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多摩川の河川敷で見つけた
小さな薄緑色の初めて見るような気がする蔓草の花,
なんの花だろうと,
調べてみるとアレチウリ(荒地瓜)でした。
黄色はコセンダングサの花,
花の大きさはコセンダングサにほぼ同じです。
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アレチウリ(荒地瓜),
昭和27年に静岡県で初めて発見されましたが,
成長,繁殖力が強く,
今や本州以南の全国に広がり分布しています。
特定外来生物にも指定されている
駆除が困難なこまった草でもあります。
北アメリカ原産,輸入大豆にまぎれて
種が持ち込まれたといわれています。
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花がおもしろいのでいろいろ写して見ました。
この草にも雄花,雌花があるようです。
上2つが雄花,すぐ上が雌花と思われます。
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草の全景を写して見ました。
葉の形は名のとおりウリ科です。
防除には見つけたらこまめに抜くのが一番とのことですが,
地に落ちた実を鳥が食べ,
糞に混ざった種が繁殖地域を広げていくようです。
河川敷といえどもこんなに多く生えていては,
拡大するのを防ぐのはなかなか難しいように思われます。