ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

犬の神様

2009-01-03 13:17:27 | 日記・エッセイ・コラム

隣町の木幡神社へ初詣。
平安初期、坂上田村麻呂が蝦夷征伐の戦勝祈願に建立。
源頼朝が那須野に巻き狩りの際
愛犬の病気祈願をしたことから犬の神様としても知られている。

明けて早や三日になるので参拝者の数もまばら。
一年の安寧を祈願し
手持ちぶさたの神職たちに混じり
焚き火の炎で身を清める。

ちりりり・・・ふと、破魔矢の鈴が鳴って神様がすぐ近くにいる気配。

昨日は妹が帰ってきたので
島根の杵つき餅でお雑煮をつくる。
腰のしっかりした美味しい餅である。

夕食は「カジキのソティー・バルサミコソース」。
かつて何処かのイタリアン料理店で食べたものでレシピなどはない。
舌の記憶だけを頼りに作ってみたが
これが意外にうけた!
淡白ではあるが白ワインとバルサミコの風味が上品で
セルフィーユとレッドペッパーのアクセントも効いて
我ながら驚き。今年は良きことが起きそうな予感・・・
付け合せはシャンピニオンとスナックエンドウを
バターでかるく炒め塩コショウしただけ。

料理とは詰るところ
「美味しくなーれ、美味しくなーれ」の一心なのである。

       
初詣帰りのことば柔らかし