熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

3組目の駒

2022-09-01 19:04:16 | 文章

9月1日(木)、雨。

このところ、雨続き。まるで梅雨の如くです。
仕事は、除湿をしながら漆仕事を続けています。

ところで最近、「木村一基書の駒」作りを再開しております。
木村先生の駒は、3年ほど前に2組作りました。その2組は先生の手元でお持ちなのですが、最近になって、九州のある方から次のような「コメント」をいただきました。
「熊澤先生に、相談したいことがあります」。そんな文面でした。
「ハイ、どのようなことでしょうか?」。
「息子(28才)のために、木村一基書の駒を作ってほしいのです。息子は木村先生の大ファンで、木村先生書の駒が欲しいと言っているのですが、只今は悪性脳腫瘍で入院加療中で、何とか願いを叶えて元気づけたい」とのことでした。

「そうですか。実は、先生書の駒は、先生の要請にのみ応じて作ることにしておりまして、それ以外は木村先生の許可がない限り作らないと決めています。
でも、事情が事情だけに、このことを木村先生にお話しして、許可をいただけるようなら作ることにして、先生のご意向を聞いてみることにしましょう」。

という経緯があり、結果は、先生から許可をいただいたことで、今回の制作の動きに結び付いたという次第です。
なお、今回の「木村一基書の駒は、先の2組に続く3組目」ではあります。

 

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駒の写真集

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