ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

二つの玉子焼き

2009-01-23 14:27:22 | 日記・エッセイ・コラム

春が来たか、と思うほどの陽気。
陽だまりではカゲロウが飛び交い
ベンチや石の上では猫たちが身体を伸ばしている。

暖房を消し窓を開け、
久しぶりに家中の空気を入れ替えると
気のせいだろうか、体の隅々まで酸素が満ちてくる。

-----------しかしそれも今日一日だけで
明日からは再び強い寒気が押しよせてくるという。

大相撲初場所を観て来たという人から
つきぢ松露の玉子焼きを土産に戴く。
そのすれ違いにもうひとりの方から
同じ松露の玉子焼きを戴く。
国技館に近いこともあって
大相撲見物の土産として広く人気がある。

二つの玉子焼きを前にして暫し思案-------------
賞味期限もあることだし
もったいないので知り合いにおすそ分けとなる。

ところで日本の国技大相撲も
あと20年もしたら幕内はほとんど
外国人力士で占められてしまうかもしれない。

今や柔道も寿司も国籍を失くし
そうしていづれ世界は一つになる。

       
ダンディズム暫し返上着ぶくるる