帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

新規店見学

2006-07-17 23:19:23 | 東京特派員

池袋のお店のオープンを見届けた後、船橋へ。
接骨院グループを展開しているS先生の新規店の立ち上げをお手伝いする。
S先生は臨床家でありながら、不動産事業を並行するという離れ業をなされている。彼から経営的な面で非常に興味深いお話(主に腹黒いお説)を多々うかがうことができたのは幸運であった。
3日後のオープンを控えてかいがいしく働くスタッフを横目に、明日はサーフィンにでかけると豪語なさっていたが、奥方の眼がこころなしか充血しているようにみえたのがいささか気にかかる。

その後、首都高の渋滞に巻き込まれながらS先生とともに十条へ向かう。
今度はこれまた治療院グループをきりもりされているN先生の新規店へお邪魔する。
N先生は接骨院から脱却して、今後は岩盤浴事業を開拓されるという。
人をたくさん使う仕事は効率が悪いので、これからは機器を投入してパフォーマンスを重視していきたいとのこと。

治療器具の搬入に立ち会って時計を見るとすでに夜の11時。
晩飯は十条駅前のパッチギ!な焼肉店に入り、皆で子袋刺身などを喰らう。

両先生とも、10年前には俺と訓練校の同期であった。ひと回りほども年下なのだが、こうしてカルビの脂がヌラヌラ光る口で経営論をぶつ姿をみていると年齢差を感じさせないばかりか、なんというかもうりっぱなシャッチョさんになっているわけで、南でゆったりしてきた俺は少し焦る。

10年前に学校で出会った頃は

「バイクの中免とったんすよ~!」
「やっぱ最初は250ccのほうがいいっすかね?」

などと頬を赤らめていた二人が、今や

「よしざるさん甘いっすよ、今回の新会社法の焦点はですね・・」
「社用車の減価償却はですね、キントワリ(なんのことかわからんかった)にしちゃだめなんですよ。」
と口角に泡を飛ばすのだった。
都会の熾烈なビジネス環境を泳ぐ若き経営者たちの間で、俺はなんだかチューハイが少しすっぱい。

沖縄と都会の時間差をまじまじと感じながらも良い刺激になった今回の出張。
ハードスケジュールでへろへろになりつつ先ほど沖縄に帰還した。
泡盛を傾けながら今後の展開を自分なりに模索している。

あしたはどっちだろう・・。




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