熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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奇遇な訪問者

2014-03-02 06:34:15 | 文章
3月2日(日)、曇り、朝靄。

「加茂のひなまつり」。
地元近隣のお客様が多い中で、駒の関係では枚方から「駒サロン」仲間のKさん。

もう一人は、初対面の若いお方。
「まだこれからですが、駒を作ろうかと思って・・」。
「どちらから」と声を掛ける。

「兵庫県から。父親が以前に駒を作っていて・・」と。
「そうなんですか。じゃあ存じ上げているかも。お名前は?」。
「Mと言います」。

「西宮なら、シンイチさんは覚えています。息子さんですか。お邪魔したことがあります」。
「ハイ、息子です」。
「ヘーっ、それはそれは。ところで、お父さんは?」。
「10年ほど前に・・」。
「アーそうですか。亡くなられましたか。確かアサヒビールにお勤めでしたね」。
「はいそうです」。

「お父さんは原木から駒木地を自分で作っておられましたね。大きな機械で。その後、どうして居られるのかと思っっていました。
35年も前のことです。信華作の赤柾のイイ駒も見せて貰いました。貴方が生まれる前か生まれた頃の話ですね」。

と言うことで昨日は、奇遇な訪問者の出会い。
三々五々の「ひなまつり」のお客様に対応しながら、駒づくりを始めた頃をしみじみと思い出すひとときでした。
こんなこともあるのですね。

ーーーー
「PM2.5」について、アメリカ発でこんな記事が。

   中国での大気汚染物質が米西海岸にまで到達していた。
   人類が発生させている二酸化硫黄の36%▽酸化窒素の27%▽一酸化炭素の22%▽黒色炭素17%-が
   中国から輸出される製品製造のために放出されている。

   米国で使われる携帯電話やテレビは中国で生産されることが少なくないと指摘。
   中国の輸出製品製造で発生した大気汚染物質のうち約21%が、中国から米国への輸出にかかわっている。

   米西海岸へのPM2・5などの飛来は、中国にこうした製造業を集めて「外注化」したことが一因になって
   いると、研究にかかわった1人はこう指摘している。

   「大気汚染物質の越境を減らすための国際的な協力を考えるとき、ある国で商品が消費される間、別の国で
   放出されている大気汚染物質に対し誰が責任があるのかという問題に直面せざるを得ない」


以上のように、アメリカでも日本と同様の問題が指摘されているそうです。
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駒の写真集

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