熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

白檀の駒は進行中

2018-07-06 05:39:17 | 文章
7月6日(金)、雨。

昨日は、昼過ぎから夜に掛けて、大雨警報。
町にはサイレンが鳴りっぱなしでした。
梅雨の終わりに良くあるパターンですが、今は、小康状態。

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仕事は、相変わらずのあれやこれや。
その一つは、白檀の駒。
材料は、3組分。
その内の2組は「錦旗」で進行中。
現在は、盛上げ前の段階まで進みました。

磨きは、この段階で念入りに繰り返し。
指先に、白檀の香りがほのかに漂う作業です。
材料の品質も上々で、良いモノが出来そうです。

白檀の駒は、400年前の水無瀬神宮でも作られていました。
現物は残っていませんが、記録によれば13年間の735組中、29組が作られていたことが分かります。
ユーザーは、天皇はじめ公家や関ヶ原の戦いの前後の歴史を担った武将など。
中でも家康は、あるとき白檀の駒を纏めて4組を発注したビッグユーザー。

残る一組は、未着手のまま。
錦旗が出来上がってから、彫る文字を決めようと思っています。

ーーーー
夕方は、車検が終った愛車を受け取りに。
少々、雨が気になります。
それまでは「小さな小さな小さな雛駒」。
裏の文字を書くことにします。


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駒の写真集

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