ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

おいしんぼの会

2008-01-27 14:36:03 | 日記・エッセイ・コラム

二ヶ月ぶりに「おいしんぼの会」が開かれた。

会場は日光市郊外のとあるクラブハウス。
瀟洒なその建物は山中の深い森の奥で
煌々と耀いていた。
まるでおとぎ話のお城に迷い込んだような・・・・。

メンバーは気心の知れたいつもの七名。
先ずは柚子酒で乾杯し
懐石風の日本料理がつぎつぎに運ばれてくる。
カマンベールチーズを干し柿で包んだ前菜の一品は美味しい!
箸がすすむ、会話がはずむ。

途中、各自に鮟鱇鍋が用意されたが僕はあまり好まない。
 ( 宴会料理のようでこの雰囲気に鍋はふさわしくない )
そこでキモを掬い取って隣りのご婦人に差し上げる。
しばらく歓談が進むうち
「唇がしびれている」と そのご婦人が訴える。
フグじゃあるまいし、アンキモでしびれるはずがないと僕が笑うと
今度は前の席のご婦人が 実はわたしもしびれているという。

他の五名には全く異常はないのに
二人のご婦人は微かだが明らかにしびれているらしい。

果たしてそのようなことがアンキモに起こりえるものだろうか?
どなたか心当たりのある方は是非教えていただきたい。

いづれにしても愉快な時間が過ぎて
帰宅したのは9時を廻っていた。


  
 蒼々と濡れる稜線ふゆの月    やす