タローがイチローを
イチローがタローを批判している。
タローをとるかイチローをとるか・・・・・
連日マスコミが煽っている。
一党独裁政権が長期間つづいている中で
双方の主張が聴けるようになり
本来の民主主義に向かいつつあるのは好ましい。
選択の余地もなく
一方の言葉に引きずられ判断力を失くしていた国民。
ようやくその弊害に気づきはじめ
もう一方にも耳を傾けられるようになってきた。
洗脳されていたように
一方的に教えられた結果の
偏狭な思想や行動は本質を見失い
平和も幸福も全体には行き渡らない格差社会を
生み出した。
さらに怖いのは傲慢を助長させてしまうことで
これは政治に限ったことではなく
公正な判断力欠如による偏見は日常身近なところに
潜んでいる。
「双方の話を聞くために耳は二つある」 とはソクラテスの教え。
慇懃な手紙を手にしそぞろ寒む