今日は終日留守番。晴れたり曇ったり雨は降っていない。音楽教室をやっている友人が訪ねてきた。スズメバチに刺されて病院の帰りだと言う。母親の介護についての相談を受けたが、母独り子独りの難しさがあって答えに窮してしまう。彼もまた本質はさびしい人間。カレーを温め二人で食べる。ところでどうでもいいことだが、「カレーライス」というとそこそこの料理のイメージがあるのに、「ライスカレー」と呼ぶと何だかさびしい食べ物のように思えてくるのは何故だろうか。同じものなのに呼び方で印象が違ってくる。ご飯の上に直接かかっているのがライスカレー、ご飯とは別の器に入っているものがカレーライスだと、その違いを述べた人もいるが・・・・・・。確かにカレーライスというと銀の器にカレーソースが盛られ、ピクルスや干し葡萄の付け合せが別の皿に飾られ、白いテーブルクロスがよく似合っている。一方ライスカレーというと、福神漬けが皿の縁に乗っかり、コップの中にスプーンが刺さったりしていてとても安易な食事であったような気がする。ウェイトレスがテーブルに置くときもゴツと粗雑な音がして・・・・。