9月5日(月)、曇ったり晴れたり。
夕方の気温は真夏ほどではありませんが、31℃。
外仕事では汗をかきました。
ところで、晴れと曇りの境目ですが、青空が1割以上なら晴れ。そのように記憶していますが、それで良かったかどうかです。
只今、木地揃えをしている「薩摩ツゲの古木」について説明しておきます。
材料は、過去数10年間にわたって原木生産地の鹿児島県から仕入れていた素材を、弊工房にて駒形に成型したモノです。
薩摩ツゲはツゲの中でも木質が緻密で堅く、かつ、脂っ気(樹脂分)が強く粘り気に富んでいて、将棋の駒の素材として優れた素材ですが、今回のセットは、駒形に成型してから10年以上、場合によっては25年ほど経過している「古木」を使っており、その間の年月の間に木地内部の樹脂分が固まって、より緻密さが増して安定し、駒に仕上げると、出来上がり当初から「木地全体が飴色に近い深い色合い」を呈し、現に同じ素材の古木を使っている方からは「文字の彫りの境界線がくっきりスッキリ、彫り跡が鮮やかだ」との評価をいただいております。
セットには若干の予備駒を含め玉将用3枚、飛車角用4枚、金銀用9枚、桂馬用4枚、香車用4枚、歩兵用21枚を組み入れています。
価格単価は「柾目揃いが1万5千円、流れ柾板目交じりが1万2千円、根杢が4万円。プラス1回あたり送料1000円」にて、ご注文をお受けいたします。
なお3組以上まとめてご注文の場合は、9月中限定にて、それぞれの単価を2000円引きといたします。
このほか数量限定で「チジミ杢」の木地(価格は5万円より)もありますので、詳細はお問い合わせ願います。
駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726