何故、対人緊張症(社交不安障害)が治った時は、症状が無くなった時、とか、症状が出なくなった時、緊張を絶対にしない状態になった時、ではいけないのか! 前のブログに追記します。
改めて、何故、対人緊張症(社交不安障害)が治った時は、症状が無くなった時、とか、症状が出なくなった時、緊張を絶対にしない状態になった時、ではいけないのか、
というと、このような状態を望んでいるクライエントさんは、症状や緊張が無くなったら自分の対人緊張症(社交不安障害)の問題が解決すると思っていますから。
原因と結果の法則で考えてみましょう。
紙に、左側に結果、右側に原因と書いてみましょう。
そして、左側の結果に、症状や緊張と書きましょう。具体的な症状を書いても良いです。
さて、次は右側の原因ですが、症状や緊張の原因は何でしょうか?
分からないとか、今まで一度も考えた事がない、と思っている人も居るでしょうが、あなたの人生が大きく良い方向に変わる出発点になる可能性が十分にありますから真剣に考えて欲しいです。
実際のセラピーでは10分、15分ほど考えて頂きますが、ブログですから答えを書きますが、右側の原因は 恐怖 とか 恐怖心 です。具体的に怖い事柄を書いても構いません。
ここまでの内容でお分かりになった人も多く居ると思いますが、右側の原因の恐怖(恐怖心)を過半数以上の対人緊張症(社交不安障害)ではない人たちと同じように、恐怖(恐怖心)を無くさなければ、本当の意味で治ったとは言えませんし、素晴らしい人生にもならないでしょう。
具体的な事例を書きますと、左側の症状をダイレクトに無くす方法に、代表的なものですと、吃音(きつおん、どもり)を治す為に独特な節回しを付けたりして話す技法を教える話し方教室、とか、手の平の緊張時の多汗を無くすために交感神経を外科的に切断してしまう手術などがあります。
このような方法では、症状が無くなっても、右側の恐怖(恐怖心)は、しっかり存在したまま、です。
さてさて、症状は出なくなったけれども、相変わらず、緊張する事や症状が出る事を恐れている状態のまま、という状態が本当に治っているという状態でしょうか?違いますよね。
そして、とても高確率で、吃音は治ったけれども、手の平の多汗は治ったけれども、他の対人緊張症(社交不安障害)の症状が現れて来た、という事になります。
他の症状が現れなくても、対人緊張する事を恐れ続けている状態の人生は、余り面白くない人生のまま、のように思われます。
そもそも対人緊張症ではない人たちも、たまにですが、緊張したり、対人緊張症(社交不安障害)の症状を出す事がありますから、絶対に緊張しなくなる、絶対に症状が出なくなる、という事は、達成不可能、なのです。
結果の症状や緊張は放って置いて、原因の恐怖(恐怖心)を過半数以上の対人緊張症(社交不安障害)ではない人たちと同じように、恐怖(恐怖心)を無くせは、今までより、あなたはとても明るい人になり、良い人生に変わって行くでしょう。
近い将来的に、私のYouTubeで、ポジティブになる、素晴らしい人生にする、というYouTubeセラピーも行って行く予定です。
最後に、私のYouTubeセラピーを視聴する方法は、YouTubeの画面の上にあるYouTube内の検索に、矢野裕洋 もしくは、心理療法ハッピーライフ と打ち込んで頂ければ私のYouTubeセラピーの動画が出て来ます。
ぜひ、対人緊張症を治して下さい。
宜しくお願いします。