困っている奥さんになったつもりで真剣にして下さい、そして私を入れて3人4脚で行きましょう。そして、私の所のセラピーは一回三時間が基本ですが奥さんは集中力の問題もありますから一週間に3回くらいのペースで1時間ずつが良いと思います。よろしいですか? と言うと分かりましたと快諾されたのでお受けしたのですが、
ちなみに、この奥さんが話をよく聞かない我がとても強いのは不安がる性格から来ていると想像できますが話を聞いて頂かなければセラピーは何も出来ませんのでお受けする条件を付けました。
この話は私が東京出張をする少し前でした。
東京出張をする前に1時間だけセラピーをしました。
東京出張から帰って来て留守番電話を聞くと、何度も東京出張をするから不在だとお伝えしたのにも係わらず、奥さんから東京出張をしている事をすっかり忘れているような留守番電話が入っていました。
念の為に書きますが、奥さんに痴呆があるのではありません。
おそらく私の話を自分流に重要かどうか分けていますから出張の事は最初から聞いていないようなものだと思います。
そして、東京出張から帰ってセラピーを二度して二度目の終わりに、ご主人から、週三回も連れて来るのはしんどいので週一回にして欲しいと言われ、私が一回三時間の基本コースに変更するのでしょうか? と聞くとお金の問題もあるから1時間の週一回でお願いしたいと言うのです。
私は効果を出さなければいけないと考えますから、それだと無理だ、というと「そこの所を何とか」とまるで栄養教室に来ているおじいさんと同じような事を言い出すのです。
そして、話を続けると、運転するのが辛い、とか色々言われます。
私が、優先順位の一番にしていれば、原因と結果、原因が優先順位の一番にしていれば、例えば、運転するのが辛いのでしたら息子さんに連れて来てもらうとか近所の人に連れて来てもらうとか、少なくとも一週間に一回1時間という結果は出ないでしょうと言っても話は噛み合いません。
最後は、週三回来る条件など聞いていないとまで言い出されました。
色々ありましたが最終的に本日(11/9)に予約を入れて帰られたのですが、留守番電話にキャンセルのメッセージが入っていました。
症状は同じだが少し楽になった、という感想を奥さんは言っていましたが、おそらく潜在意識の否定の力で元に戻ると思います。
残念です。
この奥さんは患者として治してもらいたいという気持ちは最優先、必死なのは分かりますが私の所は病院と違うという事を分かられませんでした。
ですから私の期待する心の優先順位の一番にはして頂けませんでした。
ご主人は付き添いとして出きる範囲はしましょうというだけで、決して最優先、必死になっていませんでしたから運転を息子に頼む等無理をする気は無かったようです。
あの時の栄養教室の栄養士の先生はどういう気持ちだったのかと考えます。
私は私の結果を早く出さなければいけない、という一辺倒な考え方を変えなければいけない人たちも存在するという事を受け入れなければいけないと考えさせられました。
明日は『常識』というテーマで書く予定です(笑)。
矢野裕洋でした(笑)。