ある方からの電話。
「知り合いの数学の先生の話では、歩兵を円く並べると、18枚で丁度円に成ったそうです。
それなら駒の左右両サイドの角度は80度。それが駒の角度なのだが・・と云っています。
熊澤さんの考えはどうですか?」と聞かれました。
「うーん。駒の正しい角度と云われても、私は全く数字に拘ったことはありませんね。
その人が持っている駒の歩兵18枚でたまたま円になったのでしょう。たまたまということで、
それ以上の理由は無いと思います。角度が何度だとかは、私は全く無頓着ですね。
要は、5角形全体の姿が見た目で美しいかどうかです。
大昔、駒を作り始めた頃は、何枚で円になるかと並べたことはあったと思います。しかし、
何枚だとかの数字にこだわることは、全くの無意味だと思いますよ。まあ、この電話を切ってから、
自分の駒で円く並べてみて、何枚になるか確かめてみようと思いますがね」。
という意味の返事をしました。
で、手元の駒で円くやってみました。
その映像です。
結果は、20枚でした。
と言うことは、この場合、360度÷20=18度。
左右の斜め角度は、底面を基準に、90-18/2=81度。
と言うことになりました。
だがこれは、単なる数字遊びに過ぎないと思います。
「えっ、下にある白い駒ですか」。
「ああこれですか、これは400年前の将棋馬日記に記載されている象牙製の中将棋の推定復元品。
仕事場に展示品として、いつもご覧いただけるように展示している水無瀬兼成さんの駒のレプリカです。
数年前に復原制作しました。慶長年間に、このような象牙製の中将棋が作られて、一組は徳川家康、
もう一組は豊臣秀頼に渡った、と言うことです。勿論2組とも、その所在は今は分かりません。
何せ400年前のことですから、とうの昔に消失してしまった。それに相違ありません」。
「知り合いの数学の先生の話では、歩兵を円く並べると、18枚で丁度円に成ったそうです。
それなら駒の左右両サイドの角度は80度。それが駒の角度なのだが・・と云っています。
熊澤さんの考えはどうですか?」と聞かれました。
「うーん。駒の正しい角度と云われても、私は全く数字に拘ったことはありませんね。
その人が持っている駒の歩兵18枚でたまたま円になったのでしょう。たまたまということで、
それ以上の理由は無いと思います。角度が何度だとかは、私は全く無頓着ですね。
要は、5角形全体の姿が見た目で美しいかどうかです。
大昔、駒を作り始めた頃は、何枚で円になるかと並べたことはあったと思います。しかし、
何枚だとかの数字にこだわることは、全くの無意味だと思いますよ。まあ、この電話を切ってから、
自分の駒で円く並べてみて、何枚になるか確かめてみようと思いますがね」。
という意味の返事をしました。
で、手元の駒で円くやってみました。
その映像です。
結果は、20枚でした。
と言うことは、この場合、360度÷20=18度。
左右の斜め角度は、底面を基準に、90-18/2=81度。
と言うことになりました。
だがこれは、単なる数字遊びに過ぎないと思います。
「えっ、下にある白い駒ですか」。
「ああこれですか、これは400年前の将棋馬日記に記載されている象牙製の中将棋の推定復元品。
仕事場に展示品として、いつもご覧いただけるように展示している水無瀬兼成さんの駒のレプリカです。
数年前に復原制作しました。慶長年間に、このような象牙製の中将棋が作られて、一組は徳川家康、
もう一組は豊臣秀頼に渡った、と言うことです。勿論2組とも、その所在は今は分かりません。
何せ400年前のことですから、とうの昔に消失してしまった。それに相違ありません」。
駒の写真集
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