行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

色づく木の実 (ゴンズイ,マユミ)

2012-10-17 21:15:27 | 花,植物
秋も本格的となり,木の実が色づき,
眼に付くようになってきました。


ゴンズイ,普段は花も木も地味で
存在すら分からない樹木ですが,
この時期になると,赤と黒の強烈なコントラストの果実ゆえに
とても目立つ存在,インパクトがあり,
見つけるとレンズを向けてみたくなります。


ミツバウツギ科の落葉小高木,
しかし,ゴンズイとは変わった名です。
魚にもゴンズイという名のものがいます。
こいつは食用にならず,役に立たない魚だそうです。
このコンズイの木も材が柔らかく折れやすく,
木材としては役に立たない木,
そこで魚のゴンズイの名がこの木にもつけられたとのことです。


マユミの実も色づいてきました。
こちらは晩秋になると実の外皮のピンク色が割れ,
中から真っ赤な種が顔を覗かせる美しい姿に変わります。
マユミは檀とも真弓とも書き,
木の材質は強く,ゆがみが少なく,
しなりもあり,昔から弓の材料に用いられています。


9月の初旬に載せたヒヨドリジョウゴの花が
果実となっていました。
花もまだ残りそして小さな出来立ての実もあり,
いろいろなステージのものが見られます。

木の実らの日毎色増すそぞろ寒
コメント
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