帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

イモーターン!とカニと猪と

2016-12-28 11:08:00 | つれづれ
寒い。

身体はすっかり沖縄に順応しているから、この歳になると、しんみりと冷える東京の冬はかなり辛い。
岡星から「外より寒い」と言わせしめるほどにすきま風ピューピューな実家の片隅で、背中を丸めながら酒を呑む。

itunesの100円映画にマッドマックス・フューリーロードがあったので、再鑑賞。
去年、ipadminiでこれを観てしまってとても後悔したから今度は大画面でリベンジだ。
2回めだからそう大して期待していなかったが、やはり凄かった。

これをリアルタイムで映画館で3Dで観ることが出来た人は、将来、自慢することができるだろう。

あらすじは「行って、帰ってきた」というものだけど。


次の日、テレビの番組で冬の味覚・越前カニ特集というものをやっていて、猛烈にカニを食したくなったところへ、タイミング良く長兄からずわい蟹2キロが届いて狂喜した。
繊維が太く、甘い汁をたっぷり含んだ脚の肉をむさぼり食った。

その翌日、イタリア料理紀行の番組を観て猛烈にカルボナーラが食べたくなったところに、次兄から自家製のイノシシ燻製(原木)が届いて乱舞した。
サイコロキャラメルくらいに大ぶりにカットして、フライパンでじっくり炙ったところにジワジワ滲み出てくる良い香りの脂。
これをスプーンで掬い取り、卵黄にまぶしながら泡立て器を使って、これでもか、というくらいウィスク。
こうすると生クリームが不要になるのです、って紀行番組でやってたのをパクってみたら、それはそれは想像を絶する美味しさだった。

今年は一人暮らしのコンビニ弁当が続いて疲弊し、広島の長期出張では猛烈に消耗したので、これらの食材とのタイムリーな出会いは、もしかしたら神様の贈り物かもしれない。

などとぼんやり思っていたところ、長兄の娘から「カニが届いたからおすそ分け」と、今度は甲羅つきの巨大なずわい蟹が4杯も来て、なんかここまでくるとちょっと怖くなってくる。

俺は、とうとうヴァルハラに来てしっまたのだろうか。







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