熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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2組の薩摩つげ木地

2017-03-19 19:47:27 | 写真
3月19日(日)、晴れ。

暖かく、上天気。
午前中は、木地仕事。
その一つは、先日Sさんからお預かりしている薩摩つげ木地2組。
その木地模様を比べようと、表裏を磨きました。
磨くと少しハッキリとします。
遠目にはどちらも同じような柾目ですが、よく見ると少し違うのですね。


で、少し近づけて撮影してみました。

右のセットには「斜め右上からノの字方向に斑」が入っているのが分かるでしょうか。
島つげほどハッキリクッキリではありませんが、それがかえってタイトル戦には良いのかもしれません。
薩摩つげは元々「揃った斑」をあまり見かけませんので、珍しいと言えますね。

対して、左の一組は「薩摩の小黄楊」。
そのアップ。

同じ薩摩つげでも、普通の柾目とは違い、年輪がやや際だっている印象です。

さて、「水無瀬兼成卿写」を刻すのは、右左のどちらが良いのでしょうか。
Sさんと相談して決めることになります。
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