熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

盛り上げと、ヘラでの漆塗り

2020-12-16 19:15:47 | 文章

12月16日(水)、曇り。

やあ、今日も寒かった。各地では記録的大雪。
加茂では雪こそ降らなかったが、身震いする北風が吹き荒れました。

今日もアレコレと仕事。
盛り上げと、盤覆いへの漆塗り。

盤覆いへの漆塗りは、刷毛でなくヘラ使い。
漆はヘラで刷り込むのが合理的で能率的。漆も無駄使いをしないで済むのですね。

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大きな将棋盤

2020-12-14 23:38:11 | 文章

将棋チェスト関連で、一件、お持ちの2寸盤が「ギリギリ大きくて将棋チェストに入らない」という連絡をいただきました。

以下は、それに対する小生の返事です。

将棋盤がぎりぎり入らないとのことで、お困りですね。
入らないのは、縦あるいは横のどちらで、どのくらい大きいのですか?
過去に200個余りお届けした中で、1件だけそのようなことがありました。
その時は盤をこちらに送っていただいて、サイズを少し小さく削ってお返ししたことがあります。それでよろしければ、盤が傷つかないように段ボールで2重に梱包して、こちらへお送りください。加工は無償で小さくして、出来上がりましたら、送料着払いでお返しします。いかがでしょうか。
なお、正寸の盤は1尺2寸(約365ミリ)x1尺1寸(約335ミリ)で、将棋チェストは
タテヨコともそれより4ミリ程度大きな盤まで収納できるようになっているのですが、お持ちの盤は、まだそれより大きいのですね。
以前の大きかった盤は、東京のある盤屋さんが作ったモノで、「大は小を兼ねる」という考えか、その盤はチェストよりさらにほんの少し、0点何ミリか、大きかったように記憶しています。
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将棋チェスト

2020-12-10 19:59:48 | 文章

12月10日(木)、晴れ。

将棋チェスト。これまでは1寸用と2寸用の2種類でしたが、今回は3寸用は3台要望があり、出来上がってきました。

最終工程の「朱漆の良尊印」は順調に固まって、明日にでも準備完了し、第一便を発送できそうです。
なお事務遂行上、確実を期すため代金入金が確認できました方から順次発送いたします。すでにご送金いただいた方で、13日(日)になりましても届かないときは、ご面倒ながらご一報ください。
これからご送金いただく方は、早期の送金をお待ち申し上げます。
直接引き取りされる方は、引き取り日時をご一報ください。

昨日今日と、木地揃えの作業はお預け状態ですが、間もなく再開したいと思っています。

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将棋チェスト情報

2020-12-08 23:21:01 | 文章

本日午後、工場から将棋チェストが届きました。

早速、品物の検査と、こちらでの最終工程作業を開始。
最終工程は、引き出し式駒台(板)の取り付け調整と、朱漆による本体と蓋への「良尊印」押印。

この寒い時期、漆の乾燥には思いのほかの日にちがかかることもあるので、漆の押印は今日中にやってしまおうと、夕食後も、先ほどまでやっていました。こんな感じです。

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重量の計測結果

2020-12-07 19:08:25 | 文章

正味一組40枚きっかりで統一して、重量測定した結果は次の通りでした。

1、400年前の水無瀬駒のレプリカ。(分厚い薩摩ツゲ製)
  ①152g。②152g。      平均152g。

2、御蔵島ツゲ製、通常サイズ。
  ①119g。117g。115g。  平均117g。

3、薩摩ツゲ製、通常サイズ。
  ①134g。②131g。135g。 平均133g。

4、雲南ツゲ製、普通サイズ。
  ①137g。145g。         平均141g。

以上です。
この結果を、皆さんはどのように考えられますでしょうか?

なお、分厚い400年前の水無瀬駒サイズ、象牙の駒木地。

は、200g秤で一度では計り切れず、295gでした。

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重量の計測

2020-12-06 17:41:34 | 文章

今日は、駒木地を含む手持ちの駒の重量測定をしました。
測定器は手元のバネばかり。その映像(一例)です。

測定は、余り歩や三枚玉のときは一枚余分の一枚は省いて、正味一組40枚きっかりで、統一しました。
結果は今整理中なので、次回更新時にアップします。

 

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将棋駒考

2020-12-05 20:24:42 | 文章

将棋駒に関しては、いろいろ考えること(要素)は多い。
「美しいこと」も大切だが、それ以上に大切のは「使いやすい」ことだろう。

「使いやすい」といっても、その要素はいろいろで、文字なら「見(読み)やすい。間違えにくい」ことが基本であり、物理的要素なら「大きさ」とか「形」「分厚さ」「傾斜角度」、そして「重量(指先で感じる駒一枚の持ち重り具合)」などもあり、角張らずに指先と盤にも優しくする「面取り」要素もあって、それらをどのようにどの程度で組み合わるかによって、結果的な良し悪しとなる。

ところで、駒一組の総重量は、いかほどかである。
駒の大きさや厚み、あるいは材質によって、その分、上下はあろうが、通常は駒40枚で、120gから130gほどであろうか。
これは以前に2~3回、計ってみた記憶であり、実際のところはどうなのか。
明日にでも、実際に手持ちの駒を計測して、確かめてみようと思う。
興味があれば、皆さんも、お手持ちの駒を計測されてはいかがでしょうか。
その結果を、コメントで報告いただければ、と思います。

なお、駒は同じ条件の余り歩を除いた「40枚」で計測願いたい。
では、また。

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「水無瀬兼成卿写」改め、「兼成卿水無瀬」

2020-12-03 19:51:05 | 写真

12月3日(木)、曇り。

寒い一日でした。

今日の仕事は、もう一組制作中の「水無瀬兼成卿写」、改め「兼成卿水無瀬」の盛上げ前の下地調整作業でした。
木地は、クライアント持ち込みの島ツゲ。歩兵や香車は、ちょっとノッポな形だったので、バランスの取れた形に直しての駒づくりです。

盛上げの工程は、この後、埋め終わった漆が十分に乾固したのを見極めて、まだ暖かな内の12月中に終えたいと思っています。

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木地揃えと、駒づくり

2020-12-02 12:14:19 | 文章

12月2日(水)、晴れ。

朝は2℃と寒かったのが、陽が昇ると気温はぐんぐんと上昇。心地よい小春日和です。
只今は、昼休み。

今日は外仕事にはもってこいなのですが、半年ぶりに木地揃えの内仕事を始めました。
と言いますのも、木地を何人かの方からリクエストをいただいており、早期に対応しなければとの思いです。
ところで、木地揃えはトランプ遊びの神経衰弱のようなところがありますね。
作業は眼と心が疲れて、前回は途中で中断したままでしたので、いつまでもそのままではよくないと、一念発起、続きをすることにしました。まあ、この作業は1週間ほどは続くことになりましょう。とはいえ作成中の駒もあるので、気分転換で、あれやりこれやりになるでしょうね。

 

 

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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726