春,少し時期がずれますが,
いずれも低山の林縁などの木陰に花をつける
ヒトリシズカとフタリシズカ,
同時に取り上げたくなる二つの植物です。
どちらもセンリョウ科,
名にあるシズカ(靜)はいずれも源義経の愛妾,
静御前が由来となっています。
シズカの名がつけられなければ,
二つとも見向きもされなかったと思われる草の花です。
花穂が1本であるところから一人靜,
ヨシノシズカ(吉野静)ともよばれています。
静御前が吉野山で義経を偲びつつ,
頼朝の前で舞を舞う姿に見立てたそうです。
4月初旬から中下旬に花をつけます。
花穂が2本なのでフタリシズカ(二人靜)ですが,
実際は2本より,3本,4本のものが多いようです。
静御前の霊と霊が取り付いた野摘み女が並んで踊るという,
能の「二人靜」が名の由来になっています。
ヒトリシズカより花は半月ほど遅く,
4月下旬から5月上旬に咲きます。
寂しきに一人靜の花群れる
いずれも低山の林縁などの木陰に花をつける
ヒトリシズカとフタリシズカ,
同時に取り上げたくなる二つの植物です。
どちらもセンリョウ科,
名にあるシズカ(靜)はいずれも源義経の愛妾,
静御前が由来となっています。
シズカの名がつけられなければ,
二つとも見向きもされなかったと思われる草の花です。
花穂が1本であるところから一人靜,
ヨシノシズカ(吉野静)ともよばれています。
静御前が吉野山で義経を偲びつつ,
頼朝の前で舞を舞う姿に見立てたそうです。
4月初旬から中下旬に花をつけます。
花穂が2本なのでフタリシズカ(二人靜)ですが,
実際は2本より,3本,4本のものが多いようです。
静御前の霊と霊が取り付いた野摘み女が並んで踊るという,
能の「二人靜」が名の由来になっています。
ヒトリシズカより花は半月ほど遅く,
4月下旬から5月上旬に咲きます。
寂しきに一人靜の花群れる