熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

カリタス小学校。

2008-08-21 21:31:51 | 文章
8月21日、雨のち曇一時雨。最高気温29度。夜の風が冷たく寒いほど。

川崎市のあるカリタス小学校の萩原千加子先生が工房へ。久しぶりにお会いした。
このほど教頭先生に就任され、京都での研修会参加の帰途、わざわざ工房に立ち寄ってくださった。

カリタス小4年3組36人の子供たちとの出会いは、今も忘れ得ない出来事です。
平成6年9月、萩原先生から「クラス全員で将棋に取り組んでいる。2学期は駒を作ることになったが、皆目分からないので」と、電話をいただいた。
子供たちは本気である。ほっとけないと東京出張の折、新横浜駅で途中下車し学校を訪ねたところ、教室に入りかけて驚いた。全員が女の子。全くの予想外で、その後、3度ほど訪問し、総合科目の臨時講師をさせていただいた。
その都度、子供たちは「熊沢さん。熊沢さん」と歓迎してくれた。年度末の発表会では、それぞれ苦心のすえ作り上げた駒を並べて展示し、得意そうであった。
その様子を「将棋マガジン」に発表して、14年が経つ。
子供たちは今、23才ほど。妙齢のお嬢さんである。
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