行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

トサミズキ,ミツマタ

2009-04-01 21:09:52 | Weblog
トサミズキ花アップ

 ミツマタ

 トサミズキ

ミツマタは中国原産のジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木.
樹皮が昔から和紙の原料となり,栽培もされている.
しわになりにくく,虫害も少ないので,紙幣,証書などの高級紙に使われる.
どの枝も不思議に3つに分岐し,花をつけるところから,その名がある.
花期は3月上旬から4月上旬,黄色の花が桜より前に咲く.

トサミズキも同じく黄色の花をつけ,花期も3月上旬から4月上旬と
ミツマタとほぼ同じ頃に咲く.
マンサク科トサミズキ属の木であり,ミズキの名はあるが,
ミズキ科のミズキとは科も違い,全く異なる植物である.
高知県に自生しているところから土佐ミズキの名がつけられ,
庭木として,日本のみならず外国にも人気があるようである.
薄黄色の花が二重,三重と連なって,
垂れ下がって咲くのが印象的である.
似た花にヒュウガ(日向)ミズキがあるが,
トサミズキのほうが,花も大きく,房も長い.

 土佐みずき薄き黄色の花重ね
 黒潮を見下ろすかな土佐みずき
コメント
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