「エエーッ今月ですか。あと10日余りしかないですね。でも可能性はありますので、FAXは下さい」。
で、間もなくFAXが届きました。
ここまでが前回。
以下はその続きです。
届いたFAXを見ながら、どうすればこの注文をクリヤー出来るか、暫し熟考。
超特急で作ることも考えました。
でも、1週間や10日で、満足できるものが作れない。
作れたとしても、ヘンなものは渡せない。
納得できるものが出来るかどうかです。
残念ながら、その自信は無い。
引き受けるかどうか・・。
そう考えて、フト、ヒラメキました。
で、当方から電話。
「書体に、ご希望はお有りですか」。
「イエ、特にこれといった指定はありませんが・・」。
「そうですか。卷菱湖はどうですか。というのも、誰の注文でもない駒が彫埋めまで進んだものがあって、
これに贈り先のお名前を入れて仕上げます。それで良ろしければ・・」。
「ハイ、それでお願いします。実は私は将棋をしないので書体のことは良く分からないので・・」。
「そうですか。どんな文字か分かる資料と駒の裏に入れる文言を考えて、あとでFAXします」。
「それはありがたい。今日、孫と会いますのでそれを見せます」。
ということで「巻菱湖の彫埋め」、玉将裏の文言は「□□□□様へ/感謝を込めて/○○○○」と決まりました。
幸い駒は半年ほど前に仕上がり直前にまでにしていました。
漆は充分に堅い。
あとは、磨いて銘と文言を入れる。
これなら、一週間で届けられる。
その出来上がった今日の映像。
で、間もなくFAXが届きました。
ここまでが前回。
以下はその続きです。
届いたFAXを見ながら、どうすればこの注文をクリヤー出来るか、暫し熟考。
超特急で作ることも考えました。
でも、1週間や10日で、満足できるものが作れない。
作れたとしても、ヘンなものは渡せない。
納得できるものが出来るかどうかです。
残念ながら、その自信は無い。
引き受けるかどうか・・。
そう考えて、フト、ヒラメキました。
で、当方から電話。
「書体に、ご希望はお有りですか」。
「イエ、特にこれといった指定はありませんが・・」。
「そうですか。卷菱湖はどうですか。というのも、誰の注文でもない駒が彫埋めまで進んだものがあって、
これに贈り先のお名前を入れて仕上げます。それで良ろしければ・・」。
「ハイ、それでお願いします。実は私は将棋をしないので書体のことは良く分からないので・・」。
「そうですか。どんな文字か分かる資料と駒の裏に入れる文言を考えて、あとでFAXします」。
「それはありがたい。今日、孫と会いますのでそれを見せます」。
ということで「巻菱湖の彫埋め」、玉将裏の文言は「□□□□様へ/感謝を込めて/○○○○」と決まりました。
幸い駒は半年ほど前に仕上がり直前にまでにしていました。
漆は充分に堅い。
あとは、磨いて銘と文言を入れる。
これなら、一週間で届けられる。
その出来上がった今日の映像。
9月21日(土)、晴れ。
日中はやや暑いが、朝晩は爽やか続き。
今年も本格的な秋が巡ってきました。
遅くなっていた書家・明曠先生の駒。
文字おこしが終わり、やっと彫りにとりかかりました。
出来上がりは、10月初めの予定です。
ーーーー
先日の王座戦。
控室の情景。
ーーーー
西方より、便り。
新鋭同士の戦い。
加古川青流戦。
ーーーー
一方、数日前、東方より電話。
「四段になった孫が大変お世話になった方に駒を贈りたいと言っている。作ってもらえませんか」。
「それはおめでとうございます。慶んで作らせていただきます。どんな駒がご希望ですか」。
「良尊作の彫り駒です。予算は到底、熊澤さんに頼めそうもない額ですが、是非作っていただきたいのです」。
「ご予算の範囲内で良いですよ。お目出度いことですし、彫埋め駒はいかがですか」。
「彫埋め駒なら一層有り難いですが、申しわけないし・・」。
「イエ、彫りと彫埋めは、同じくらいの手間ですから・・」。
「お願いがもう一つあります。贈る方のお名前もどこかに入れてほしいのです」。
「分かりました。ではその方と贈り主のお名前、それに連絡先をFAXしてください。ところで、駒はいつまでにご希望ですか」。
「出来れば28日に渡したいのです」。
「エエーッ今月ですか。あと10日余りしかないですね。普通、盛上げで3カ月余り。超特急の彫埋めね。
でも可能性はありますので、FAXは下さい。チョッと考えさせて下さい」。
ということで、暫し熟考していると、間もなくFAXが届きました。
朝食と仕事の時間です。
この続きは後刻、夜にでも。
(何か、紙芝居みたいになりました)
では、また。
アッそうそう。
月に変わりはありませんが、昨夜は十六夜、今夜は立待ちの月、明日は居待ちの月。
今日も明日も晴れますかどうか。
日中はやや暑いが、朝晩は爽やか続き。
今年も本格的な秋が巡ってきました。
遅くなっていた書家・明曠先生の駒。
文字おこしが終わり、やっと彫りにとりかかりました。
出来上がりは、10月初めの予定です。
ーーーー
先日の王座戦。
控室の情景。
ーーーー
西方より、便り。
新鋭同士の戦い。
加古川青流戦。
ーーーー
一方、数日前、東方より電話。
「四段になった孫が大変お世話になった方に駒を贈りたいと言っている。作ってもらえませんか」。
「それはおめでとうございます。慶んで作らせていただきます。どんな駒がご希望ですか」。
「良尊作の彫り駒です。予算は到底、熊澤さんに頼めそうもない額ですが、是非作っていただきたいのです」。
「ご予算の範囲内で良いですよ。お目出度いことですし、彫埋め駒はいかがですか」。
「彫埋め駒なら一層有り難いですが、申しわけないし・・」。
「イエ、彫りと彫埋めは、同じくらいの手間ですから・・」。
「お願いがもう一つあります。贈る方のお名前もどこかに入れてほしいのです」。
「分かりました。ではその方と贈り主のお名前、それに連絡先をFAXしてください。ところで、駒はいつまでにご希望ですか」。
「出来れば28日に渡したいのです」。
「エエーッ今月ですか。あと10日余りしかないですね。普通、盛上げで3カ月余り。超特急の彫埋めね。
でも可能性はありますので、FAXは下さい。チョッと考えさせて下さい」。
ということで、暫し熟考していると、間もなくFAXが届きました。
朝食と仕事の時間です。
この続きは後刻、夜にでも。
(何か、紙芝居みたいになりました)
では、また。
アッそうそう。
月に変わりはありませんが、昨夜は十六夜、今夜は立待ちの月、明日は居待ちの月。
今日も明日も晴れますかどうか。
駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726