おせっかい
炎天下
大いなる恵みに
難儀しているようす
小枝の先でちょっと手伝ってやる
ぐらっと骸が半回転
驚いて右往左往するもの
怒って小枝に噛みつくもの
呆然と天を仰ぐもの
とある王国へ
見えない神の
混乱を招くだけのおせっかい
小枝を捨てて
にんげんの眼に返ると
流浪の黒い斑点が
えんえんとつづくのが見える
おせっかい
炎天下
大いなる恵みに
難儀しているようす
小枝の先でちょっと手伝ってやる
ぐらっと骸が半回転
驚いて右往左往するもの
怒って小枝に噛みつくもの
呆然と天を仰ぐもの
とある王国へ
見えない神の
混乱を招くだけのおせっかい
小枝を捨てて
にんげんの眼に返ると
流浪の黒い斑点が
えんえんとつづくのが見える