辛夷のつぼみがふっくらと温もって
松の内がおだやかに明けている。
昨年は腰痛の治療を受けながら
10月には第二詩集「よぶり火」を発刊し
なにかと気忙しい年であった。
それでも大勢の方々から感想の手紙を戴き
うれしい年でもあった。
第一詩集を出版したその日から
5年後の第二詩集出版を目指していたので
作品の内容はいずれにしても
一応、その達成感に満足している。
今は、更に5年後の第三詩集に目標を定めた。
詩集の発刊は多分そこまでだろうと思っている。
それ以上つづけても、過去の自分の作品の類想になるか
あるいは主観的でつまらない日常詩に陥ってしまうような気がする。
心身のエネルギーとともに詩も衰退する。
だから自分自身の頂点でとどめおくのがいい。
もっとも、その見きわめがまた難しいことではあるが・・・・・。
もしいつか詩が書けなくなったら
ぼくは俳句に帰ろうと考えている。
そうなることもまた、これから先の楽しみの一つである。
兎にも角にもボケないように
右脳と左脳の双方をしっかり鍛えていこう!
棟梁のいっき飲みして松納め やす