私は、ほぼ動物性のものを食べません。
修業をしているからそうしているのだろう、と
そう思っている方もいらっしゃるようですが…
子供のころからそうなのです。
牛乳などは小さいころからアレルギーが出ていたし・・・
お肉は口に近づけるだけ、見るだけで拒否反応。
気持ち悪くなってしまうのです。
だから、それらは食べたくないものでした。
小学生のころはアレルギーのため、半分くらいは給食ではなくお弁当持参でした。
病院に通っていましたから、少し良くなると、給食に変わるのですが…
給食になると、毎日牛乳が出るから苦痛で…
こっそり人にあげたり、捨てたり…
お肉も口に入れても呑み込めないのがわかっているので
パンの中身だけ食べて、そこにおかずを入れていたこともあります。
そんな私ですが・・・
家族はお肉大好きでしたし、
給食でもお肉は出るし、牛乳も出るし…。
そんな環境なので、皆に合わせなければ!と
子供ながらに無理してがんばって、なんとか少しずつ食べられるようにしました。
慣れとはすごいもので…
いつの間にか、なんとなく食べられるようになっていました。
思えば、いつも食べながら、自分の中に違和感みたいなものを感じつつ、
そんな自分のこと、見て見ぬふりをし
皆と一緒であることを優先していました。
それが・・・
気功と出会って・・・
無理しないくてもいいのだと気づいたら・・・
動物性のものは自分には要らないものに戻ったのです。
そうやって、自然と動物性のものを食べていないのです。
だから、無理しているどころか、
私にとって、無理しなくていられる状況がそれなのです。
動物性のものを毛嫌いしているわけではなく
自然でいようとすると、そうなっているだけ。
動物性のものを悪者だと思っているわけでもなく
目の前に用意されれば、食べるときもあります。
絶対に拒否するわけでもありません。
私にとって、心地いい食事が「素食」なのです。