行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

秋の野の花(3) クルマバナとイヌトウバナ

2011-10-24 20:32:56 | 花,植物

道端の野原にシソ科と思われるピンクの花が
幾株か咲いていました。
花のつき方は春に咲くオドリコソウに似ています。
初めて見る花です。
シソ科の野の花で調べてみると,クルマバナと知りました。


クルマバナはシソ科トウバナ属,
夏から秋に日当たりのよい道端などに見られる多年草,
花が茎の周りに丸く車のようにつくので車花の名があるようです。


9月のほぼ同じ時期,水際のやや日陰に小さな野の花を見つけました。
これもシソ科トウバナ属の多年草で,
犬塔花(イヌトウバナ)と知りました。
同じくトウバナ一家の一員です。


名にイヌがつく草は多くありますが,
役に立たないという意味でのイヌと
そうではない意味のイヌ(否ぬ)の両方があるようです。
トウバナがなにかに役立つとは聞きませんので,
この場合のイヌは否ぬ,トウバナとは違うという意味のイヌと思われます。
日本全国の山地のやや日陰の野に多く見られる草,
こちらも初めて見たように思えます。

行くほどに小さな秋の野道かな
コメント
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