今頃になって
草野心平と立原道造をもういちど読んでみたくなり
3冊をネットで注文する。
一人、離れで寝るようになってから読書が増えた。
仰向けのまま2時間ほど読むと
都合良く眠くなってくる。
かつては毎晩睡眠薬の世話になったが
今は一切必要ない。
しかし、ぶ厚く重い本はだめ、
腕が疲れるのでなるべく軽いものがいい。
心に響くフレーズに出会ったりすると
そこからイメージが膨らみ
真夜中に一編の詩が生まれることもある。
ただし風の強い晩は困る。
まわりの窓ガラスが騒々しく
誰か押し込んでくるのでは・・・・と
身構えることも。
(木造の建てつけが悪いのであちこち隙間風)
もはや読書どころではなく頭から蒲団を被り
嵐をやり過ごす。
元来ぼくは暗闇が怖いので
枕元の灯りは点けっぱなしにしておく。
逃げてきて春の嵐に出遭ふとは