行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

青の花(ブルーテージー,ワスレナグサ)

2009-04-25 23:18:13 | Weblog
ブルーテージー

 ワスレナグサ

ブルーテージー,ワスレナグサともに,うすい青,空色の花である.
青の花が少ないからなのか,青が好きなのか,
青の花を見るとなにか引かれ,癒される.
中心の雄蘂の黄色も青を引き立て,花のバランスをよくしている.

ブルーテージーはキク科ルリヒナギク属の南アフリカ原産の花.
属の名,瑠璃雛菊が別名となっている.
ブルー(瑠璃色)のデージー(雛菊),
英語をそのまま和訳したといえばそうであるが,瑠璃色としたのがよい.
花期は4月~6月,写真の花は4/18日撮影であるが,
盛りは少し過ぎているかもしれない.

ワスレナグサはムラサキ科ワスレナグサ属の総称.
日本で一般に園芸用などに流通しているのは,
ノハラワスレナグサとミヤマワスレナグサという種らしい.
恋人にこの花を採ってやろうと川辺に降りた若者が,
足を滑らせてドナウ川に転落してしまう.
力を振り絞り,この花を岸に向かって投げ,
「私の名を忘れないで」と叫びんだが,力つきて流されてしまう.
という恋人伝説があり,数々歌の歌詞にも登場する.
その伝説からフォーゲットミーノット(forget me not)の英名があり,
それを訳して,忘れな草ときれいな和名がつけられている.
日本にもわずかであるが昔からの自生種があり,
また,園芸用のものが野生化もしているようであるが,
写真は花壇に植えられていたもの(4/18撮影).
いずれにしても5弁の花が美しい.花期は3月~6月.

青くさい青春ありきわするな草
コメント
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